先週の運用実績を解説(2024年 9/30~10/4)
各指標の週間騰落率
日経平均: -3.00 %
TOPIX : -1.71 %
ダウ平均: +0.09 %
S&P 500 : +0.22 %
NASDAQ : +0.10 %
週間市況概況
米国では、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、「(アメリカ経済は)全体的に堅調」「(利下げを)急ぐ必要はない」とし、年内は0.5ポイントの利下げとの見方を示したことで、NYダウは3日続伸し最高値を更新 、NASDAQ・S&P500も反発から始まりました。ところが、ヒズボラ指導者が殺害された報復として、イランがイスラエルに向けて200発近い弾道ミサイルを発射、さらに、これに対するイスラエルの大規模な報復を警戒する等、中東情勢が緊迫するなか市場はリスクオフの展開となりました。しかし、週末に発表された9月の非農業部門雇用者数が前月比+25万5000人となり、予想の+14万人から大幅に増加、また、7月・8月で合わせて7万2000人分の上方修正もあり、NYダウは反発し再び最高値更新 、NASDAQ ・S&P500も反発で週末をむかえています。
この様な外部環境のなか、日本では、石破内閣が発足、記者会見にて「デフレ脱却最優先の経済財政運営を行っていく」「物価高で苦しんでいる方々を支援するための経済対策の検討指示を行っていく」とし、加えて、最低賃金を2020年代に1,500円に引き上げると表明しました。また、総理就任前から発言していた通り、衆議院解散を10月9日に行うと表明、総選挙15日公示・27日投開票の日程となり、総理就任8日後の解散は過去最短となりました。その後、石破総理は日銀・植田総裁と会談し緊密に連携していくことで一致、「投資大国の実現に向け、取り組んでいくということを説明した」「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と伝えました。金融面では、9月の金融政策決定会合での主な意見が公表され、7月の会合で0.25%程度に引き上げた政策金利を据え置くと判断、政策委員から「(物価上振れリスクは減っているものの)再びデフレに戻る状況ではない」との意見があり、政権の「追加利上げをする環境にない」との認識と、日銀金融政策決定会合での政策スタンスは合致していました。衆院選がどの様な結果になり、その後、どのような方向に進むのか、政治の不確実性が増すなか、丁寧なリスク管理が求められそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+0.44%、対TOPIX比では+2.15%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.06%、対TOPIX比で+1.77%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、低価格変動リスクの小型バリュー株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、株主還元性ファクター・割安性ファクターがプラスとなる一方、ヒストリカルボラティリティファクター・規模ファクターがマイナスとなり、国内政治や地政学リスクによる不確実性が高まるなか、価格変動リスクが低い小型のバリュー株が相対的に堅調であったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している4戦略がプラスとなり、全ての戦略がTOPIXを大幅にアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+0.06%と市場平均の-1.71%を逆行する形で大幅に上回りました。
全戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
市場平均よりもアンダーウエートしているヒストリカルボラティリティファクターが大きくプラスに寄与、バリュー要素の「割安・高配当」特性もプラスに寄与したことです。
石破氏が新総裁に選出され、初の取引となった9月30日の月曜日は、日経平均が1,910円安となる暴落となり、9月の上昇分を一日で帳消しにしました。
この様に、足元の市場は不確実性の高い環境により価格変動リスクが増大しており、価格変動リスクの大きな銘柄への投資が極めて難しい状況となっています。
本レポートでは度々言及しておりますが、
価格変動リスクの高い銘柄は短期のトレーディングには適していますが、長期運用においては複利効果を低減させるため不向きとなる傾向があります。
長期運用においては、「価格変動リスクが低く、本質的価値の高い銘柄を、割安な状態で保有し続ける」ことが重要と考えています。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的な価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年9月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:92.3%(前週比 -1.1%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項
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・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。
・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。
・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。