先週の運用実績を解説(2025年 9/16~9/19)

各指標の週間騰落率
日経平均: +0.62 %
TOPIX : -0.41 %
ダウ平均: +1.05 %
S&P 500 : +1.22 %
NASDAQ : +2.21 %
週間市況概況
米国
先週の米国市場は、FRB(連邦準備制度理事会)による9ヶ月ぶりの予防的利下げ再開と、金融政策を巡る政治的圧力の顕在化 が主要テーマとなりました。
週前半、9月のニューヨーク連銀製造業景気指数が大幅に急降下し景気後退懸念を誘発しましたが、利下げ期待を背景にナスダックは6日連続で最高値を更新。特にGoogleの親会社であるAlphabetが時価総額3兆ドルを突破 するなど、ハイテク株が市場を強力に牽引しました。
週後半は、FOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、雇用環境の弱含みを背景に予防的利下げが決定され、政策金利は予想通り0.25%引き下げられました。ドットチャートでは年内合計3回の利下げが示唆されたものの、パウエル議長が今後の追加緩和に慎重姿勢を示したため、過度なハト派観測は後退し、ドル安の加速は限定的となりました。市場はこれを「景気後退を伴わない利下げ」、すなわち「過剰流動性相場」の継続と捉え、さらに、NVIDIAによるIntelへの50億ドル(約7,400億円)の出資発表 など個別材料にも支えられ、ダウ、ナスダック、S&P 500の主要3指数は連日で史上最高値を更新し、リスクオンムードで週を終えました。
日本
先週の日本市場は、米国株高との連動による史上最高値更新と、日銀の金融政策正常化に向けた動き が主要な変動要因となりました。
週前半、米国市場でのハイテク株の強さを引き継ぎ、日経平均株価は4日続伸し、取引時間中には史上初めて4万5000円台に到達。米国政府による日本からの自動車関税の引き下げ(27.5%から15%へ) に関する合意も、輸出セクターに一定の安心感を与えました。
週後半は、FOMCが予防的利下げを決定したことによるリスクオン環境と、円安(一時1ドル147円台後半) を追い風に、日経平均は終値でも4万5000円台に乗せ史上最高値を再び更新しました。特に半導体関連(アドバンテスト、ディスコなど)への物色集中が相場を牽引しました。
しかし、週末に開催された日銀金融政策決定会合で政策金利は据え置かれるも、保有ETFとJ-REITの市場売却開始が決定されたこがサプライズとなり市場は動揺、日経平均は一時800円を超える大幅下落となりました。
国内政治面では、自民党総裁選の立候補表明が相次ぎ政策論争が本格化、10月4日の投開票に向けて動き出しました。また、日本テレビが行った「党員・党友を対象にした独自の電話調査」では、小泉進次郎氏(32%)、高市早苗氏(28%)、林芳正氏(15%)、小林鷹之氏(7%)、茂木敏充氏(5%)となり、小泉氏が1位となったことを伝えています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-0.33%、対TOPIX比では+0.08%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
・パフォーマンストップ戦略の過去1年間の日次パフォーマンス
・パフォーマンストップ戦略の運用開始から前月までの月次パフォーマンス
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.80%、対TOPIX比で-0.39%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、出遅れていた価格変動リスクの高い小型グロース株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、ヒストリカルボラティリティファクター・成長性ファクターがプラスとなる一方、規模ファクター・騰落率ファクター・割安性ファクターがマイナスとなり、
指数寄与度の高い一部の値嵩株へ資金が集中し日経平均が市場最高値を更新する一方で、出遅れ傾向にあったハイリスクの小型グロース株へ逆張り的資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、 Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供している全ての戦略がマイナスとなり、7戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは-0.80%と市場平均の-0.41%を下回りました。
7戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
ポートフォリオが持つバリュー要素である「割安・高配当」特性が大きくマイナスに寄与、さらに、市場平均よりもアンダーウエイトしているヒストリカルボラティリティ(変動性)ファクターもマイナスに寄与したことです。
日経平均が市場最高値を更新していますが、6月末から9月第1週まで続いた市場全体の底上げにつながった質の良い上昇とは異なり、
先週・先々週の上昇を牽引した銘柄群は指数寄与度の高い一部の値嵩株であり、先物主導の上昇でした。
一方、過熱感も指摘されており、高値追いを避けた逆張り的資金が出遅れ傾向にあったハイリスクの小型グロース株へ向かいました。
先物主導でハイリスク銘柄が上昇を牽引する相場は、ハイリターンが望める一方でリスクも高い状態となっている場合が多く、さらに資金の足が早く機動的な売買が必要となるため、ボラティリティ(価格変動)をリターンの源泉とするトレーディング思考の投資が必要となります。
一方、「長期運用派」はトレンド(平均)をリターンの源泉とするホールド思考の投資が必要となるため、現在のような市場環境へ無理に合わせようとしない方が良いのではないでしょうか。
値動きの良い銘柄を見ていると、「自分は出遅れているのではないか?」と感じてしまうものですが、ハイリスク銘柄の動きに踊らされず、淡々と本質的価値のある銘柄群に投資し続けることが長期運用にとっては重要と考えています。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2025年8月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:99.2%(前週比 -0.5%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
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・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項
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・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。