先週の運用実績を解説(2022年 6/6~6/10)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.23 %
TOPIX : +0.51 %
ダウ平均: -4.58 %
S&P 500 : -5.05 %
週間市況概況
米国では、止まらないインフレのなか景気後退を示す指標が多くなり、スタグフレーションが現実味を帯びてきています。シカゴ大学が行った世論調査ではアメリカの経済状況について83%が「悪い」「あまり良くない」と回答、週間住宅ローン申請件数は22年ぶりの低水準、CFO調査では2023年上半期に景気後退が起こると68%が回答、ミシガン大学消費者信頼感指数は過去最低となり消費者心理も悪化するなか、週末に発表された5月消費者物価指数(前年比)は+8.6%と1981年12月以来40年5ヵ月ぶりの高いインフレ率となったことを受け、スタグフレーションリスクを意識した市場は週末にかけて大幅な下落となりました。今後非常に難しい舵取りが求められるFRBですが、今週14・15日に開催されるFOMCでどの様な決定が行われるかに注目が集まります。
欧州では、ECBが政策金利を7月会合で0.25ポイント利上げ、9月にはマイナス金利を終了する方針も示唆しインフレ抑制へ大きく舵を切りました。また、OECD(経済協力開発機構)は、2022年の加盟38ヵ国のインフレ率見通しを8.5%と発表、世界各国がインフレに苦しむ状況が鮮明となってきています。
この様な外部環境のなか、日本でも食料品を筆頭に相次いで値上げが発表され家計が苦しむなか、黒田総裁は「家計は値上げを受け入れている」と発言し大きな問題となりましたが翌日には発言を撤回しました。今回のインフレは円安要因が強く、円安を放置している政権に対して一部では岸田インフレと揶揄する向きもあり、選挙を前にして金融政策への圧力を強めるのかが注目されます。一方、コロナ感染者数は30日連続で前週を下回り感染者数減少が鮮明となるなか、添乗員付きのパッケージツアーといった制約はあるものの、98の国と地域に対して訪日観光手続きが再開され、今後の受入数増加によるインバウンド景気が期待されます。世界各国がインフレ抑制のため金融引締めに動くなか、いつまで日本だけが緩和姿勢を続けることができるのか、また金融引締めへ転じた時に日本市場はどの様に反応するのかを注視していく必要があります。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高企業価値ポートフォリオ」でした。
週間で1.60%、対TOPIX比では1.09%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.09%、対TOPIX比で+0.58%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、バリュエーション調整が終わり割安となったグロース銘柄が、6月のメジャーSQへ向けて堅調となりました。ファクターリターンを見ても、成長性ファクター・割安性ファクター・流動性ファクター・規模ファクター・騰落率ファクターがプラスとなっており、指数寄与度が高い足元上昇傾向が続いていた割安グロース株が堅調であったことが見て取れます。
この様な状況のなか、 今週もウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全戦略がプラス、全ての戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。アウトパフォームの要因は、グロース株・バリュー株・クオリティ株をバランス良く分散投資することで、それぞれが互いを補完し合うリスク分散効果の高いポートフォリオを構築しているからです。
単純に複数の銘柄を保有することが分散投資ではありません。
テーマ投資の様に、同じ要因に連動して動く銘柄群に投資しても互いを補完し合う効果は薄く、リスク低減効果を期待する分散投資とはならないのです。真の分散投資とは、一方が不調であるとき他方がそれを補う組み合わせへ投資する必要があり、そのためには全ての銘柄の関係性を分析し最適に組み合わせるポートフォリオ構築技術が必要となります。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、高度な分散投資を自動で行いながら優れたポートフォリオ特性を維持し続けるお任せ運用(ロボアド)です。
プライム市場だけでも約1900銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。