先週の運用実績を解説(2023年 1/16~1/20)
各指標の週間騰落率
日経平均: +1.66 %
TOPIX : +1.25 %
ダウ平均: -2.70 %
S&P 500 : -0.66 %
週間市況概況
米国では、大手金融機関の減収減益発表、マイクロソフトの大規模人員削減の思惑、1月ニューヨーク連銀製造業景気指数の大幅マイナスといった悪い流れを受け市場は下落からスタート、さらに翌日に発表された2022年12月生産者物価指数及び小売売上高が予想以上に低下したことで景気後退を意識、市場は大幅下落となりました。一方、FRB高官からは次回FOMCでの利上げ幅縮小を示唆する発言が相次ぎ、週末にはタカ派として知られるウォラーFRB理事が次回会合での利上げ幅を0.25ポイントへ縮小することを支持したため市場心理が改善、ハイテク株を中心に上昇で週末をむかえています。
中国では、2022年GDPが発表され、過去30年間で2番目に低い3.0%増となり、政府目標5.5%前後を達成できませんでした。また、同時に発表された2022年末の総人口は14億1,175万人となり、1961年以来61年ぶりに減少、景気後退と人口減少が起き始めています。
IMFは、世界の分断が世界GDPに与える影響を、限定的なら-0.2%、深刻なら-7%になると試算しており、今年も中・露の動向次第で世界経済が大きく変動する可能性があることを覚悟する必要がありそうです。
この様な外部環境のなか、日本では17・18日に日銀の金融政策決定会合が開催され、大規模金融緩和策を維持・長期金利上限0.5%の据え置きを決定しました。これを受け、長期金利は一時0.36%まで低下、為替は一時131円台に急落しました。しかし、1月の国債購入額は17兆円規模と単月では過去最高を更新、市場はいずれYCC撤廃に追い込まれると予想する向きは多く、為替はそれを織り込む形で再び円高方向へ動き出しました。2月10日に黒田総裁の後任人事が提示されるとの発表があり、これに注目が集まります。一方で、新型コロナ「5類」引き下げが今年春を念頭に検討開始、また企業への賃上げ圧力が春闘を前に高まってきており、日本の景気回復にとっての好材料も出始めています。日本企業は米国企業ほど業績下方修正圧力は高くないため、春に向けて日本市場の上昇に期待したいとことろです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「財務健全高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で+2.24%、対TOPIX比では+0.99%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.50%、対TOPIX比で+0.25%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、高収益・高成長のグロース銘柄が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・成長性ファクター・予想修正サプライズファクターが大きくプラスとなり、17・18日の金融政策決定会合で大規模金融緩和策の継続が決定されたことで、さらなる金利上昇を警戒し売られていたグロース銘柄に買い戻しの動きが起きたことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、8戦略中6戦略がTOPIXをアウトパフォームしました。8戦略の平均リターンは+1.50%と市場平均の+1.25%を上回る結果となっています。
2戦略が市場平均を下回った要因は、
下方修正及び減配の発表を受けた1銘柄が大幅下落となり、これがパフォーマンスの足を引っ張りました。しかし、23銘柄に分散投資しているため、1銘柄の影響は軽微にとどまりポートフォリオ全体としてはプラスとなっています。
残りの6戦略が市場平均を上回った要因は、
17・18日の金融政策決定会合でさらなる利上げを行うことを警戒し売られていたグロース銘柄が、大規模金融緩和策の継続決定を受け買い戻されたためです。ウェルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用を行っていますが、この「高収益・高成長」といったグロース要素のエクスポージャーがパフォーマンスに寄与しました。
12月末に唐突に決定された金融政策の修正以降、特にグロース銘柄が売り込まれていましたが、先々週は下落により割安要素が高くなったグロース銘柄が物色され、先週は緩和政策維持を確認したことで売られ過ぎた成長要素の高いグロース銘柄へ買い戻しが入りました。ウェルスウイング(Wealth Wing)はグロース・バリューに偏らないリスクコントロールも行っているため、この一連の動きに乗ることができました。
多くの人はアルファ(超過リターン)を探すことばかりに注目しがちですが、リスクをコントロールすることもパフォーマンス向上にとってはとても重要になります。
上がる銘柄を見つけたとしても、リスクコントロールの巧拙でパフォーマンスは大きく変わるので、攻めと守りが両立していることがパフォーマンス向上に繋がります。
しかし、リスクコントロールは専門性の高い知識や大量のデータが必要となるため、個人投資家の皆様の多くはこれを上手に出来ていないのが現状です。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、アルファの探索(攻め)はもちろん、リスクコントロール(守り)も自動で行う、
「攻めと守りの自動運用サービス」
です。リスクが山積する現在、守りもお任せで資産を運用してみてはいかがでしょうか。
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。