先週の運用実績を解説(2023年 10/10~10/13)
各指標の週間騰落率
日経平均: +4.26 %
TOPIX : +1.97 %
ダウ平均: +0.79 %
S&P 500 : +0.45 %
NASDAQ : -0.18 %
週間市況概況
米国では、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開され、全ての参加者が「インフレの持続的な減速を確信できるまで、引き締め的政策を当面維持する必要がある」、大半の参加者は「あと1回の利上げが適切」、数人の参加者は「さらなる利上げは正当化されない可能性が高い」と引締め政策の継続では一致するも、さらなる利上げに関しては意見が分かれたことが明らかとなりましたが、新たなサプライズはない内容となりました。また、9月の生産者物価指数(PPI)もほぼ予想通りとなったことで市場は4日続伸となりました。しかし、翌日発表された9月の消費者物価指数(CPI)は予想を上回り長期金利が上昇、さらに原油価格が急騰したことで市場は反落で週末をむかえています。
ガザ情勢は、イスラエル政権と野党党首が挙国一致内閣の樹立で合意、陸海空を連携したガザ地上侵攻を準備しています。各国の圧力もありイスラエルは攻撃開始前に人道回廊を設定し民間人の退避を促していますが、隣接するレバノンの民兵組織ヒズボラやシリア国境での交戦へ発展する可能性もあり中東諸国への戦争拡大が懸念されます。
ウクライナ情勢は、ゼレンスキー大統領がNATO本部で初めて対面で出席、厳しい冬をむかえるとし、各国に防空支援を訴えました。
この様な外部環境のなか、経済対策をめぐり経済産業省が半導体支援に総額3兆3,500億円の予算要求案を提示、西村経済産業省は「経済安全保障という考えが、将来の命運を決めると言っても過言ではない」と新たなアクションプラン策定を指示しました。紛争が世界に広がるなか経済安全保障が極めて重要となる一方で、物価高が国民生活を直撃するなか大企業への巨額支援を補正予算案に反映させることの妥当性が問われる可能性もありそうです。また、東証ではカーボン・クレジット市場が開設され、電力会社・金融機関などの民間企業に加え、地方公共団体など計188者で初取引が行われました。市場規模の拡大が期待されます。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+1.52%、対TOPIX比では-0.45%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.14%、対TOPIX比で-0.83%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、業績好調なグロース銘柄が軟調となる一方で、大型バリュー銘柄が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、規模ファクター・株主還元性ファクター・割安性ファクターが大きくプラスとなる一方、成長性ファクター・予想修正サプライズファクターがマイナスとなり、世界経済の減速が懸念されるなか、好業績のグロース銘柄が業績ピークアウト懸念から軟調となる一方、大型バリュー銘柄へ押し目買いの資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラスとなるも、全ての戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは+1.14%と市場平均の+1.97%を大きく下回っています。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
バリュー要素である割安性ファクターがプラスに寄与するも、市場平均から大きく露出している予想修正サプライズファクターが大きくマイナスに寄与したためです。
ロシアによるウクライナ侵攻と同様、ハマスによる突然のイスラエル領内への襲撃が、世界経済にどれ程大きな影響を与えるかを見極める難しい局面となっており、今後の紛争の行方次第では大きな転換点をむかえる可能性も考えておく必要がありそうです。
もし、これ以上のリスクは回避したいとお考え方は、スマートヘッジ機能の利用をご検討してみてはいかがでしょうか。
スマートヘッジ機能を利用することで、株式市場全体が受ける価格変動を抑制することが可能となり、運用資産の価格変動も和らげることができます。
詳しくは、こちらをご参考ください ⇒ スマートヘッジ機能
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年9月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:67.7%(前週比 +5.7%)
9月の配当落ち分が一時的に損失となって見えるため、利益口座比率も普段より減少しております。
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
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さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号 加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会 <重要事項> ■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。 ■投資一任契約に関するご留意事項 ・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。 ・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。 ・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。 ・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。 ・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。