先週の運用実績を解説(2024年 8/5~8/9)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.46 %
TOPIX : -2.14 %
ダウ平均: -0.60 %
S&P 500 : -0.04 %
NASDAQ : -0.18 %
週間市況概況
米国では、ドル円が急騰したことで大幅下落からスタートしました。ドル円の急騰は、前週の日銀金融政策決定会合での政策金利の追加利上げ、その夜の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利の現状維持が決定され、さらに、それぞれの会合後の会見で、日銀の植田総裁はさらなる利上げに言及、一方の連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は早期の利下げを示唆したことで、「利上げスタンスの日銀と利下げモードのFRB」といった真逆の金融政策が明確になり一気に円高が進みました。これにより、大きく積み上がっていた円キャリーポジションが解消されると同時に株式を筆頭に様々な資産が大きく下落しました。しかし、翌日には7月のISM非製造業景気指数が予想を上回り大幅に反発、さらに労働市場も予想よりも改善をみせたことでソフトランディング期待が醸成され、結局、市場は若干のマイナスで週末をむかえています。
この様な外部環境のなか、日本でもドル円が急騰したことで、8月5日月曜日に日経平均は4,451円安と、1987年のブラックマンデー翌日の3,836円安を超え、過去最大の下落幅となりました。今回の暴落は、ドル円の急騰をきっかけに、円安により過剰に積み上がった円キャリーポジションの解消、これによる株式の機械的売却、新NISAで市場の主流となり巻き添えとなったパッシブ投資の投げ売り、追証による信用取引の強制決済等、市場の歪んだ構造の解消による連鎖売りによって引き起こされました。しかし、翌日の8月6日火曜日には日経平均は3,217円高となり、過去最大の上げ幅を記録しました。その後、日銀の内田副総裁が講演で「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べ、植田総裁が金融政策決定会合後に「追加利上げの可能性もある」と発言したことの火消しに躍起となりました。今回の暴落は、市場にたまった「地殻プレートの歪み」の様な構造的歪みが一気に解消されて起きたことであり、ファンダメンタルズを無視した投げ売りであったため、その後は本質的価値のある銘柄を中心に値を戻しました。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+0.28%、対TOPIX比では+2.42%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.57%、対TOPIX比で+1.57%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、足元で下落した好業績・高収益・高成長の高価格変動リスク銘柄が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、予想修正サプライズファクター・収益性ファクター・成長性ファクター・ヒストリカルボラティリティファクターがプラスとなる一方、騰落率ファクターが大きくマイナスとなり、半導体関連銘柄を中心としたハイリスク・グロース銘柄が週初に大暴落となるなか、これに巻き込まれバーゲンセールとなった好業績・高収益・高成長銘柄に押し目買いの資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している1戦略がプラスとなり、全戦略がTOPIXを大きくアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは-0.57%と市場平均の-2.14%を大きく上回りました。
また、日経平均も-2.46%と大きく下落するなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)の全戦略が非常に高い下落耐性を見せました。
全戦略が市場平均を大きくアウトパフォームした理由は、
市場平均よりも露出しているグロース要素の「高収益・高成長」特性と予想修正サプライズファクターがプラスに寄与したことです。
市況概要でも言及しましたが、今回の暴落は市場に蓄積された構造的歪みが一気に解消されたことで起きたと考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を一貫して維持し続けておりましたので、年初からの市場に歪みが蓄積される過程では、市場平均に劣後する局面もありました。
しかし、本質的価値のあるポートフォリオ特性を維持していたため、
「歪みの解消で暴落が起きる過程では、逆に下落率が小さく」
「戻る過程では、本質的価値のある銘柄の安値を拾う動きにより、上昇率が大きくなる」
という特性が今回の暴落でも発揮されました。
今回の「暴落から上昇への過程」を振り返り、改めて「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といった本質的価値のある銘柄群を保有することの重要性を確認できました。
ファンダメンタルズを無視した機械的売買の比率が市場内で大きくなると、市場に構造的な歪みが生じ、ある種のバブルが生まれることが過去においても確認することができます。
価格変動リスクの高い銘柄は上昇スピードが速いため、とても魅力的に見えます。
しかし、それは同時に早い下落スピードのリスクを取っていることであり、ファンダメンタルズの裏付けがなければ長期保有は控えたほうが良いのではないでしょうか。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的な価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
このことが長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年7月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:73.7 %(前週比 -1.1 %)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項
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・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。
・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。
・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。