先週の運用実績を解説(2022年 3/14~3/18)
各指標の週間騰落率
日経平均: +6.62 %
TOPIX : +6.10 %
ダウ平均: +5.50 %
S&P 500 : +6.16 %
週間市況概況
米国ではFOMCによる金融政策に注目が集りましたが、結果は予想通り「ゼロ金利解除・1会合0.25ポイントの利上げ」となりましたが、記者会見でパウエル議長は「必要に応じて金融引き締めの動きを加速させることもありうる」と述べ、総じてタカ派的な内容だったことから米国株は一時下落しました。しかし、会見でパウエル議長が米経済に対する自信を示したことや、原油価格の落ち着き、ウクライナとロシアの停戦協議が進展するとの思惑、さらに中国当局が市場を支える姿勢を示したことを受け、急激なショートカバーの連鎖がおこり、主要指数は軒並み連騰で週末を迎えました。
一方、ウクライナ問題は、停戦協議への期待が高まるもロシアは攻撃をさらに激化、マリウポリからの撤退を要求しましたがウクライナはこれを拒否、ウクライナ問題は未だ先が見えない泥沼化の様相となっています。
この様な外部環境のなか、日本市場も買い戻しを中心に、連日上昇し週末を迎えました。しかし、資源高による経常赤字から急激に円安が進行、円安脅威論の高まりから金融政策の転換を懸念する声も出始めるなか、黒田総裁は「円安は日本経済にプラス」との考えを示し円安を容認する構えのようです。「資源価格の高止まりと円安」が長引く可能性から、企業業績を下方修正する企業が増える一方で逆に恩恵を受ける企業も多く、来期の企業業績は二極化する可能性を考慮する必要がありそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で5.12%、対TOPIX比では-0.98%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で4.03%、対TOPIX比で-2.07%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は原油価格の落ち着き、FOMC通過、ウクライナ侵攻の停戦期待から買い戻し中心の展開となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター、成長性ファクター、流動性ファクターがプラス、騰落率ファクターが大きくマイナスとなり、流動性が高く大きく売り込まれていたグロース銘柄が買われたことが見て取れます。
この様な状況のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全戦略がTOPIXを下回る結果となりました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グロース・バリューに偏らない運用を行っており、下落過程でウエートが増加したバリュー株を減らし、ウエートが減少したグロース株を増やすリバランスを先々週から徐々に行っておりましたが、買い戻し中心の急激な上昇には若干ついていけませんでした。
しかし、長期投資においては、需給による激しい動きに翻弄されず、超好業績の優良銘柄に投資し続けることが重要です。足元の急落による割高銘柄の激しい下落を目の当たりにし、このことが重要であることをご理解いただけたと思います。
短期的な買い戻しが一巡すれば、再び銘柄選別が始まります。価格変動に躍らされずに、淡々と割安な超優良銘柄へ投資を続けることが長期投資においてはとても大切だと私達は考えています。
しかし、市場を取り巻く環境は未だ不透明要因が山積しており、このまま上昇が継続する可能性が低くいとお考えの方は、 ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している、特許を取得したロボアド初のヘッジ機能を利用して見てはいかがでしょうか。低コストで簡単に市場リスクをコントロールできるので、世界市場の暴落に備えることが可能です。 詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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iOS
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。