先週の運用実績を解説（2022年 10/17～10/21）

各指標の週間騰落率週間市況概況週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は！？週間パフォーマンスの背景

2022/10/24

#運用実績 #グロース株 #成長株 #バリュー株 #割安株 #配当 #運用者のコメント

各指標の週間騰落率

日経平均： -0.74 %
TOPIX 　： -0.85 %
ダウ平均： +4.89 %
S&P 500 ： +4.74 %

週間市況概況

　米国では、決算発表が本格化するなか先行した金融機関の減益が発表され下方修正する企業が増えるのではとの懸念が広がりましたが、その後発表された銀行の決算は懸念されたほど悪くはなく銀行株を中心に上昇しました。さらに週末には、一部報道機関から「12月に利上げ幅を縮小するか」の議論がなされるのではとの観測が流れ大幅上昇で週末をむかえています。

　中国では、確実視されていた習近平氏の3期目となる共産党総書記再任が決まり、積極的な側近登用による人事により習氏への権力集中が鮮明となりました。また、台湾問題においてはより強硬な姿勢となる可能性が高く地政学リスクの高まりが懸念されます。

　英国では、トラス首相が過去最短での辞任を表明、混乱したポンドは落ち着きを取り戻しています。

　この様な外部環境のなか、日本では約32年ぶりの円安水準、黒田総裁は予算委員会の答弁で「金融緩和の継続が適当」と改めて示し、翌日の答弁では「金融緩和が全く失敗だったというのは事実に反する」とし「辞めるつもりはない」と引責辞任を否定、これを受け円安はさらに加速し1ドル＝150円台を突破しました。しかし、週末には為替介入が実施され再び140円台に引き戻されています。一方の株式市場は決算発表の本格化を前に手控えムードとなりましたが底堅さも確認、11月決算発表ピークに向けて好業績銘柄に期待がかかります。

週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は！？

この様な市況環境のなか、ウェルスウイング（Wealth Wing）で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-0.16%、対TOPIX比では0.69%となり、TOPIXをアウトパフォーム！！

運用実績ランク

運用実績トップ戦略

ウェルスウイング（Wealth Wing）がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.51%、対TOPIX比で+0.34%となっています。

週間パフォーマンスの背景

　先週は、売られ過ぎている好業績銘柄が相対的に堅調となりました。ファクターリターンを見ても、成長性ファクター・予想修正サプライズファクターがプラス、騰落率ファクターがマイナスとなり、先々週の割高グロースを中心としたショートカバーの動きから、好決算期待の出遅れグロース銘柄を物色する動きとなったことが見て取れます。先週のファクター動向

その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング（Wealth Wing）でご提供している全戦略がマイナス、全戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。8戦略の平均リターンは－0.51％と市場平均の-0.85％を上回る結果を残しました。

　全戦略が市場平均を上回った要因は、決算発表を前にして過剰に売り込まれている割安好業績銘柄の上方修正を期待した資金が、ウェルスウイング（Wealth Wing）の運用ポリシーである「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」の銘柄群へ流れたことです。

先々週のレポートで、

割高グロース株の急上昇はショートカバーの側面が強く、買戻しが済めば再び売られる可能性が高い銘柄群です。長期投資においては、需給要因による短期的な上げ下げに翻弄されず、ファンダメンタルに基づいた超優良銘柄に安定的に投資し続けることが重要と考えています。

とお伝えしましたが、今週は正にファンダメンタルに着目した動きとなったようです。

　米国市場は相当分の金利上昇を織り込み、年初来安値近辺での大きな値幅による上下動が発生していることから、売り方の手仕舞いも出始めている可能性が高く、日本株においてもグロース株の下げ止まりが目立ってきています。これから本格化する決算発表で好業績銘柄のさらなる上方修正に期待したいところです。

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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。

さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。

この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング（Wealth Wing）ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。

また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる

「極めて透明性の高い資産運用サービス」

となっています。

さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング（Wealth Wing）がご提供するロボアド初のヘッジ機能（特許取得）を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、（https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス　投資運用部