先週の運用実績を解説(2023年 10/2~10/6)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.71 %
TOPIX : -2.55 %
ダウ平均: -0.30 %
S&P 500 : +0.48 %
NASDAQ : +1.60 %
週間市況概況
米国では、FRB高官の発言が相次ぎ、次回の利上げに関しては意見が分かれているものの、引き締め的水準を長く維持する必要性では一致しており、引締め政策の長期化は必至となる状況です。9月のISM製造業景気指数は10カ月ぶりの水準に改善も、好況不況の分かれ目の50を11カ月連続で下回り、翌々日に発表された9月のISM非製造業景気指数も新規受注が低調となり小幅低下となりました。また、9月のADP雇用報告は21年1月以降で最低の伸びとなり労働市場も鈍化、引締め政策の長期化と景気後退懸念により週初から下落トレンドとなっていましたが、週末にかけては複数のFRB高官から「足元の長期金利の上昇は利上げ1回に相当する」との発言もあり、金利の現状維持を期待した市場は反発して週末をむかえています。
世界銀行は、2024年の中国の経済成長率見通しを、4月時点の+4.8%から+4.4%へ引き下げました。
イスラエルでは、ガザを実効支配しているハマスによる突然の攻撃により戦闘が勃発、多くの死傷者が出ており、今後、大規模な戦争へ拡大することが懸念されます。
この様な外部環境のなか、日本では経済対策に関する話題が多くなってきており、減税の議論も出始めています。しかし、法人税や所得税の減税には触れず、成長に繋がる減税策が検討されているようです。また、経済対策とは別に、岸田総理は、今秋予定のG7会合でAI開発者の国際規範の策定を目指すとしており、AIの推進にも力を入れています。これに関連し、12月にも半導体工場の立地規制を緩和し農地・森林にも誘致できるようにする等、経済安全保障の面からも半導体生産能力の強化を図ろうとしています。これらも含め、日本企業の設備投資額は過去最高の2022年を上回る勢いで増加しています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「財務健全高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-3.08%、対TOPIX比では-0.53%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-3.35%、対TOPIX比で-0.80%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、流動性が高く負債比率の高い割安株が軟調となりました。
ファクターリターンを見ても、財務健全性ファクターが大きくプラスとなる一方、割安性ファクター・流動性ファクターが大きくマイナスとなり、長期国債の金利が上昇傾向にあるなか、ここまで買い上げられてきたバリュー銘柄群に修正が入り、負債比率の高い割安銘柄から資金が大きく流出したことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナスとなり、全ての戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となってしまいました。
8戦略の平均リターンは-3.35%と市場平均の-2.55%を大きく下回っています。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
バリュー要素である割安性ファクターが大きくマイナスに寄与し、さらにグロース要素である収益性及び成長性ファクターもマイナスに寄与、ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用ポリシーである、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」の内の2要素が大きなマイナス要因となりました。
先々週のレポートで以下のコメントを記載いたしました。
毎年10月は、米国の税金対策のための売買が発生し、これまでとは真逆の動きとなることが多く見受けられます。
これは、益出しと損失確定を目的としたファンダメンタルズを無視したテクニカルな売買であるため、パフォーマンスが良い運用ほど一時的に激しいマイナスとなることがあります。
先週は、正にこの動きが大きく出てしまいました。
しかし、ファンダメンタルズを無視した売買によって安くなった優良銘柄は急速に買い戻される傾向があるため、この様な局面ではむしろ積極的に買い下がることでパフォーマンスがさらに良くなるのではないでしょうか。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、ソルティ・ノレシオの高い運用を実現しており、大きく下落してもそれを上回る高い回復力を見せて来ました。
その理由は、外部環境によって一時的に売られたとしても、本質的に価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持し続ける運用を行っているからと考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
ウェルスウイング(Wealth Wing)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年9月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:62.0%(前週比 -20.9%)
9月の配当落ち分が一時的に損失となって見えるため、利益口座比率も普段より減少しております。
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号 加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会 <重要事項> ■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。 ■投資一任契約に関するご留意事項 ・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。 ・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。 ・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。 ・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。 ・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。