先週の運用実績を解説(2024年 9/24~9/27)
各指標の週間騰落率
日経平均: +5.58 %
TOPIX : +3.73 %
ダウ平均: +0.59 %
S&P 500 : +0.62 %
NASDAQ : +0.95 %
週間市況概況
米国では、9月のPMI速報値が前月比-0.2ポイント、また、9月の消費者信頼感指数も前月比-6.9ポイントとなり、大統領選挙の不確実性が景況感を抑制しているとの見方があるなか、市場は前週のFOMCによる大幅利下げを受け堅調に推移、NYダウ・S&P500は最高値を更新するなど3指数揃って上昇で週末をむかえています。
この様な外部環境のなか、日本では、日銀・植田総裁が講演で「8月に入り一方的な円安は修正され、輸入物価上昇率も鈍化した」「輸入物価上昇を受けた物価上振れリスクは相応に減少している」「政策判断にあたっては内外金融資本市場の動向や海外経済の状況など丁寧に確認する必要がある」とし、利上げありきから柔軟な姿勢への変化が見られました。一方、政治面では、立憲民主党の党代表に野田元総理が、週末には自民党の新総裁に石破氏が選出されました。利上げや金融所得課税に積極的な石破氏が新総裁に選ばれたことで、その日の夜間取引市場の日経平均は2,000円を超える大幅安となりました。また、石破氏は、総裁選時の言葉を早くもひるがえし、10月15日公示、27日投開票とする早期の衆院選を実施する方針を、異例となる首相就任前に固めました。国民が十分に政党や政治家を評価する時間を無くすことを意図したとの見方も出ており、総裁就任後の豹変ぶりがどの様な結果につながるか、そして、衆院選後の政治は混乱するか等、注視する必要がありそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「積極投資型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+3.49%、対TOPIX比では-0.24%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+3.23%、対TOPIX比で-0.50%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、出遅れていた大型クオリティ株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、規模ファクター・収益性ファクター・成長性ファクター・財務健全性ファクター・予想修正サプライズファクターがプラスとなる一方、騰落率ファクターがマイナスとなり、週末の自民党総裁選で株式市場にとってポジティブな高市氏の選出を期待し上昇するなか、下落傾向にあった大型クオリティ株へ買い戻しの資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全ての戦略がプラスとなるも、全ての戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+3.23%と市場平均の+3.73%を下回りました。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
市場平均よりもアンダーウエートしているヒストリカルボラティリティファクターが大きくマイナスに寄与、バリュー要素の「割安・高配当」特性及びグロース要素の「高収益・高成長」特性及び市場平均よりも露出している予想修正サプライズファクターでもマイナスを賄うことができなかったことです。
先週のレポートで以下を掲載しました。
足元の市場は、価格変動リスクの高い銘柄の動きが活発になっており、市場全体のリスクが上昇しています。
本レポートでは、度々言及しておりますが、
価格変動リスクの高い銘柄は短期のトレーディングには適していますが、長期運用においては複利効果を低減させるため不向きとなる傾向があります。
長期運用で有名なウォーレン・バフェット氏のアルファについて書かれた論文(Buffett's Alpha)でも、バフェット氏のポートフォリオのパフォーマンスは低ベータファクター及び低ボラティリティーファクターと高クオリティーファクターに大きく依存していると結論付けています。
つまり、「価格変動リスクが低い質の高い銘柄を長期保有する」ことが、長期運用にとっては重要であると考えています。
そして、石破氏が新総裁に選出された後の夜間取引市場では、日経平均が2,000円を優に超える大幅安となり、9月の上昇分を一日で帳消しにしました。
足元の市場は不確実性の高い環境により価格変動リスクが増大しており、価格変動リスクの大きな銘柄への投資が極めて難しい状況となっています。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的な価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年8月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:93.4%(前週比 +3.9%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項
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・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。