先週の運用実績を解説(2023年 5/22~5/26)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.35 %
TOPIX : -0.73 %
ダウ平均: -1.00 %
S&P 500 : +0.32 %
NASDAQ : +2.51 %
週間市況概況
米国では、5月PMI速報値が発表され製造業PMIが5カ月ぶりに低下するなか、5月FOMC議事要旨が公表され、全会一致で0.25ポイントの利上げを決定し利上げ停止を示唆するも、追加利上げが必要とする参加者と必要でないとする参加者で意見が分かれていることも明らかとなりました。これを裏付けるように、ウォラー理事は6月会合で利上げを見送ったとしても7月に再開する可能性を示唆し、一部高官からも同様の発言がありました。しかし、債務上限問題の進展やアナリスト予想を50%余り上回るNVIDIAの強気な売上予想の発表により、他の生成AI関連銘柄を巻き込む形でNASDAQを中心に上昇して週末をむかえています。
中国では、広島サミットでの「G7の非難は偽り」と強く反発、中露の関係強化で対抗する姿勢を見せ、ロシアのミシュスチン首相も中国を訪問しエネルギー分野の協力を中心に連携を誇示、G7への対抗姿勢をより鮮明にしています。
一方、インドでは、モディ首相が島しょ国と会合を行い、「自由で開かれたインド太平洋」の支持を強調、これまでウクライナ問題では中立姿勢を保っていたインドも中国抑止へ動き始めています。
この様な外部環境のなか、日本では海外投資家からの注目が日に日に高まっており、日経平均はバブル崩壊後の高値3万1086円を上回るなど勢いが止まりません。しかし、上昇は商社や半導体関連等の指数寄与度の高い大型株への一極集中によるもので、小型株にまで波及する状況には至っていません。また、内閣支持率が上昇傾向にあったものの、与党内での自公対立の激化や岸田首相の親族による不適切な行為により足元では内閣支持率が急落する等のマイナス要因も出始めています。ですが、西側諸国の脱中国によるサプライチェーンの再構築も進んでおり、日本への海外からの直接投資も期待されるなか、今後も海外投資家の期待買いが継続するかに注目が集まります
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-0.12%、対TOPIX比では0.61%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.73%、対TOPIX比で±0%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、株主還元性の高いバリュー株が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、株主還元性ファクター・割安性ファクターが大きくプラスとなり、商社等の株主還元性の高い高配当銘柄へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナス、4戦略がTOPIXをアウトパフォームしました。8戦略の平均リターンは-0.73%と市場平均の-0.73%と同じ結果となっています。
4戦略がアウトパフォームした理由は、
バリュー要素では「割安・高配当」特性がグロース要素である「高収益・高成長」特性のマイナスを補えたことです。
残り4銘柄がアンダーパフォームしてしまった理由は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性に加えて予想修正サプライズファクターもマイナスとなり、好決算を発表したグロース銘柄の利益確定売りに押されたことです。
海外投資家による一部大型銘柄への買いにより、5月の連休前後から日経平均は急上昇していますが、市場全体にはまだ波及していない状況です。これにより、個人投資家は市況環境の良さを実感できない状況が続いており、一極集中のまま指数だけが上昇して行くのか、全体に広がるのかを注視する必要がありそうです。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、インデックス連動型のポートフォリオをご提供しつつ、インデックスに打ち勝つことを目標としています。しかし、指数寄与度の高い銘柄へ一極集中する市場では、リスクを一定にコントロールしているため、上昇には連動するもアウトパフォームすることが難しくなります。
ですが、一極集中の相場は、乗ればリターンが得られる一方で、売るタイミングが難しく非常にリスクが高い投資となります。この様なミニバブルは度々起きては崩壊することを繰り返していますので、長期運用においてはリスクの高い投資ではなく、より安定性を重視した運用が求められるのではないでしょうか。
パフォーマンスが冴えない時期は、良い方の動きが気になりますが、リスクコントロールを丁寧に行いながら、一貫した運用方針を続けることが重要と考えています。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年4月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込) ※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:83.4%(前週比-7.1%)
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
↓↓↓↓↓↓↓ プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。投資信託のお取引についても基準価格の下落等により損失が生じる恐れがあります。 ・為替取引を伴う外国証券の取引については、前述に加えて為替相場の変動による損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・貸株取引については分別保管の対象から外れるほか、貸し出した有価証券が返却されないリスクがあります。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
■投資一任契約に関するご留意事項 ・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。 ・投資対象は、値動きのある国内外の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。 ・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。 ・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。 ・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。