目次
各指標の月間騰落率11月の市況概況月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?月間パフォーマンスの背景

2021年11月の運用実績をご報告!

Wealth Wing(ウェルスウイング) の月間実績

各指標の月間騰落率

日経平均: -3.71 %
TOPIX  : -3.64 %
ダウ平均: -3.73 %
S&P 500 : -0.83 %

11月の市況概況

月初は、注目されていた米国のテーパリング開始が正式に発表され、インフレ長期化の可能性も示唆されました。日本においては決算発表が本格化し、概ね良好な決算が発表され、好業績銘柄への個別物色が活発になりました。

月半ばには、岸田政権による財政支出55兆7000億円の過去最大規模の経済対策が閣議決定されましたが、成長戦略に乏しい内容から株式市場はほぼ無反応となりました。

月後半には、パウエル氏のFRB議長再任が決まったことで、米国債の金利上昇、円安が加速しました。しかし、26日早朝に「南アフリカで新型コロナウイルスの変異種が検出され、感染が急増している」と伝わり、再び世界景気の後退懸念が強まったことで一転し、世界の様々な市場で逆回転が起こりました。これにより、米国債金利の大幅下落、急激な円高となりましたが、「オミクロン株による労働市場の回復の遅れやサプライチェーンの混乱がインフレの不確実性を高めるた、テーパリングを数か月早く終わらせることが望ましい」とのパウエル議長発言を受け、再び米国債金利が上昇し円安へ引き戻されています。

オミクロン株に関しては医薬品各社ごとに見解が異なり不透明な状況が続く中、市場も情報に振り回される展開となっています。さらに、12月3日には米暫定予算の期限を迎えるため、場合によっては米政府機関が短期的な閉鎖に追い込まれる可能性も高まっています。不透明なリスク要因が山積するなか、岸田政権による過去最大の経済対策も成長戦略に欠けるため割安な日本株への見直し買いも入らない状況となりました。

月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
月間で-2.77%、対TOPIX比では0.87%となり、TOPIXをアウトパフォーム!

運用実績トップ3

運用実績トップのグラフ

Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で-4.51%、対TOPIX比で-0.87%となっています。

月間パフォーマンスの背景

11月は決算発表が出そろい、改めて好業績の優良銘柄へ買いが集まりました。特に上昇トレンドが継続している優良銘柄が堅調で、ファクターの推移からも明確にこの傾向が見て取れます。 月間ファクターリターン

下図は、騰落率ファクター、収益性ファクター、財務健全性ファクターだけを切り出したグラフです。新たな変異株であるオミクロン株の検出が伝わった月末でも、この3ファクターは相対的に堅調を維持していました。 ティピカルなファクター

この傾向は、初めてコロナ感染者が出た2020年2月から市場が戻る過程で上昇した銘柄群の特徴と似ています。不確実な市況環境になると優良銘柄へ資金が集中する傾向が見て取れ、今回もその傾向が出ていました。先行きに対する不透明感が醸成されると、不確実な成長性よりも確実な収益性が評価される傾向となるからだと考えています。足元では2期先の成長性ファクターの弱さが顕著となっており、将来の業績に対して市場は疑念を持ち始めていることが見て取れます。 注目ファクター1

11月も非常に難しいポジション運営を余儀なくされました。インフレ懸念、オミクロン株の影響、米債務上限問題、日本株の不人気等、リスクが山積しており、しばらくの間はヘッドラインに一喜一憂する不安定な相場が予想されます。

そういったなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」の優良銘柄への投資を基本コンセプトにしており、足元では9割以上の運用銘柄が業績上方修正を発表し、同時に増配や自社株買いも発表する企業が相次ぎました。

もし積極的にリスクを取るならば新たな変異株であるオミクロン株の動向に注視しながら押し目買いのチャンスを待つのもありかと思いますが、逆に不透明感が増しているのでリスクを低減したいとお考えの方は「ヘッジ機能」の利用をご検討してみてはいかがでしょうか。

ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能は、前場・後場の寄り前にON/OFFが可能ですので、市場動向を見ながら機動的に市場リスクをコントロールすることができます。

詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス 投資運用部

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※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
 
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