先週の運用実績を解説(2024年 1/4~1/12)
各指標の週間騰落率
日経平均: +6.31 %
TOPIX : +5.40 %
ダウ平均: -0.26 %
S&P 500 : +0.29 %
NASDAQ : -0.26 %
週間市況概況
米国では、年初にFOMC議事要旨が公表され、「早期利下げに慎重姿勢、2024年末4.6%、3回の利下げを見込む、見通しには異常に高い不確実性があり追加利上げが適切な可能性もある、政策金利を据え置く期間は現在の想定よりも長くなるかもしれない」との内容が確認され、昨年末からの楽観的な利下げ期待ラリーの反動により年初は下落からスタートしました。しかし、先週初は下落の反動から押し目買いにより上昇、ところが週末に消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の発表が控えているため戻りは限定的となりました。週末に発表された2023年12月消費者物価指数(CPI)は+3.4%と予想を上回り、早期の利下げ期待に水を差す展開となりました。しかし、翌日発表された2023年12月生産者物価指数(PPI)は-0.1%と予想を下回り、早期利下げ観測の浮上からハイテク株が下支えする形で週末をむかえており、暫くは経済指標に振り回される展開が続きそうです。
台湾では、4年に1度の台湾総統選で台湾民進党の頼清徳氏が勝利、初めて同一政党が3期連続で政権を担うこととなりました。中国に対して強硬路線を貫いた蔡英文総統の外交路線を引き継ぐため、最大の貿易相手国である中国からの経済的圧力が高まる可能性があり、経済への影響も懸念されます。
世界銀行は、2024年世界の経済成長率見通しを+2.4%(2023年+2.6%)とし、3年連続で減速するとの見通しを示しました。
この様な外部環境のなか、日本では年初に能登半島で大きな地震が発生、能登半島地震を激甚災害に指定、岸田総理は被災地を視察し被災地支援の予備費倍増を表明しました。しかし、日経平均・TOPIXともにバブル後の高値を更新する強い動きを見せています。また、日銀が発表した1月のさくらリポートでは、景気判断を、東海・九州・沖縄をプラス、近畿をマイナス、北陸を据え置きとしました。賃上げに関しては、「地方でも去年よりいくらか早いタイミングで賃上げの機運が醸成されつつある」との認識を示しました。今年も、好業績で割安な日本株に注目が集まることを期待したいところです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+6.90%、対TOPIX比では+1.50%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+6.01%、対TOPIX比で+0.61%となっています。
週間パフォーマンスの背景
年初から先週にかけては、為替感応度の高い好業績の大型高配当銘柄が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、規模ファクター・為替感応度ファクター・予想修正サプライズファクター・株主還元性ファクターがプラスとなる一方、成長性ファクターがマイナスとなり、円安が進行するなか、昨年後半からグロース銘柄に劣位していた好業績の大型高配当銘柄へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全ての戦略がプラスとなり、6戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+6.01%と市場平均の+5.40%を上回っています。
6戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
バリュー要素である「割安・高配当」特性が大きくプラスに寄与し、さらに市場平均から大きく露出している予想修正サプライズファクターもプラスに寄与したことです。
残りの2戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性がマイナスに寄与したことです。
先週のレポートで以下のように記載しました。
2023年前半は、明確なバリュー優位の相場が続き、ファクターによるリターンの説明力が高い市況環境となりました。しかし、10月以降はファクターが市場に与える影響が小さくなる一方、ファクターでは説明しきれない個別銘柄が持つ材料で市場が動く傾向となっています。
個別銘柄物色の傾向が強くなっており、ファクターによるアルファを得にくい状況です。 しかし、これらの傾向は循環しており、再びファクターによる説明力が増す環境が来るため、コストがかかる短期売買が中心となる市場に合わせるのではなく、勝率の高い運用を継続することが、実は安定した運用成績に繋がると考えています。
正に、2024年の年初からは再びファクターによる銘柄選別が明確になってきました。
個別銘柄が日替わりで物色される市況は大きな資金が流入してない時期が多く、逆にファクターの傾向が明確な市況は大きな資金が流入している時期が多い傾向があります。
2024年は年初から大きな資金が日本市場に流入し、本質的な価値のある銘柄を物色してきたと考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、本質的な価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持し続ける、勝率の高い運用を継続していたため、この流れに乗ることが出来ました。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
ウェルスウイング(Wealth Wing)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年12月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:95.0%(前週比 +16.5%)
2024年に入り、大幅に改善しました。
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号 加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会 <重要事項> ■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。 ■投資一任契約に関するご留意事項 ・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。 ・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。 ・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。 ・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。 ・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。