2025年1月の運用実績をご報告!!

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各指標の月間騰落率
日経平均: -0.81 %
TOPIX : +0.13 %(配当込み)+0.14 %
ダウ平均: +4.70 %
S&P 500 : +2.70 %
NASDAQ : +1.64 %
1月の市況概況
米国
・1月第1週
12月のISM非製造業景気指数及び11月のJOLTS雇用動向調査が共に予想を上回り、さらに、公開された12月のFOMC議事要旨では、ほぼ全ての参加者が「(次期政権が掲げる関税などの影響で)インフレの上振れリスクは高まった」との認識を示したことが明らかとなったことで、利下げペースが減速するとの懸念から下落(⤵)
・1月第2週
12月の生産者物価指数(PPI)及び消費者物価指数(CPI)のコアの結果が共に予想を下回る結果となりインフレ再燃懸念が後退し大幅上昇、さらに、トランプ氏の第47代大統領への就任式を目前に控え市場は好感する形で上昇(⤴)
・1月第3週
トランプ氏が第47代大統領に就任。バイデン政権とは真逆の政策を推し進めるとし、就任前には大統領令200本以上にサインをするとの観測があったものの、関税に対しては一定の慎重姿勢が見られたことや、大手IT企業が米国内のAI関連インフラ整備に5,000億ドル投資すると発表する等、大統領就任後の動きにより上昇(⤴)
・1月第4週
中国新興企業のDeep Seekが、機能制限されたエヌビディア製AI用半導体を使い、ChatGPT並みの機能を有する生成AIを低費用で開発、App Storeのダウンロードランキングでトップを獲得したことを受け、NVIDIAをはじめとするAI関連株が暴落(⤵)
日本
この様な外部環境のなか、日本では、経済界の年頭のあいさつで賃金上昇に言及する内容が相次ぎました。連合(日本労働組合総連合会)の芳野会長は昨年の流れを引き継ぐ方針を掲げ、経済同友会の新浪代表幹事はインフレ下では物価上昇指数を上回る賃上げが不可欠との認識を示し、経団連(経済団体連合会)の十倉会長は引き続きベースアップを重視するよう求める等、経済界は賃金上昇に積極的な姿勢を見せました。一方、日銀の植田総裁は全国銀行協会の新年賀詞交歓会のあいさつで、「今年も経済・物価情勢の改善が続いていくのであれば、それに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく」と発言し、利上げの可能性に言及しました。そして、23・24日に開催された金融政策決定会合で、日銀は0.25%の追加利上げを決定、政策金利は17年ぶりとなる0.5%となりました。しかし、今後の利上げペースに関しては慎重に判断していく姿勢も示しました。
経済面では、政府観光局が発表した2024年の年間訪日外国人客数が3,686万9,900人(前年比+47.1%)となり過去最多を更新、また、2024年の年間訪日外国人旅行消費額(速報値)が8兆1,395億円(前年比+53.4%)と過去最高を更新、訪日外国人の人数及び消費額が共に過去最高となりました。また、国内投資の拡大を目指す官民合同の会合が総理官邸で開催され、そこで経団連の十倉会長は国内の民間設備投資額を2040年度に200兆円とする新目標を示しました。石破総理も、賃上げと投資が牽引する成長型経済実現に国内投資の拡大が極めて重要と強調しました。
月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
月間で-0.22%、対TOPIX比では-0.36%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
・1月実績トップ戦略の年間推移
・1月実績トップ戦略の運用開始からの月次パフォーマンス推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で-1.32%、対TOPIX比で-1.46%となっています。
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月間パフォーマンスの背景
ファクター動向
1月は、出遅れていた小型グロース株が堅調となりました。
ファクターの推移を見ても、成長性ファクターがプラスとなる一方で、騰落率ファクター・財務健全性ファクター・規模ファクターがマイナスとなり、
1月の金融政策決定会合で追加利上げが決定されたことで、利上げを織り込む動きにより軟調が続いていた財務体質が脆弱な小型のグロース株に買戻しの資金が向かったことが見てとれます。
下図は1月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。
1月は、出遅れ・高成長・財務体質が脆弱・高価格変動といったファクター特性が優位であったことが特徴的でした。
1月の金融政策決定会合で追加利上げが決定されたものの、一先ず利上げに対する反応はピークアウトし、逆に売られていた財務体質の脆弱な銘柄に買戻しの動きが入ったようです。
次は過去1年間のグロース系・バリュー系・クオリティ系ファクターの推移です。
利上げを織り込む動きも一先ず落ち着き、日銀が金融正常化へ舵を切って以降、堅調が続いていたクオリティ系ファクターの上昇もピークアウトしました。
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パフォーマンス
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナスとなり、全ての戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
月間でTOPIXが+0.14%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは-1.32%(配当込み)となり、市場平均を下回りました。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした要因は、
グロース要素である「成長性」特性がプラスに寄与するも、市場平均よりも露出している規模ファクター及び騰落率ファクターが大きく足を引っ張ったことです。
下図レーダーチャートは、アプリで確認できるウェルスウイング(Wealth Wing)のポートフォリオ特性です。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、
「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用
を行っています。
※グロース系の「収益性・成長性」及びバリュー系の「割安性・株主還元性」は、同じ系列内でどちらかがマイナスとなる場合もありますが、トータルでバリュー系・グロース系が偏らないようなポートフォリオを構築しています ※財務健全性は投資対象をプライム市場に絞っていることで担保されていると考えているため、プライム市場の平均値よりマイナスとなる場合もあります上図のパフォーマンストップの戦略でも、
市場平均より露出している規模ファクター及び騰落率ファクターが大きくマイナスに寄与し、成長性ファクターのプラス寄与では賄い切れませんでした。
まとめ
日銀は、2024年3月19日の金融政策決定会合でマイナス金利を解除、6月14日には長期国債買入れ額の減額方針を決定、さらに7月31日には0.25%の追加利上げを決定しました。
そして、2025年1月の金融政策決定会合で再び0.25%の追加利上げを行い政策金利を0.5%としました。しかし、昨年の金融正常化へ転換して以降、堅調が続いていたクオリティ系ファクターは軟調となっています。
下図は、財務健全性ファクターの過去1年間の推移です。
金融正常化へ舵を切った2024年3月の日銀金融政策決定会合の少し後から上昇傾向が続いていましたが、12月20日をピークに下落に転じました。
下図は、バリュー系ファクターである割安性ファクター及び株主還元性ファクターの過去1年間の推移です。
2024年3月の金融正常化以降から2024年9月までバリュー系ファクターの軟調が続いていましたが、徐々に回復傾向が見え2024年12月は大きく上昇しましたが、2025年1月は再び下落となりました。
下図は、成長性ファクター及び規模ファクターの過去1年間の推移です。
昨年7月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%へ引き上げたことが呼び水となり、8月初に暴落が起きましたが、それ以降から成長性ファクターは堅調に推移しています。
しかし、物色された銘柄は異なることが規模ファクターの推移から見て取れます。暴落直後からは大型グロース株を中心に買い戻されましたが、昨年12月からは小型グロース株が堅調となっています。
先月の運用レポートでは、以下のように記載しました。
2024年の日本株市場は金利上昇を織り込む動きが続いたことで、クオリティ系及びグロース系ファクターが堅調に推移しましたが、ここからは賃金の上昇等を横目で見ながらの政策運営となりそうであるため、バリュー系ファクターの復活を期待したいところです。
しかし、市場は一先ず利上げを織り込んだ形とはなりましたが、バリュー系ファクターは復活せず、小型グロース株が堅調となりました。
これは、「日本の利上げリスク」はある程度織り込んだものの、「トランプ政権の関税リスク」「DeepSeekショックによる半導体関連リスク」が顕在化したため、その影響を受け難い小型グロース株が相対的に堅調となったと考えています。
2025年1月は、市場環境を大きく変化させる可能性のあるリスクが顕在化したことで、市況が大きく変わる転換点となる可能性のある月となりました。
この様な不確実性が高まる時期は、不確定要因を市場が織り込むまでボラティリティ(変動性)が上昇し方向性に欠ける相場展開が続く傾向があります。しかし、この間に右往左往すると後追いになりやすく、売買コスト増にも繋がります。
不安定な時期はパフォーマンスが落ちる傾向にあり、心理的に焦りも生まれますが、不確実な状況に合わせようとはせず、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用を行うことが、結果として勝率の高い運用をご提供できると考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、予測が難しい金利動向の影響を強く受けるファクターに関しては中立スタンスとし、バリュー・グロース偏重、業種偏重、為替感応度偏重が起こらないよう制約をかけながら、年率約18%程度の価格変動リスクに収まるよう銘柄分散を行っています。
銘柄選定のみならず、高度なポートフォリオ構築技術により、「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった、個別企業が持つ優位性だけにフォーカスした「勝率の高い投資」を実現しています。
「感情に左右されやすい人間」には難しい「一貫した運用」をテクノロジーを駆使し自動で行います。
これにより、損失を取り戻す力を示す「ソルティノ・レシオ」が非常に高い運用を、サービス開始から実現しています。
そのため、損失が多くなっている時に資金を投入し、逆に利益が多くなっている時にヘッジ機能を利用する等、
逆張り思考で運用を行うと効率的な資産形成に繋がる
のではないでしょうか。
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運用開始からのパフォーマンス推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2025年1月末までの運用実績です。
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2025年1月末までの利益口座比率の推移です。
1月末時点の利益口座比率:87.9%(前週比 -3.7%)
下図は、現在当サービスをご利用されているお客様の「運用利回りと運用日数」の関係を示したグラフです。
複利効果を最大限に生かす運用スタイルであるため、
運用日数が長いお客様ほど運用利回りが高くなっていることが見て取れます。
市況環境やご入金のタイミングにより、運用間もないお客様は一時的にマイナスとなる場合も多々あります。しかし、グラフが示す通り、長期で運用をおこなうことで、多くのユーザー様が高い利回りを実現しております。
少なくとも1年程度は運用を継続して頂き、資産形成に役立つかをご判断頂ければ幸いです。
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。
詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。 ※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。 ※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項
・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
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・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。
・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。