先週の運用実績を解説(2023年 7/3~7/7)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.41 %
TOPIX : -1.47 %
ダウ平均: -1.96 %
S&P 500 : -1.16 %
NASDAQ : -0.92 %
週間市況概況
米国では、6月のFOMC議事要旨が公開され、全会一致で利上げ見送りとなったものの、利上げ停止を巡り意見が分かれていたことが明らかになり、「利上げ見送りはスピード調整のための一時的措置」であったことを再認識させられるなか、6月のADP雇用報告が発表され、依然として強い雇用情勢であることも判明、7月・9月のFOMCでは再び利上げを行うとの観測が高まり、市場は下落したまま週末をむかえています。
中国では、国内の投資が様子見状態となるなか、6月のサービス部門PMIが5カ月ぶりの低水準となり、製造業と比較して堅調であったサービス部門にも景気減速の波が押し寄せてきています。
この様な外部環境のなか、日本では6月の日銀短観が発表され、大企業製造業の景況感が7期ぶりに改善、これを受け週初の日経平均は1990年3月以来およそ33年ぶりに高値を更新しました。しかし、これまで買い越しを続けていた海外投資が若干の売り越しに転じ、さらに裁定買い残も高水準となっていることから高値警戒感が台頭、利益確定売りに押される形で週初の高値をピークに下落トレンドで週末をむかえました。スピード調整に入ったとの見方は多いものの、下値を固める動きとなるかを注視したいところです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-1.32%、対TOPIX比では+0.15%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-1.98%、対TOPIX比で-0.51%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、市場が下落するなか、中小型のバリュー銘柄が相対的に堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクターがプラス、収益性ファクター・成長性ファクター・規模ファクターがマイナスとなり、大型グロース株に利益確定売が出るなか、中小型のバリュー株へ退避的資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナス、1戦略のみTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。8戦略の平均リターンは-1.98%と市場平均の-1.47%を下回っています。
7戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性のマイナス寄与が大きく、バリュー要素である「割安・高配当」特性のプラス寄与では賄いきれなかったことに加え、上昇トレンドの銘柄を多く保有していたため騰落率ファクターのマイナス寄与も大きくなったことです。
過熱感が出始めるなか、日経平均が33年ぶりに高値を更新したことで、これまで上昇傾向にあった銘柄群に幅広く利益確定の売りが出たことが大きく影響しました。
これまで何度かお伝えいたしましたが、
長期の上昇トレンドは、「資金流入期の上昇相場」と「資金循環期のレンジ相場」を交互に繰り返しながら上昇していく傾向があります。
この場合、ファンダメンタルズは好調であっても、過熱感が出ればテクニカル的な調整は起こり得るため、足元の調整が「資金循環期のレンジ相場」なのか、反転して「資金流出期の下落相場」に転じたのかを見極める必要があります。
しかし、急速な上昇による過熱感や達成感による「利益確定の売り」や、8月の決算ピークに向けた「個別銘柄物色の動き」などにより、7月は「資金循環期のレンジ相場」になる可能性が高いのではないでしょうか。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年6月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:88.4%(前週比-4.3%)
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
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さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
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