先週の運用実績を解説(2021年 12/6~12/10)
各指標の週間騰落率
日経平均: +1.46 %
TOPIX : +0.90 %
ダウ平均: +4.02 %
S&P 500 : +3.82 %
週間市況概況
米国ではオミクロン株の感染力は強いものの重症化リスクは低いとの見方から経済への影響は限定的と判断した投資家の買い戻しが週初は入りました。しかし、週末にCPIの発表を控えているため上昇は続かず利益確定売りに押されましたが、発表されたCPIの数値は約39年ぶりの高水準となったものの事前の予想範囲内であったため国債金利は低下しハイテク株を中心に買い戻されました。
一方、中国では恒大集団問題に対してリスク管理委員会が設置され、政府が経営に介入する姿勢が鮮明化となりましたが、米国格付け会社が「一部デフォルト」と認定し今後に不透明感を残しています。しかし、恒大集団問題は金融危機を引き起こすような致命的な問題とはならないとの見方が多く、インフレ懸念の沈静化を機に不動産問題等で冷え込んだ景気にてこ入れするため中国政府は緩和姿勢に転じました。
この様な外部環境のなか、日本市場も買い戻しの動きとなりましたが、週末は米CPIの発表を前に利益確定売りに押されました。現在の世界的なインフレの主たる要因はコロナに起因する供給制約ですが、時間の経過と共に徐々に供給制約も緩和し始めています。また、今週の14、15日に行われるFOMCではテーパリング加速と早期の利上げが議論されそうですが、発表されたCPIは高水準であったものの予想範囲内であったため極端なタカ派姿勢には転じないとの予想が多くなっています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で+1.89%、対TOPIX比では+0.99%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.36%、対TOPIX比で+0.46%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週はオミクロン株感染拡大懸念が和らいだことで買い戻しの動きとなり、ウェルスウイング(Wealth Wing)の8戦略平均パフォーマンスは先週に引き続きTOPIXをアウトパフォームする展開となりました。ウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」の優良銘柄を中心に成長株と割安株をバランスよく保有しているため、今週は割安銘柄がパフォーマンスに寄与しました。ファクター動向を見ても、割安性ファクター、株主還元性ファクターが大きくがプラスとなっており、この傾向が見て取れます。
今週はFOMC、日銀金融政策決定会合と金融政策を決める重要な会議が日米で開かれます。インフレ圧力による短期金利上昇と景気減速懸念による長期金利低下が起こした長短金利差の縮小がいつ解消されるかに今後は注目が集まりそうで、しばらくは金利の動向に一喜一憂する展開が続きそうです。
しかし、上述したようにウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」の優良銘柄を中心に金利低下時に強い成長銘柄、金利上昇時に強い割安銘柄をバランス良く保有しています。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮した成長銘柄や割安銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」とお考えの方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。