先週の運用実績を解説(2022年 7/4~7/8)
◆ 安倍晋三元首相のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
各指標の週間騰落率
日経平均: +2.24 %
TOPIX : +2.30 %
ダウ平均: +0.77 %
S&P 500 : +1.94 %
週間市況概況
米国では、6月のFOMC議事要旨が公開され、「7月も0.75ポイント利上げの可能性」、「強いインフレ圧力が続く場合はさらに引き締め的スタンスが適切」、「金融引き締めによって経済成長が一定期間鈍化する可能性を認識もインフレ率を2%に戻すことが重要」と依然として強いタカ派姿勢であったことがうかがえた一方で、6月ISM非製造業景気指数(前月比)が2020年5月以来の低水準となるなど足元では景気後退を示唆する経済指標の発表が相次ぎインフレのピークアウトから金利上昇スピードの鈍化を予測する向きの買いがグロース銘柄を中心に継続しました。しかし、FRBウォラー理事は景気後退の懸念は誇張され過ぎているとの認識を示し、また週末に発表された6月非農業部門雇用者数(前月比)も市場予想を大幅に上回る結果となり、米国経済の粘り強さを再認識した市場は小幅下落で週末をむかえました。米国市場ではインフレと景気後退懸念の綱引き状態が依然として続いています。
中国では、上海の2/3の区で大規模な新型コロナの検査が開始され、景気の持ち直しの遅れが懸念されています。
この様な外部環境のなか、日本では参議院選挙が行われ、自民党が単独で改選過半数をしめる大勝となりました。直前に起きた非常に不幸な事件により市場にも動揺が広がりましたが、選挙の結果を受け本日の先物市場は上昇から始まっています。一方、落ち着いたかに見えたコロナ感染者数がここにきて急増の兆しを見せ始めており、第7波入りによる内需回復への影響が懸念されます。しかし、政治の安定と円安による企業業績の上振れが期待できる日本市場は底堅いと見る向きもあるようです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+1.39%、対TOPIX比では-0.91%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.16%、対TOPIX比で-1.14%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、売り込まれていた高収益・財務健全な優良企業が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・財務健全性ファクターがプラス、騰落率ファクターが大幅にマイナスとなり、優良銘柄へのリターン・リバーサル的な動きが顕著となったことが見てとれます。
この様な市況環境のなか、 ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全戦略がプラスになるも、全戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となってしまいました。
アンダーパフォームの要因は、バリュー銘柄を中心に上半期堅調が続いた銘柄を多く保有していたため、ポートフォリオ全体として順張り傾向となっており、今週の逆張り的な動きについていけなかったことでした。
先週のレポートで、
米国のリセッション入りが濃厚となるなか金利上昇スピードの鈍化が予想され始めており、徐々にバリュー株からバリュエーション調整が済んだグロース株への資金シフトが起きる可能性があると考えています。
とお伝えしたにも関わらず、この予想された動きについて行けなかった理由ですが、
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない運用を行っており、このバランスを調整するために定期的にリバランスを行っています。しかし、売買による執行コストを最小限にするために時間分散しながら徐々に調整を行っているため、足元ではまだ若干バリュー寄りのポートフォリオ特性となっています。現在、順次リバランスを実施しながら市場変化に追随すべく調整を行っております。
プライム市場だけでも約1900銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。