先週の運用実績を解説(2024年 4/30~5/10)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.78 %
TOPIX : +1.55 %
ダウ平均: +3.33 %
S&P 500 : +2.41 %
NASDAQ : +2.59 %
週間市況概況
米国では、月初に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見となりましたが、結局、政策金利を5.25%~5.5%とし6会合連続で据え置きを決定、会合後の会見では「利下げできると確信するまで従来の想定より時間がかかるだろう」との認識を示し、金利上昇に弱いNASDAQ・S&P500は下落で反応しました。しかし、FOMCでパウエル議長が年内利下げの旗を降ろさなかったことから、その後は長期金利が大幅に低下、また、4月雇用統計も程よい減速となり、3指数揃って力強い上昇で週末をむかえています。
ロシアでは、通算5期目となるプーチン氏の大統領就任式が行われ、6年間の任期をまっとうすれば、権力掌握期間は独裁者スターリンの29年を超え、旧ソ連以来最長となる見通しです。
中国では、中長期の経済政策を議論する「三中全会」の7月開催を決定しました。方針が定まらず通常よりも開催時期が遅れているとの見方もあり、経済立て直しに苦慮していることが懸念されます。
この様な外部環境のなか、日本ではゴールデンウイークの薄商いのなか、為替介入らしき円買いの動きが継続し、一時160円台を付けたドル円は155円程度の水準を維持しました。正式な発表は月末となりますが、予測によると過去最大級となる5兆円規模の為替介入か行われたとの見方もあるようです。また、4月の日銀金融政策決定会合の主な意見が公表され、「円安進行で物価上昇率が予想を超えるリスクがある」との指摘が相次ぎ、「円安を背景に基調的な物価上昇率の上振れが続く場合、正常化のペースが早まる可能性は十分にある」等、円安を警戒した早期の追加利上げに対する意見も複数出ていたことが明らかになりました。
政治面では、政治資金規正法改正で自公が大筋合意、「政策活動費は使い道を政党に報告し政治資金収支報告書に記載」「収支報告書の提出時に議員本人が確認したとする確認書を作成する」など盛り込まれる一方で、パーティー券購入者を公開する基準額を引き下げる案は、金額が合意せず先送りとなるなど与党内でも足並みが揃わない状況となっています。
日米の政局及び金融政策に大きな動きがでる可能性もあり、暫くは方向性に欠ける展開が続くのではないでしょうか。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「積極投資型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+2.05%、対TOPIX比では+0.50%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.55%、対TOPIX比で-1.00%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、上昇トレンドのハイリスク銘柄が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、ヒストリカルボラティリティファクター・騰落率ファクターが大きくがプラスとなり、FOMCを通過したことで、調整が進んでいた半導体関連銘柄を中心とする価格変動リスクの高い銘柄に押し目買いの資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している6戦略がプラスとなり、1戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+0.55%と市場平均の+1.55%を下回りました。
7戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
市場平均よりも大きくアンダーウエートしているヒストリカルボラティリティファクターが大きくマイナスに寄与したことです。
先週は、3月のSQを境に調整が続いていたハイリスク銘柄が堅調に推移しました。
月初のFOMCで6会合連続の現状維持が決定され、長期金利の下落から米国株が堅調に推移したことで、調整が進んでいた指数寄与度の高いハイリスク銘柄に押し目買いが入りました。
足元では、日経平均とTOPIXの相関が崩れてきています。
その理由は、
・日経平均は、「値がさ高リスク銘柄の寄与度が高い」
・TOPIXは、「大型低リスク銘柄の寄与度が高い」
といった指数の特性に違いがあり、「半導体関連銘柄の多い、値がさ高リスク銘柄が動くと日経平均も大きく動く」状態となっています。
少数の値がさ株の影響を大きく受ける日経平均は、日本株式市場を代表する指数ではないとの意見も聞かれますが、事実として日経平均の特性を理解しておく必要はありそうです。
気を付けなくてはならない点は、ハイリスク銘柄は売買タイミングが重要となる難易度の高い投資ということです。
激しい価格変動は魅力的に見えますが、長期運用においては冷静に対応する必要があると考えています。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的な価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
このことが長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年4月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:93.7%(前週比 +1.7%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
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・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
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・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
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・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。