先週の運用実績を解説(2022年 4/11~4/15)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.40 %
TOPIX : -0.03 %
ダウ平均: -0.78 %
S&P 500 : -2.13 %
週間市況概況
米国では、12日に発表された3月消費者物価指数が前年比+8.5%と40年ぶりの高水準となり、FOMC構成メンバーからも5月の会合で0.5ポイントの利上げが妥当との認識が示されるなど、タカ派姿勢を後押しする材料が相次ぎ、これを織り込む形で米国債金利が上昇、グロース株を中心に大幅な下落となりました。また、企業決算の先陣を切った銀行の決算が振るわない状況もあり、昨年末から続いているグロース売りバリュー買いの流れから、さらに保守的なディフェンシブ買いへと物色傾向が移ってきています。
市場を揺るがしているウクライナ情勢は、期待とは裏腹に泥沼化の一途をたどっており、世界経済に与える影響を懸念する声が日増しに高まっています。
この様な外部環境のなか、日本市場でも世界経済に大きな影響を与える不確実な要因に対して守りの姿勢を強めており、さらに欧米各国と真逆の金融政策をとり続ける日本の特異性から円安の進行も止まらず、4月末から本格化する業績発表を前に医薬等のディフェンシブ銘柄へ資金の逃避が起きています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高企業価値ポートフォリオ」でした。
週間で+1.33%、対TOPIX比では+1.36%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.46%、対TOPIX比で+0.49%となっています。
週間パフォーマンスの背景
今週は、足元堅調な大型バリュー銘柄へ物色対象が移りました。ファクターリターンを見ても、割安性ファクター、株主還元性ファクター、騰落率ファクター、規模ファクターがプラスとなっており、ディフェンシブ銘柄が多い足元上昇傾向にある大型バリュー株が相対的に堅調であったことが見て取れます。
この様な状況のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略中7戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グロース・バリューに偏らないバランスの良い好業績の割安銘柄に投資していますが、これらはある程度ディフェンシブ性も有しているため市場をオーバーパフォームする戦略が多くなりました。
しかし、優良銘柄といえども、コロナ禍や地政学リスクが高まった場合は大きな下落を避けることは出来ません。
現在の様に先行き不透明な市況環境であるなら、
・市場全体が急上昇した後は、市場リスクを低減
・市場全体が急下降した後は、市場リスクを増加
といった市場リスクのコントロールを加えると、さらに運用効率が上がるのではないでしょうか。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、特許を取得したロボアド初のヘッジ機能をご提供しています。低コストで簡単に市場リスクをコントロールできるので、上下に振らされる不安定な動きを抑制することが可能です。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。