先週の運用実績を解説(2023年 4/10~4/14)
各指標の週間騰落率
日経平均: +3.54 %
TOPIX : +2.71 %
ダウ平均: +1.20 %
S&P 500 : +0.79 %
NASDAQ : +0.29 %
週間市況概況
米国では、3月FOMC議事要旨が公開され、「相次ぐ銀行破綻を受け一時利上げ停止も検討されたものの、各方面の迅速な対応により早期沈静化したため、全会一致で0.25ポイントの利上げが決定された」と明らかになりました。声明文では、従前の「継続的な引き上げが適切になる」との文言が削除され、新たに「幾分の追加的な政策引締めが適切」との文言が加えられたことで、いよいよ利上げは最終段階にあると受け止められています。一方、発表された3月消費者物価指数は9ヵ月連続で縮小するも、コア指数は高水準のままとなり、特にサービス物価のインフレが根強いことが再認識されたことで、5月FOMCでの利上げ実施確率が一層高まりました。心配された銀行決算は一先ず好調であったため市場は安堵しましたが、引当金の積み増しや貸し出しの減少傾向から将来に対する備えが見て取れ、金融不安は完全に払拭された状況ではありません。利上げは最終段階にあるものの、今後の金融不安やインフレ状況次第では、本格的な景気後退に陥る可能性を指摘する声もあります。
IMFは、世界全体の2023年成長率見通しを1月時点から0.1ポイント低い2.8%としました。成長率を押し下げた理由は、各国が行ったインフレ抑制のための利上げによるもので、金融不安がさらに広がる場合はさらに減速すると予想しています。
この様な外部環境のなか、日本ではウォーレン・バフェット氏が日本株への投資拡大を示唆したことが大きな話題となりました。さらに、ヘッジファンドの日本株運用が好調であることから、日本市場への注目度は高まっています。しかし、世界的な景気後退懸念から来期の業績予想に対する警戒感も根強く、年初から堅調であった好業績の割安・高配当銘柄が利益確定売りに押される一方、新たに好業績を発表した銘柄が個別物色される展開となっており、指数自体は連騰しているものの本格的な上昇とはなってません。今週から米国企業、ゴールデンウイーク明けからは日本企業の決算発表が本格化します。日本企業の下方修正が軽微に留まれば、本格的な上昇に繋がるのではないでしょうか。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+2.63%、対TOPIX比では-0.08%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+2.22%、対TOPIX比で-0.49%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、バリュー株が売られる一方、グロース株が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、成長性ファクター・予想修正サプライズファクター・収益性ファクターが大きくプラスとなる一方、株主還元性ファクター・割安性ファクターが大きくマイナスとなっており、決算発表を前に下方修正への警戒感から、堅調が続いていた好業績の割安・高配当銘柄が利益確定に押される一方、新たに上方修正を発表したグロース銘柄が堅調となったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラスとなるものの、全戦略がTOPIXをアンダーパフォームしてしまいました。8戦略の平均リターンは+2.22%と市場平均の+2.71%を下回る結果となりました。
全戦略がアンダーパフォームした理由は、
ウェルスウイング(Wealth Wing)は好業績の割安・高配当銘柄を中心に年初から高いパフォーマンスを実現しておりましたが、3月の米銀破綻をきっかけに下落した後、世界的な景気後退懸念が台頭したため業績下方修正を警戒した利益確定売りにこれら銘柄が押されたからです。
日本企業の決算発表ピークはゴールデンウイーク明けとなっており、金利上昇や金融不安による世界的な景気後退懸念が日本企業にどれ程影響するか疑心暗鬼の状態です。こう言った局面では、これまで好業績が理由で上昇していた銘柄への利益確定売りが先行し、新たに好業績を発表した銘柄へ乗り換える動きが活発となります。特に短期で運用する資金はこの傾向が強くなりますが、長期運用においては各社の予想が発表される過程で、マーケットインパクトを抑えながら徐々に乗り換えても十分に間に合うと考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、予測が難しい外部要因からのリスクを極力抑え、「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった個別企業が持つ優位性にフォーカスした勝率の高い運用を行っております。
パフォーマンスが出ない時期は目先の動きが気になりますが、こう言った時こそどっしりと構え、勝率の高い一貫した運用を続けることが重要ではないでしょうか。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年3月31日までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。
先週末時点の利益口座比率:79.0%(前週比+7.8%)
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。