先週の運用実績を解説(2022年 6/13~6/17)
各指標の週間騰落率
日経平均: -6.69 %
TOPIX : -5.52 %
ダウ平均: -4.79 %
S&P 500 : -5.79 %
週間市況概況
米国では、市場を一転させたCPIショックの余波が残るなかFOMCが開催され、27年ぶりに政策金利を0.75ポイント利上げすることを決定しました。今回の利上げは予想された範囲であり、また会合後の会見でパウエル議長が、7月は0.5ポイントにとどめる可能性を示唆、インフレは改善が見られるとの見方、GDP見通しをハードランディングは想定しない+1.7%としたことが一定の安心感を与え市場は上昇に転じました。しかし、5月小売売上高(前月比)が大きく減少、5月住宅着工件数(前月比)も1年1ヵ月ぶりの低水準、6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は2年1ヵ月ぶりマイナスで市場予想を大幅に下回るなど、景気減速を示す指標が相次ぐ一方で、5月期待インフレ率中央値(1年先)が6.58%と統計開始以来の最高水準となりインフレの長期化も示唆、終わりが見えないインフレと足音が聞こえる景気減速を再認識した市場は大幅下落で週末をむかえました。
中国では、ゼロコロナ政策から緩和に舵を切ったことから、5月工業生産(前年比)が増加に転じるなど景気回復基調が見える一方、5月小売売上高(前年比)は3ヵ月連続減となり本格的な経済回復には時間がかかる見通しです。
スイス国立銀行は17年ぶり利上げ、イングランド銀行は5会合連続の利上げと、世界的なインフレにより欧米各国の中央銀行は一斉に利上げに動いています。
この様な外部環境のなか、日本では日銀が金融緩和姿勢を堅持することを決定、利上げに動く欧米諸国とは真逆の政策を維持しています。しかし、7月10日に参院選の投開票が予定されるなか、円安に起因する物価上昇に対して国民の不満は日増しに高まっており、岸田総理は政府に「物価・賃金・生活総合対策本部」を立ち上げると表明、国民の不満に配慮した政府と緩和姿勢を堅持する日銀の動きに注目が集まります。一方、5月訪日外国人数は2ヵ月連続で10万人を上回り、訪日観光客については6月10日から受け入れ手続きが再開し入国が本格的に始まる見通しからインバウンド景気に期待する向きもあります。しかし、インフレの長期化から世界へ広がる景気減速懸念、これまで以上に銘柄選別を慎重かつ適切に行う必要があるのではないでしょうか。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-4.19%、対TOPIX比では1.33%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-4.50%、対TOPIX比で+1.02%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、再びバリュー優位・グロース劣後の二極化相場となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・成長性ファクターが大幅にマイナス、一方で割安性ファクター・株主還元性ファクターが大幅にプラスとなっており、5月に沈静化したバリュー優位・グロース劣後の二極化相場が再び再開されたことが見て取れます。
この様な状況のなか、 今週もウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。アウトパフォームの要因は、グロース株・バリュー株・クオリティ株をバランス良く分散投資することで、それぞれが互いを補完し合うリスク分散効果の高いポートフォリオを構築しているからです。現在、世界的な下落トレンドが続いており、大きな損失を被らないためには、この様な銘柄選別と組み合わせが非常に重要になると考えています。
ただし、今後株式市場から大きな資金流出が起きた場合、どれ程良い銘柄であっても換金売りに押される可能性があります。ですが、こういった局面は下落トレンドの最終段階で起きることが多く、むしろ買いの好機になるのではないでしょうか。
それでもリスクを抑えたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するヘッジ機能も合わせてご利用頂くことをご検討してみてはいかがでしょうか。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、高度な分散投資を自動で行いながら優れたポートフォリオ特性を維持し続けるお任せ運用(ロボアド)です。
プライム市場だけでも約1900銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。