目次
各指標の月間騰落率9月の市況概況月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

2024年9月の運用実績をご報告!!

Wealth Wing(ウェルスウイング) の月間実績

各指標の月間騰落率

日経平均: -1.88 %
TOPIX  : -2.46 %(配当込み)-1.53 %

ダウ平均: +1.85 %
S&P 500 : +2.02 %
NASDAQ : +2.68 %

9月の市況概況

米国

・9月第1週

 レイバーデー明けの週初、NVIDIAが大きく下落したことから、NYダウ・NASDAQ・S&P500の3指数は揃って下落からスタート。その後発表された経済指標及び雇用指標が軒並み悪化、特に雇用の悪化が際立ち、FRB高官からは9月の利下げが妥当との発言が相次ぐも、NYダウ・NASDAQ・S&P500は3指数揃って大幅下落(⤵)

・9月第2週

 前週の大幅下落もあり、買戻しの動きからNYダウ・NASDAQ・S&P500は3指数揃って反発からスタート、8月の消費者物価指数(CPI)は予想を下回り3年半ぶりの低水準となり、9月の利下げを確信した市場はハイテク株中心に上昇、NYダウ・NASDAQ・S&P500は3指数揃って大幅上昇(⤴)

・9月第3週

 週央にFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、政策金利の誘導目標を4.75%~0.5%に決定、4年半ぶりとなる利下げは0.5ポイントの大幅利下げとなり、FOMC後のパウエル議長会見では「金融政策を緩めればインフレ抑制に支障が出るかもしれない」「ただ、緩和するのが遅過ぎれば経済や労働市場を過剰に弱めることになる」と発言、大幅利下げに踏み切った背景として労働市場を大きな理由に上げ、また、2024年末の政策金利の見通し(中央値)を6月時点の5.1%から4.4%へ引き下げ、年内にあと0.5ポイントの利下げを織り込む。米国の金融政策がインフレ抑止から雇用悪化抑止に舵が切られたことで、NYダウ・NASDAQ・S&P500の3指数は揃って上昇(⤴)

・9月第4週

 9月のPMI速報値が前月比-0.2ポイント、また、9月の消費者信頼感指数も前月比-6.9ポイントとなり、大統領選挙の不確実性が景況感を抑制しているとの見方があるなか、市場は前週のFOMCによる大幅利下げを受け堅調に推移、NYダウ・S&P500は最高値を更新するなど3指数揃って上昇(⤴)

日本

 この様な外部環境のなか、日本では、財務省より法人企業統計が発表され、4-6月期経常利益(金融・保険業除く)は35兆7,680億円、四半期ごとの額として過去最高となりました。一方、厚生労働省が発表した7月の毎月勤労統計調査では、一人当たりの実質賃金が+0.4%と2カ月連続プラスとなりました。このように、好調な企業業績や賃金上昇傾向が続くも、マーケットが乱高下していることから、日銀の高田審議委員は金融経済懇談会で「毎回毎回、経済の状況を見ながら対応していく」と発言、マーケット環境を念頭に慎重に金融政策を運営する姿勢を強調しました。さらに、日銀・植田総裁は講演で「8月に入り一方的な円安は修正され、輸入物価上昇率も鈍化した」「輸入物価上昇を受けた物価上振れリスクは相応に減少している」「政策判断にあたっては内外金融資本市場の動向や海外経済の状況など丁寧に確認する必要がある」とし、利上げありきから、柔軟な姿勢への変化が見られました。これら日銀高官の発言により、月前半は米国金利の大幅利下げが予想からドル円は1年2カ月ぶりに一時1ドル=139円台を付けましたが、FOMCによる利下げ決定後は1ドル=140円台前半に落ち着きました。

 政治面では、立憲民主党の党代表に野田元総理が、自民党の新総裁には石破氏が選出されました。利上げや金融所得課税に積極的な石破氏が新総裁に選ばれたことで、その日の夜間取引市場では日経平均が2,000円を超える大幅安となり、週明けの月曜日には1,910円安の大暴落となりました。また、石破氏は、総裁選時の言葉を早くもひるがえし、10月15日公示、27日投開票とする早期の衆院選を実施する方針を、異例となる首相就任前に固めました。国民が十分に政党や政治家を評価する時間を無くすことを意図したとの見方も出ており、総裁就任後の豹変ぶりがどの様な結果につながるか、そして、衆院選後の政治は混乱するか等、注視する必要がありそうです。

月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

 この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「積極投資型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
月間で+0.42%、対TOPIX比では+1.95%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!

運用実績

・9月実績トップ戦略の年間推移
運用実績トップのグラフ

・9月実績トップ戦略の運用開始からの月次パフォーマンス推移 運用実績トップのグラフ2

※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で+0.06%、対TOPIX比で+1.59%となっています。

9月の予想配当利回りについて

 9月は中間決算の企業が多いため、9月27日の配当落ちにより中間配当分が運用損益額から一時的に減少いたします。しかし、2ヵ月~3ヵ月後には、ご指定頂いた配当金受け取り口座へ以下の金額が振り込まれます。

各戦略ごとの9月の予想配当利回りをご報告いたします。 ※9月26日の権利付き最終日引値で計算した利回り

コード戦略名予想配当利回り
P01財務健全高収益高成長ポートフォリオ1.89%
P02バランス型高収益高成長ポートフォリオ1.90%
P03積極投資型高収益高成長ポートフォリオ1.80%
P04高効率高成長ポートフォリオ1.88%
P05高成長高キャッシュフローポートフォリオ2.00%
P06財務健全高キャッシュフローポートフォリオ1.93%
P07低リスク高収益高成長ポートフォリオ1.95%
P08低リスク高企業価値ポートフォリオ1.98%
全戦略平均1.92%

 実は、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、半期で約2%、年間で約4.5%程度の配当実績がある、高配当ポートフォリオでもあります!!

受け取り配当金額の計算方法については、 こちらをご参考ください ⇒ 2024年9月の配当についてのご報告!!

月間パフォーマンスの背景

ファクター動向

 9月は、大型ハイクオリティ銘柄が堅調となりました。

 ファクターの推移を見ても、規模ファクター・財務健全性ファクター・収益性ファクター・成長性ファクター・予想修正サプライズファクターがプラスとなり、米国景気・日銀金融政策・自民党総裁選・米大統領選・地政学リスク等の不確実要素が山積し価格変動リスクが増大するなか、質への逃避が起こり大型ハイクオリティ銘柄へ資金が向かったことが見てとれます。

月間ファクターリターン推移 月間ファクターリターン横棒

下図は9月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。

ティピカルなファクター

 9月は、高収益・高成長・財務健全・好業績といった、質の高さを示すファクターが一貫して堅調であったことが特徴的でした。

 この傾向は、市場を取り巻く不確実性の増大に加え、4月の日銀金融政策決定会合での金融正常化路線への転換以降から継続しています。

次は過去1年間のグロース系及びバリュー系ファクターの推移です。

グロースバリュー推移

6月は、収益性が評価されるクオリティ系が優位となり、
7月は、さらに保守的な、高配当や財務健全や低リスクが評価されるディフェンシブ系が優位となりました。
8月は、売りが一巡し、ハイクオリティなグロース系が優位となり、
そして、9月もハイクオリティなグロース系が優位となっています。

市場を取り巻く不確実性の増大もあり、投資家は質を求める動きを強めています。

パフォーマンス

その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している5戦略がプラスとなり、全ての戦略がTOPIXを大幅にアウトパフォームする結果となりました。

 月間でTOPIXが-1.53%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは+0.06%(配当込み)となり、市場に逆行する形で市場平均を上回りました。

全戦略が市場平均をアウトパフォームした要因は、
正に、ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用ポリシーである、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」という、質の高いポートフォリオ特性がプラスに大きく寄与したことです。

 下図レーダーチャートは、アプリで確認できるウェルスウイング(Wealth Wing)のポートフォリオ特性です。

リスク特性

※特性は戦略毎に若干異なり、例図は今月トップパフォーマンスであった戦略のポートフォリオ特性です。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、

「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用

を行っています。

※グロース系の「収益性・成長性」及びバリュー系の「割安性・株主還元性」は、同じ系列内でどちらかがマイナスとなる場合もありますが、トータルでバリュー系・グロース系が偏らないようなポートフォリオを構築しています ※財務健全性は投資対象をプライム市場に絞っていることで担保されていると考えているため、プライム市場の平均値よりマイナスとなる場合もあります

上図のパフォーマンストップの戦略は、
市場平均より大きく露出しているグロース要素である「高収益・高成長」特性がプラスに寄与、さらに市場平均よりも大幅に露出している予想修正サプライズファクターもプラスに寄与したこと、さらに、市場平均よりも大きくアンダーウエートしている変動性ファクターもプラスに寄与し、市場平均を大幅にアウトパフォームすることができました。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用ポリシーは、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持し続けることですが、

下図は、収益性ファクターと成長性ファクターの過去1年間の推移です。

ファクターリターン

 クオリティ系の代表格である収益性ファクターは、5月末をボトムに上昇傾向が続いています。(※8月5日の暴落を除く)それに伴い、グロース系の代表格である成長性ファクターも同様の傾向となっています。

下図は、財務健全性ファクターの過去1年間の推移です。

ファクターリターン

 財務健全性ファクターに関しては、金融正常化へ舵を切った4月26日の日銀金融政策決定会合の少し前から上昇傾向が続いています。

下図は、「好業績」特性の動きが確認できる、予想修正サプライズファクターの過去1年間の推移です。

ファクターリターン

 業績のモメンタムを示す予想修正サプライズファクターに関しては、一貫して上昇傾向が続いています。

長期運用で有名なウォーレン・バフェット氏のアルファについて書かれた研究論文(Buffett's Alpha)でも、バフェット氏の公開ポートフォリオのパフォーマンスは「低ベータ及び低ボラティリティーファクターと、高クオリティーファクターに大きく依存している」と結論付けています。

つまり、

「価格変動リスクが低い、質の高い銘柄を長期保有することが、長期運用にとっては重要」

と考えており、

本質的価値の高い「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用を行っています。

 これにより、非常にクオリティの高い銘柄群でポートフォリオが構成されるため、下落耐性が強い運用をご提供できていると考えています。

 また、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、予測が難しい金利動向の影響を強く受けるファクターに関しては中立スタンスとしており、バリュー・グロース偏重、業種偏重、為替感応度偏重が起こらないよう制約をかけながら、年率約13%程度の価格変動リスクに収まるよう銘柄分散を行っており、

この様な高度なポートフォリオ構築技術により、「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった、個別企業が持つ優位性だけにフォーカスした「勝率の高い投資」を実現しています。

「感情に左右されやすい人間」には難しい「一貫した運用」をテクノロジーを駆使し自動で行います。

 これにより、損失を取り戻す力を示す「ソルティノ・レシオ」が非常に高い運用を、サービス開始から実現しています。

 そのため、損失が多くなっている時に資金を投入し、逆に利益が多くなっている時にヘッジ機能を利用する等、

逆張り思考で運用を行うと効率的な資産形成に繋がる

のではないでしょうか。

運用開始からのパフォーマンス推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2024年9月末までの運用実績です。

戦略一覧

月次パフォーマンスグラフ

月次アクティブグラフ

戦略実績一覧

※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報利用料・税金・売買コスト等は含まれておりません ※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込) ※実際にお客様へご提供したモデルポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています

運用開始からの利益口座比率の推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2024年9月末までの利益口座比率の推移です。

利益口座比率

※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。

9月末時点の利益口座比率:86.5%(前月比 -6.3%)

 下図は、現在当サービスをご利用されているお客様の「運用利回りと運用日数」の関係を示したグラフです。

複利効果を最大限に生かす運用スタイルであるため、

運用日数が長いお客様ほど運用利回りが高くなっていることが見て取れます。

運用日数と利回り

※運用利回り=(コストを含む実現損益÷投資元本)で算出。投資元本=(直近の運用資産総額-コストを含む実現損益) ※途中の入出金は考慮せず。そのため、大きな±利回りは外れ値とし、上下10データポイントを除外 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。

 市況環境やご入金のタイミングにより、運用間もないお客様は一時的にマイナスとなる場合も多々あります。しかし、グラフが示す通り、長期で運用をおこなうことで、多くのユーザー様が高い利回りを実現しております。

少なくとも1年程度は運用を継続して頂き、資産形成に役立つかをご判断頂ければ幸いです。

X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing

↓↓↓↓↓↓↓
プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。

 さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。

 この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。

 また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる

「極めて透明性の高い資産運用サービス」

となっています。

 さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。

詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス 投資運用部

※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。 ※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。 ※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。  

商号等:株式会社スマートプラス

金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会

<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。

■投資一任契約に関するご留意事項
・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。
・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。
・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。

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