先週の運用実績を解説(2022年 12/19~12/23)
各指標の週間騰落率
日経平均: -4.69 %
TOPIX : -2.68 %
ダウ平均: +0.86 %
S&P 500 : -0.20 %
週間市況概況
米国では、住宅関連指標が軒並み減速を示し景気減速が懸念されるなか、消費者信頼感指数が3ヵ月ぶり上昇、7-9月期GDPも上方修正されたことを受け市場はそれを好感し上昇に転じました。しかし、2023年は「景気後退下の利上げ維持」を予想する向きも多く、上昇は継続せずに週末をむかえています。
中国では、引き締め過ぎた政策を緩和方向へ転換する動きとなっており、民営経済と不動産の立て直しが課題となりそうです。
ウクライナ情勢は、侵攻後初となるゼレンスキー大統領の米国訪問が実現し、パトリオット供与等の軍事支援を受けることを確約、一方のロシアはこれに反発し米国も射程圏内となる新型ICBMを近く実戦配備する等、戦況は益々エスカレートしており、地政学リスクの高まりが懸念されます。
この様な外部環境のなか、日本の話題は何と言っても日銀による突然の政策転換サプライズでした。これまで維持していた大規模緩和を修正し、長期金利の変動幅を従来の±0.25%程度から±0.5%程度へ変更、10年目にして実質利上げに踏み切りました。これにより一時1ドル=130円50銭台となり、株価は大幅下落、不意打ちとなった政策転換に不信感を抱き、黒田総裁は利上げではないとコメントするも、金利正常化へ舵を切ったと市場は判断、大幅下落のまま週末をむかえました。正常化へ向かうとすれば、今後は「更なる長期金利変動幅の拡大」⇒「マイナス金利の撤廃」⇒「ゼロ金利解除」の流れを予想する一方、政策変更は急激な動きとはならないと見る向きもあり、来春の日銀総裁交代前後の動きを注視する必要がありそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-2.51%、対TOPIX比では+0.17%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-3.18%、対TOPIX比で-0.50%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、10年ぶりの実質利上げとなる日銀の政策変更サプライズがあり、金利上昇に強い高配当銘柄が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクターがプラス、収益性ファクター・成長性ファクター・予想修正サプライズファクターが大きくマイナスとなり、9月から回復傾向にあったグロース株が金利上昇を受け軟調となる一方で、バリュー株が堅調となったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナス、8戦略中7戦略がTOPIXをアンダーパフォームしてしまいました。8戦略の平均リターンは-3.18%と市場平均の-2.68%を下回る結果となっています。
8戦略中7戦略が市場平均を下回った要因は、ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用ポリシーとなっている「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のなかの、グロース要素である「高収益・高成長」特性がパフォーマンスの足を引っ張ったことです。
しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グロース・バリューに偏らない運用を行っているため、グロース銘柄だけのポートフォリオと比較するとマイナス幅を小さく収めることができました。
段階的に金融政策が変更されたとしても、グロース・バリューは循環物色される傾向があるため、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といったクオリティの高い銘柄の堅調は続くと考えています。
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。