先週の運用実績を解説(2023年 6/12~6/16)
各指標の週間騰落率
日経平均: +4.47 %
TOPIX : +3.42 %
ダウ平均: +1.25 %
S&P 500 : +2.58 %
NASDAQ : +3.25 %
週間市況概況
米国では、6月のFOMCが開催され全会一致で利上げ見送りを決定、政策金利を5~5.25%の据え置きとしました。しかし、「ほぼ全てのFOMC参加者が今年末までに、ある程度の追加利上げが必要と予想」、一時停止ではなくスキップと表現したことからも利上げスピードを落としただけで、年内に2回程度の追加利上げがある可能性を示した非常にタカ派的な内容となり、利上げフェーズ終了を期待していた市場は下落で反応しました。翌日には、新規失業保険申請者数及び失業保険受給者総数が発表され、予想を上回る数字となったことから再び利上げ停止の思惑で上昇するも、複数のFRB高官から追加利上げを示唆する発言が相次いだことで週末は下落となりました。しかし、週間を通しては強い上昇トレンドを維持したまま週末をむかえています。
中国では、民間企業の投資が減少し若者層の失業率が過去最悪となるなか、王毅氏とブリンケン国務長官の会談が行われました。関係悪化の底を見極めたい両国の思惑が一致するかに注目が集まります。
欧州では、NATOが日韓豪NZとサイバー・宇宙等で連携する新協力計画をつくるとし、中国に対する抑止力を高める動きが強まっています。また、バイデン大統領とNATOストルンベルグ事務総長が会談し、反転攻勢を開始したウクライナへの支援を継続することで一致しました。覇権主義と民主主義による世界の分断は益々加速しています。
この様な外部環境のなか、日本では6月FOMC及び金融政策決定会合の結果を受け、円安が進行しており、前回の為替介入水準の145円90銭が意識されます。一方の政治面では、G7サミット終了後に衆院解散はしない方針を示した岸田総理でしたが、一転して解散をほのめかしたことで与党は浮足立っていましたが、再び解散は考えていないことを明言したことで与野党に波紋が広がっています。ここまで急ピッチで上昇してきた日本の株式市場ですが、逆張りスタンスで売り越していた個人投資家もここにきて買い越しに転じ始めており、さらなる上昇に期待がかかります。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+3.83%、対TOPIX比では+0.41%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+3.48%、対TOPIX比で+0.06%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、上昇モメンタムのある好業績のグロース株が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・成長性ファクター・予想修正サプライズファクター・騰落率ファクターが大きくプラスとなり、上昇トレンドが続く好業績の成長株へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、6戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。8戦略の平均リターンは+3.48%と市場平均の+3.42%を上回っています。
6戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性がプラスに大きく寄与したことです。
残り2戦略が市場平均からアンダーパフォームした理由は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性がバリュー要素である「割安・高配当」特性のマイナスを補いきれなかったためです。
4月、5月から海外投資家による一部大型銘柄への集中買が継続していましたが、6月に入り中小型株にやっと買いが波及してきました。しかし、グロース銘柄が買われる傾向が続いており、バリュエーションよりも上昇トレンドに乗る動きが勝っている状況が続いています。
いずれは、バリュー銘柄にも波及してくると考えられますが、上昇相場では「上がるから買う・買うから上がる」となりやすいため、逆らわない運用が必要ではないでしょうか。
とは言え、ウェルスウイング(Wealth Wing)はバリュー・グロースに偏らない運用を行っており、ポートフォリオが行き過ぎたグロース偏重とならないよう適宜リバランスを行っています。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年5月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込) ※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:98.3%(前週比+2.7%)
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
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↓↓↓↓↓↓↓ プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
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