先週の運用実績を解説(2025年 4/28~5/9)

各指標の週間騰落率
日経平均: +5.03 %
TOPIX : +4.01 %
ダウ平均: +2.83 %
S&P 500 : +2.44 %
NASDAQ : +3.14 %
週間市況概況
米国
米国では、コンファレンスボード発表の消費者信頼感指数(前月比)が5カ月連続低下、期待指数(前月比)も2011年10月以来の低水準となり、期待指数を構成する「ビジネス環境」「雇用先行き」「収入見通し」の全てが大幅に悪化、しかし、自動車部品関税で緩和措置を発表、関税をめぐる交渉が進展するとの期待から6日続伸で始まりました。翌日、商務省が発表した、国内総生産(GDP)速報値は1-3月期-0.3%(前期比年率換算)となり、マイナス成長は22年1-3月期以来、関税が逆風となり、駆け込みで輸入が急増、個人消費は減速しましたが、トランプ政権の強固な関税政策が軟化し始めていることもあり、NYダウ・S&P500は8日続伸となりました。その後、5月のFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、3会合連続で政策金利の据え置きを決定、誘導目標を4.25%~4.5%としました。会合後のパウエル議長の会見では、「関税の打撃が心配されているが、まだ影響は顕在化していない」「(利下げを)急ぐ必要はない、辛抱強くデータを確認する」とし、トランプ政権の利下げ圧力には屈せず「(政権の圧力は)我々の使命に全く影響しない、これまで通り仕事をするだけ」とFRB(連邦準備制度理事会)の独立性を強調しました。概ね予想通りにFOMCが通過したことで市場は反発、さらに、イギリスとの貿易協定に大枠で合意したことが伝わり、NYダウ・S&P500・NASDAQの3指数は揃って上昇で週末をむかえています。
日本
その様な外部環境のなか、日本では、日銀金融政策決定会合が開催され、2会合連続で政策金利の据え置きを決定、政策金利を0.5%としました。会合後の植田総裁の会見では、「アメリカの関税政策など世界経済の減速による日本企業の収益下押し懸念から据え置きを決定」「現在の緩和的な金融環境を維持することで引き続き経済活動をしっかりサポートしていく」とのべるも、「基調的な物価上昇率もいったん伸び悩む姿を想定しているが、その後は徐々に高まっていく、適切に政策を判断していきたい」とし、前回同様、利上げに対しての含みも持たせました。
米国では利下げ期待が高まるも、インフレ懸念により利下げ判断が難しい状況、一方、日本では、景気減速懸念から利上げ判断が難しい状況となっており、日米金利差が簡単には縮小しない要因となっています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+4.46%、対TOPIX比では+0.45%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
・パフォーマンストップ戦略の過去1年間の日次パフォーマンス
・パフォーマンストップ戦略の運用開始以来の月次パフォーマンス
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+3.93%、対TOPIX比で-0.08%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、好業績の大型グロース株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・成長性ファクター・予想修正サプライズファクター・規模ファクター・流動性ファクターがプラスとなり、
トランプ政権の関税政策に軟化の姿勢が見え始め市場が回復してきたことで、好業績の大型グロース株へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全ての戦略がプラスとなり、5戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+3.93%と市場平均の+4.01%を下回りました。
5戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
ポートフォリオのグロース要素である「高収益・高成長」特性及び市場平均よりも大きくオーバーウエートしている予想修正サプライズファクターがプラスに寄与したことです。
残り3戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
ポートフォリオのバリュー要素である「割安・高配当」特性がマイナスに寄与し、グロース要素である「高収益・高成長」特性及び予想修正サプライズファクターでマイナスを賄えなかったことです。
先々週のレポートでは以下を掲載いたしました。
先週は、「小型株優位の状況から大型株優位へ」、市場の流れが大きく変わりました。
しかし、完全に不透明感が払拭されたわけではないため、大型株であっても、下値不安が少なくなったバリュー系銘柄が買い戻される一方、グロース系銘柄には本格的な買い戻しの動きは見られませんでした。
この流れが、大型グロース株の買い戻しに移行し、底打ちへと繋がることを期待したいところです。
先週は、不透明な市場環境から若干先行きが見え始めたことで、「小型株」優位→「大型バリュー株」優位→「大型グロース株」優位へと市場環境が変化したようです。
やっと、市場は落ち着きを取り戻し、大型グロース株に資金が戻って来ましたが、ここからさらに上値を買い上がるほどの安心感はなく、しばらくはボラティリティの低下が起こるのではないでしょうか。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2025年4月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:80.2%(前週比 +9.1%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
↓↓↓↓↓↓↓
プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項
・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。
・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。
・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。