先週の運用実績を解説(2024年 12/2~12/6)
各指標の週間騰落率
日経平均: +2.31 %
TOPIX : +1.73 %
ダウ平均: -0.60 %
S&P 500 : +0.96 %
NASDAQ : +3.34 %
週間市況概況
米国では、11月のISM製造業景気指数(前月比)が予想を上回るも8カ月連続で50を下回り物価の落ち着きを示唆、また、10月のJOLTS雇用動向調査(前月比)は予想を上回り堅調、さらに、地区連銀経済報告(ベージュブック)では「大多数の地区で経済活動が10月下旬と比べてわずかに拡大」「物価は緩やかなペースで上昇」「雇用は横ばいか僅かに増加」とし、これら足元の経済指標を受ける形でFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は「(米経済が想定以上に強く雇用リスクも低下しているため)利下げペースをより慎重に判断できる」とイベントで述べ、利下げを急ぐ必要がないとの認識を改めて示しました。これらにより、インフレ再燃や労働市場悪化に対する懸念が後退、週半にはNYダウ・NASDAQ・S&P500の3指数が揃って最高値を更新、相場の過熱感から一時下落するも、NASDAQとS&P500は上昇のまま週末をむかえています。
フランスでは、9月に発足したばかりのバルニエ内閣の不信任決議案を過半数の賛成で可決、マクロン大統領は自身の辞任を否定し、数日以内に新たな首相を任命するとしましたが、政治の混乱は避けられない情勢です。
シリアでは、アサド政権が崩壊し、アサド氏はロシアへ亡命しました。
韓国では、尹大統領が突如として非常戒厳を宣言し布告令を出しましたが、未明に国会で非常戒厳の解除を要求する決議を可決、午前4時半ごろに尹大統領は非常戒厳を解除しました。これにより韓国国内が大混乱となったことで、韓国検察は尹大統領を内乱と職権乱用の疑いで捜査を始めています。
中国では、米国の半導体規制に対抗する形で、一部レアメタルの対米輸出を原則禁止としました。
この様な外部環境のなか、日本では、財務省が発表した2024年7-9月期法人企業統計の経常利益(金融・保険除く全産業)が23兆124億円(前年比-3.3%)となり、7四半期ぶりに減益となりました。しかし、自動車等の輸送用機器が落ち込むも、7-9月期としては過去2番目に高い水準となり、財務省は「景気が緩やかに回復している状況を反映したものと考えている」とコメントしました。日本も含め世界各国で政治の混乱が起きており、また、保護主義的な動きも台頭し、世界経済の不確実性が増すなか、米国一強の相場展開が続いています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+0.95%、対TOPIX比では-0.79%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.70%、対TOPIX比で-1.04%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、上昇傾向にある大型好業績銘柄が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、騰落率ファクター・予想修正サプライズファクター・規模ファクターがプラスとなり、
足元で質への逃避が加速するなか12月の決算発表ピークをむかえたことで、上昇傾向が続いている好業績の大型株に資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラスとなるも、全戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+0.70%と市場平均の+1.73%を下回りました。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
バリュー要素である「割安」特性がマイナスに寄与したこと、また、市場の大型株への偏重による影響もあり、グロース要素である「高収益・高成長」特性や予想修正サプライズファクターがプラスに寄与するも、これらマイナスを賄えなかったことです。
世界的な政治の混乱や保護主義的な動きの台頭により株式市場の不確実性が高まっているため、足元では割安性や成長性よりも質への逃避が顕著となってきており、そのため経営が盤石な好業績の大型株へ資金が流れています。
運用ポリシーである、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持する方針に変わりはありません。
しかし、今後さらに不確実要素が増す環境となるのであれば、バリュー要素のウエートを若干抑え、より質を高めたポートフォリオ特性へシフトする必要性も視野に入れるべきと考えています。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年10月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:80.6%(前週比 +4.4%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
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・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。