先週の運用実績を解説(2025年 4/7~4/11)

各指標の週間騰落率
日経平均: -0.58 %
TOPIX : -0.61 %
ダウ平均: +4.95 %
S&P 500 : +5.70 %
NASDAQ : +7.29 %
週間市況概況
米国では、多くの金融業界関係者から「トランプ関税はインフレの加速と景気減速を招く」と警告されるなか、相互関税が90日間延期されるとの情報から上昇するも、トランプ大統領は各国への相互関税を予定通り発動する考えを強調、二転三転する関税政策により市場は乱高下から始まりました。翌日発表された、3月の中小企業楽観指数(前月比)は2022年6月以来の下げ幅となり中小企業の景況感が悪化するなか、結局、相互関税は延期無く実施すると発表、NYダウとS&P500は4日続落しました。しかし、翌日にトランプ大統領が政策を急転換、「75カ国以上が貿易障壁や通貨操作などの問題解決のため交渉を求めてきた」ことを理由に相互関税の一部を90日間停止と発表、NYダウは2,962ドル高と過去最大の上げ幅、S&P500は9%高と2008年以来の上昇率となりました。ところが、翌日に中国が報復関税を発動し貿易戦争の激化を懸念した市場が再び反落するなか、発表された3月の消費者物価指数(前年比)は2カ月連続で伸びが鈍化、足元の勢いを示す前月比も2020年5月以来のマイナス、さらに、コア指数(食品とエネルギー除く)も予想を下回りインフレ抑制が継続していることを確認、一方、4月のミシガン大学消費者信頼感指数(前月比)は予想を大きく下回り、景気後退リスクは確実に高まりつつあるものの、相互関税を90日間延期する発表により、週を通しては、NYダウ・S&P500・NASDAQの3指数は揃って大幅上昇で週末をむかえています。
その様な外部環境のなか、日本では、日銀による地域経済報告(さくらリポート)が公表され、景気判断を全9地位で据え置き、「足元ではアメリカの関税政策で不確実性が高まっている」としており、日銀の植田総裁も講演で「各国の通商政策等の今後の展開をめぐる不確実性が高まっている点には十分に注意していく必要がある」との認識を示した上で、金融政策については「(2%の物価目標達成の見通しが実現すれば)引き続き金利を引き上げ緩和の度合いを調整していく」と述べ、利上げ継続に対しては含みを残しました。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高企業価値ポートフォリオ」でした。
週間で+0.77%、対TOPIX比では+1.38%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
・パフォーマンストップ戦略の過去1年間の日次パフォーマンス
・パフォーマンストップ戦略の運用開始以来の月次パフォーマンス
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.18%、対TOPIX比で+0.79%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、価格変動リスクの高い小型グロース株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、成長性ファクター・収益性ファクター・ヒストリカルボラティリティファクター・予想修正サプライズファクターがプラスとなる一方で、規模ファクター・割安性ファクター・株主還元性ファクターがマイナスとなり、
一転して相互関税の一部を90日間延期することが発表され米国市場が大幅高するなか、「高収益・高成長・好業績」でありながらパニック的に激しく売られていた小型グロース株に資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、 Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供している6戦略がプラスとなり、全ての戦略がTOPIXを大幅にアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+0.18%と市場平均の-0.61%を逆行高する形で上回りました。
全戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性がプラスに大きく寄与、さらに、市場平均より大幅にオーバーウエートしている予想修正サプライズファクターも大きくプラスに寄与したことです。
先々週は、想像を超える関税政策の具体的内容が明らかとなりトランプ政権が生み出す経済政策の不確実性が増大、これに先物取引も相まって資金流出がさらに加速し市場全体が理不尽に売られました。
しかし、先週は一転、相互関税の一部を90日間延期することが発表され、これまで理不尽に売られていた本質的価値のある銘柄群が真っ先に買い戻されました。
先週はのレポートでは以下を記載しました。
本質的価値のある銘柄は、投げ売りの後は割安性が増すため真っ先に買い戻される傾向があり、下落分を取り戻す回復力も高い特徴があります。
正に、先週のWealthWing(ウェルスウイング)の動きは、これを証明した形となりました。
本レポートでは、再三にわたり「本質的価値のある銘柄へ投資し続けることが重要」とお伝えしておりますが、これは、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用を行うことで、長期的に見れば勝率の高い運用をご提供できると考えているからです。
ですので、無差別に売られる様な理不尽な市場の動きが起きたときは冷静になり、「優良銘柄を安く手に入れる」という逆張りの発想でパニックとなっている市場に挑んでみてはいかがでしょうか。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年3月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:52%(前週比 +0.9%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
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・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
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