目次
各指標の週間騰落率週間市況概況週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?週間パフォーマンスの背景運用開始からのパフォーマンスの推移運用開始からの利益口座比率の推移

先週の運用実績を解説(2023年 3/20~3/24)

Wealth Wing(ウェルスウイング) の週間リターン

各指標の週間騰落率

日経平均: +0.19 %
TOPIX  : -0.21 %

ダウ平均: +1.18 %
S&P 500 : +1.39 %
NASDAQ : +1.66 %

週間市況概況

 米国では、3月FOMCが開催され0.25ポイントの利上げを決定、政策金利の誘導目標も4.75%~5.0%と前回比+0.25ポイントとしました。会合後の会見でパウエル議長は「銀行システムは健全で強固な資本と流動性を維持している」と強調した上で、利上げの理由は「前回FOMC以降経済指標は想定を上回る強さで経済活動やインフレに勢いがある」としました。声明文では「継続的な利上げが適切」との文言が削除されたため、市場は近く利上げが終了するのではとの思惑から上昇となるも、パウエル議長の「年内の利下げは見込んでいない」との発言やイエレン財務長官が「預金の全面的な保険や保証に関することを検討したり議論したりしていない」と発言したことにより市場は下落に転じました。しかし、市場では利上げ打ち止めムードが醸成されはじめています。

 ドイツでは、米銀SVB破綻に端を発した金融不安が飛び火しドイツ銀行が一時約15%の下落となりました。ショルツ首相は「ヨーロッパの銀行システムは安定、ドイツ銀行も収益性高く心配する必要はない」と強調するなど金融不安の沈静化に腐心しています。しかし、市場関係者の間では「リーマンショックの再来にはならないだろう」との意見も多く、落ち着いた対応が求められそうです。

 この様な市況環境のなか、日本では総額2兆円超の物価高対策を決定、低所得世帯に一律3万円、子育て世帯には1人あたり5万円を給付、また再エネ賦課金の引き下げ等が実施される見通しとなりました。一方の賃金に関しても、大手企業に続き中小企業でもパートの賃上げが正社員を上回る水準となる等、物価高騰に対応できる環境が整いつつあります。また、岸田総理がウクライナを電撃訪問するなど外交面でも動きが活発となり、岸田政権の支持率が回復傾向となっています。欧米と異なり、日本は米銀破綻の影響を直接受けることもなく、コロナ渦からの景気回復、物価高対策と賃金上昇、政権安定といった好材料が整いつつあり、今後の株価上昇に期待がかかります。

週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

 この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-0.08%、対TOPIX比では+0.13%となり、TOPIXをアウトパフォーム!
運用実績ランク

運用実績トップ戦略 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.49%、対TOPIX比で-0.28%となっています。

週間パフォーマンスの背景

 先週は、財務健全な小型バリュー銘柄が相対的に堅調となりました。ファクターリターンを見ても、財務健全性ファクター・割安性ファクター・株主還元性ファクターがプラスとなる一方で、規模ファクター・流動性ファクターが大きくマイナスとなっており、欧州にも広がった金融不安からリスクオフによる換金売りが発生、流動性の高い大型株が売られたため、流動性の低い小型バリュー株が相対的に堅調となったことが見て取れます。 先週のファクター動向

その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナス、8戦略中7戦略がTOPIXをアンダーパフォームしてしまいました。8戦略の平均リターンは-0.49%と市場平均の-0.21%を下回る結果となりました。

8戦略中7戦略がアンダーパフォームした理由は、
ドイツ銀行の下落により金融不安が増すなか、換金性の高い高流動銘柄が売却されたためです。金融不安が起これば、真っ先にリスク資産が換金売りの対象となり、さらにそれを短時間で売却するためには高い流動性が必要となるため、高流動かつ大型の銘柄が売却されやすくなります。

 しかし、こう言ったパニック的退避行動による下落は、状況が好転すれば逆に真っ先に買い戻されるため、落ち着いた対応が求められます。

 今回の様に、ウェルスウイング(Wealth Wing)が市場平均を下回る局面は、日本市場から資金が一気に流出するようなバリュエーションを無視した換金売りの場合がほとんどです。この場合、狼狽売りや追証による強制決済等の投げ売りが集中的に発生するため、想定以上の下落に見舞われます。

 ですが、むしろ超優良企業を割安で購入できる好機と考えており、実際に過去においても振り返れば増額をする良いタイミングであったことが利益口座比率の推移からも見て取れます。

 長期運用においては、今回の様な市場全体を揺るがす局面は度々起こります。しかし、ブレずに「丁寧なリスクコントロールで、勝率の高いファクターへ投資し続ける運用」を継続することが重要ではないでしょうか。

 一方、急騰による過熱局面や米銀SVBに関する報道の初報でスマートヘッジを上手く利用されている方は、今回の大幅下落でも損失を軽微に回避されています。スマートヘッジにご興味がある方は、是非こちらもご参考ください。

=>リスク要因が山積する今、資産を守りながら運用するには

運用開始からのパフォーマンスの推移

※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています

上のグラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認できます

運用開始からの利益口座比率の推移

利益口座比率 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。

先週末時点の利益口座比率:80.5%(前週比-2.2%)

 繰り返しになりますが、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用を行っており、これらが投げ売りされる局面は、むしろ超優良企業を割安で購入できる好機と考えており、実際に過去においても振り返れば増額する良いタイミングであったことが利益口座比率の推移から見て取れます。

Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing

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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。

 さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。

 この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。

 また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる

「極めて透明性の高い資産運用サービス」

となっています。

 さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス 投資運用部

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※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
 
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