先週の運用実績を解説(2023年 9/25~9/29)
各指標の週間騰落率
日経平均: -1.68 %
TOPIX : -2.23 %
ダウ平均: -1.34 %
S&P 500 : -0.74 %
NASDAQ : +0.06 %
週間市況概況
米国では、7月のS&Pケース・シスラー住宅価格指数が主要20都市で+0.9%となり住宅価格は過去最高となる一方、住宅価格の上昇により8月の新築住宅販売件数は-8.7%と大幅に減少、また9月の消費者信頼感指数は2カ月連続で低下し、特に期待指数は景気後退リスクを示唆する80を下回る73.7まで大幅に低下、長期化するインフレによりこれまで景気を支えてきた消費にも陰りが出始めています。さらに、週末に発表された新規失業保険申請者数及び失業保険受給者総数が共に増加し雇用も軟調、景気後退リスクやつなぎ予算案の協議難航を嫌気した市場は下落トレンドのまま週末をむかえています。しかし、懸念されたつなぎ予算案の協議は9月30日に米議会上下両院で可決、11月中旬までのつなぎ予算により政府機関の一部閉鎖は回避されました。
この様な外部環境のなか、岸田総理は経済対策の柱を表明、10月中に取りまとめ今年度の補正予算案も編成へ動き出しました。経済対策の内容は、
① 物価高から国民生活を守る対策
② 持続的賃上げ、所得向上と地方の成長
③ 成長力につながる国内投資促進
④ 人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革の推進
⑤ 国土強靭化による、国民の安心・安全の確保
となりました。
実際、日銀が発表した8月のCPI加重中央値は過去最高の1.8%となり物価高のトレンドは継続しており、今回の経済対策に大いに期待したいところです。一方、岸田総理は資産運用立国を目指すことも掲げており、資産運用特区を札幌・東京・大阪・福岡の4自治体を軸とすることも発表されました。また、米中対立で東アジアの地政学リスクが高まるなか、相次いで海外の大手半導体装置メーカーが日本で拠点開設に動いており、海外投資家の日本への期待は継続しています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-2.72%、対TOPIX比では-1.35%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-2.87%、対TOPIX比で-1.50%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、出遅れていた優良グロース株が堅調となる一方、足元で上昇が続いていたバリュー株が軟調となりました。
ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・成長ファクター・財務健全性ファクターが大きくプラスとなる一方、割安性ファクター・株主還元性ファクター・騰落率ファクターが大きくマイナスとなり、長く続いたバリュー優位・グロース劣後の極端な二極化に修正が入ったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナスとなり、全ての戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となってしまいました。
8戦略の平均リターンは-2.87%(配当込み)と市場平均の-1.37%(配当込み)を大きく下回っています。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
バリュー要素である割安性及び株主還元性ファクターが大きくマイナスに寄与し、さらに大きく露出している騰落率ファクターもマイナスに寄与したことです。グロース要素である収益性及び成長性ファクターのプラス寄与では、利益確定の売りと見られる大きなバリュー株売りの影響によるマイナスをカバーしきれませんでした。
毎年10月は、米国の税金対策のための売買が発生するため、これまでの物色傾向とは真逆の動きとなることが日本市場でも見受けられます。これは、益出しと損失確定を目的としたテクニカルな売買であるため、パフォーマンスが良い運用ほど一時的に激しいマイナスとなることがあります。
しかし、この動きは概ね2週間程度で終了し、その後は逆に急激な回復を見せる傾向があります。理由は、ファンダメンタルズを無視した機械的な売買により安くなった優良銘柄が急速に買い戻されるからです。
この特性を利用し、この様な局面ではむしろ積極的に買い下がることがパフォーマンス向上に繋がるのではないでしょうか。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、ソルティ・ノレシオの高い運用を実現しており、大きく下落してもそれを上回る高い回復力を見せて来ました。
その理由は、外部環境によって一時的に売られたとしても、本質的に価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持し続ける運用を行っているからと考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
ウェルスウイング(Wealth Wing)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年8月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:82.8%(前週比 -14.8%)
9月の配当落ち分が一時的に損失となって見えるため、利益口座比率も一時的に減少しております。
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号 加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会 <重要事項> ■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。 ■投資一任契約に関するご留意事項 ・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。 ・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。 ・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。 ・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。 ・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。