先週の運用実績を解説(2025年 3/10~3/14)

各指標の週間騰落率
日経平均: +0.45 %
TOPIX : +0.27 %
ダウ平均: -3.07 %
S&P 500 : -2.27 %
NASDAQ : -2.43 %
週間市況概況
米国では、中国が米国に対して最大15%の報復関税を発動、カナダも対抗姿勢を鮮明にし貿易戦争への警戒感が高まるなか、トランプ大統領がインタビューで景気後退入りの可能性を否定しなかったことも影響し、NYダウ・S&P500・NASDAQの3指数は大幅下落でスタートしました。さらに、2月の中小企業楽観指数の不確実性指数が過去2番目の高水準となり、不確実性の高まりにより中小企業の景況感は悪化、また、3月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値も予想を下回り消費者心理も3カ月連続で悪化しました。一方、2月の消費者物価指数(CPI)は予想下回り5カ月ぶりの減速、食品とエネルギー除くコア指数も市場予想を下回り減速、また、2月の生産者物価指数(PPI)も予想を下回り、サービス価格は3カ月ぶりにマイナスに転じる等、インフレ抑制が続いています。しかし、過度なインフレ懸念は後退しているものの、トランプ関税の影響が出始めており、NYダウ・S&P500・NASDAQの3指数は揃って大幅下落で週末をむかえています。
この様な外部環境のなか、日本では、内閣府が発表した、2月の景気ウォッチャー調査の現状判断指数が2カ月連続の悪化、「緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる」とし、物価高の影響が景気に影を落としています。一方、日本企業の24年度増益率は+11.5%、25年度増益率は+8.9%と業績は好調、これもあり、UAゼンゼン(外食や小売り等の労働組合が加盟)の春闘一次集計では、パートタイム従業員のベースアップ平均が6.53%と過去最高、正社員の平均も5.37%と3年連続で高水準、特に300人未満の企業では5.94%と全体平均の5.37%を上回る結果となり賃金の格差是正が進んでいます。しかし、厚生労働省が発表した、1月の毎月労働統計調査の実質賃金は-1.80%(前年比)と3カ月ぶりのマイナスとなり、賃金上昇が続く一方でインフレ率も急上昇しているため、生活が豊かになったという実感なき賃金上昇が続いています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+0.37%、対TOPIX比では+0.10%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
・パフォーマンストップ戦略の過去1年間の日次パフォーマンス
・パフォーマンストップ戦略の運用開始以来の月次パフォーマンス
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.05%、対TOPIX比で-0.22%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、下落傾向にあった価格変動リスクの高い小柄グロース株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、ヒストリカルボラティリティファクター・成長性ファクター・収益性ファクターがプラスとなる一方、騰落率ファクター・規模ファクターがマイナスとなり、
足元では米国市場と比較して日本株が堅調となるなか、売られ過ぎていた小型グロース株に買い戻しの資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全ての戦略がプラスとなるも、1戦略のみTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+0.05%と市場平均の+0.27%を下回りました。
7戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
バリュー要素である「割安・高配当」特性が大きくマイナスに寄与、さらに、市場平均よりもアンダーウエートしているヒストリカルボラティリティファクターもマイナスに寄与し、グロース要素である「高収益・高成長」特性のプラスでこれらを賄えなかったことです。
いよいよトランプ政権による貿易戦争が始まるとの懸念から米国市場が大幅下落するなか、日本市場は逆に堅調となっており、米国市場につられて大幅下落していた小型グロース株にも買い戻しの動きが入ったようです。
資金が市場から流出する動きによる売りで、
ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用ポリシーである、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」といった本質的価値のある銘柄群が利益確定の対象となっていましたが、売り一巡後からは、米国市場の影響を受けにくい中小型株を中心に買い戻しの動きが続いています。
株式市場では、資金の循環が必ず起きます。
資金流出の時期には、本質的価値を無視した投げ売りがでるため一時的にパフォーマンスが低下する傾向にあります。しかし、むしろチャンスと考え逆張りの発想で買い向かうことが重要ではないでしょうか。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年2月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:83.4%(前週比 +0.6%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
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・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
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