先週の運用実績を解説(2022年 8/22~8/26)
各指標の週間騰落率
日経平均: -1.00 %
TOPIX : -0.75 %
ダウ平均: -4.22 %
S&P 500 : -4.04 %
週間市況概況
米国では、先週末に注目のジャクソンホール会議でパウエル議長の講演があり、
・「物価の安定には、しばらくの間引き締め的な金融政策を維持する必要がある」
・「インフレ率が低下したと確信できるまで、引き締め的な政策を続ける」
・「インフレ抑制のための金融政策により、企業や家計にある程度の痛みを伴う」
といった、何よりもインフレ抑制を最優先する姿勢を改めて明確にしました。これにより、早期金利引き下げ期待で楽観的になっていた市場は動揺、大幅下落で週末をむかえています。
インフレ要因の一つとなっているロシアのウクライナ侵攻ですが、プーチン大統領はロシア軍兵士を13万7000人増員する大統領令に署名し来年1月1日に発行される予定となっており、戦争の長期化と同時に世界的なインフレの長期化も懸念されます。
この様な外部環境のなか、日本では各省庁より2023年度の予算概算要求が出始め、防衛費や社会保障費が大幅に増加する見込みとなっており、地政学リスクや新型コロナの影響を強く受けた予算要求となっています。誰もが予想しなかったこれら2大要因による世界的なインフレの長期化は日本でもを避けて通れず、当面はリスク回避的な動きが継続する可能性を視野に入れながら慎重に銘柄選定を行う必要がありそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で+0.62%、対TOPIX比では+1.37%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.10%、対TOPIX比で+0.85%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、割安かつ好業績高配当の中小型株が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・予想修正サプライズファクター・株主還元性ファクターが大きくプラス、規模ファクターがマイナスとなり、週末のジャクソンホール会議でのパウエル議長講演が注目されるなか、ディフェンシブ性も兼ね備えた割安好業績高配当の中小型銘柄へ資金が向かったことが見てとれます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している5戦略がプラス、全戦略がTOPIXを大きくアウトパフォームする結果となりました。週間でTOPIXが-0.75%となるなか、8戦略の平均パフォーマンスは+0.10%、対TOPIX比で+0.85%を実現しています。
全戦略が市場平均を大きく上回った要因は、先々週と同様、割安に放置されていながら決算発表で大幅上方修正を発表した銘柄を多く保有していたことです。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、基本的に市場に連動するようポートフォリオが最適化されているため上昇局面でも市場に概ね連動する一方、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といったバランスの良いポートフォリオ特性を自動で維持し続けるため「ディフェンシブ性」も兼ね備えています。
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スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
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