先週の運用実績を解説(2022年 9/12~9/16)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.29 %
TOPIX : -1.37 %
ダウ平均: -4.13 %
S&P 500 : -4.77 %
週間市況概況
米国では、12日発表されたニューヨーク連銀による3年先期待インフレ率の中央値が2020年12月以来の2%台と低下しインフレ鈍化に安堵するも、翌13日に発表された注目の8月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る前年比+8.3%となったことを受け、高止まりし続けるインフレ率に対する警戒感から再び米国債利回りが急上昇、2年債利回りは3.7%台後半を付け、株式市場は再びグロースを中心に大幅下落しました。特に、食品・エネルギーを除くコア指数が+0.6%となったことに市場は動揺、労働力不足・住居費の高騰・底堅い消費ニーズ等の粘着性の高いインフレ要因を強く警戒し今週に予定される9月FOMCでの1%の利上げ予想確率が上昇、米株式市場は大幅下落のまま週末をむかえています。
欧州圏では、ドイツの9月ZEW景況感指数が市場予想を下回り景気見通しが悪化、景気後退と物価高騰は加速の一途を辿っています。世界的なスタグフレーション懸念から世界のファンドマネージャーはリスク資産を減らし現金を増やす動きが加速しており株式市場から資金が流出しています。
この様な外部環境のなか、日本市場も米CPIの結果を受け大幅下落、日米金利差のさらなる拡大により円安も進行し一時145円直前まで急騰しました。比較的インフレ率が低かった日本においても急激な円安によって物価が高騰し始めたことで物価高倒産が過去最多となり、金融政策に起因する円安がいよいよ社会問題に発展し始める可能性があるなか、日銀がレートチェックを実施、為替介入の思惑が広がったことで上値は押さえられています。しかし、9月FOMCで1%の利上げが実施されれば145円は突破されるとの声も多く、日本経済に実害をもたらし始めている金融緩和政策を疑問視する向きが増えそうです。株式市場においては、これまで堅調であった優良銘柄までもが売られ始めており、投資マネーは株式市場から流出しています。しかし、過度なリスクオフの動きは絶好の買い場となることが多く、優良銘柄の投げ売りを丁寧に広い続ける局面ではないでしょうか。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高企業価値ポートフォリオ」でした。
週間で-0.86%、対TOPIX比では+0.51%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-1.74%、対TOPIX比で-0.37%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、高収益・財務健全・割安・高株主還元といった、これまでの下落過程で堅調であった超優良銘柄が軟調となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・財務健全性ファクター・割安性ファクター・株主還元性ファクターが大きくマイナスとなり、米CPIショックにより最後の砦であった超優良銘柄が売られ、リスクマネー自体が株式市場から流出したことが見てとれます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全戦略がマイナス、2戦略のみがTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。8戦略の平均リターンは-1.74%と全戦略としては市場平均の-1.37%をアンダーパフォームしてしまいました。
市場平均を上回った2戦略は、共に低リスクのポートフォリオであったため急激な価格変動に対して踏ん張ることができました。しかし、市場平均を下回ってしまった残りの6戦略に関しては、これまで堅調であった超優良銘柄を保有していたことが逆にマイナス要因となってしまいました。
今回の様な超優良銘柄が売られる局面は、株式市場から投資資金自体が引き上げられるときです。しかし、過度なリスクオフによる売却の動きは絶好の買い場となることが多く、超優良銘柄の投げ売りを丁寧に広い続ける局面ではないでしょうか。なぜなら、市場が回復する兆しを見せたときには、真っ先に投資マネーが買いに向かうのも超優良銘柄だからです。
株式市場は何年もの間、その時々の世界経済の状況によって、大きな資金流出と流入を繰り返しています。
資産形成を目的とした長期の運用においては、一喜一憂することなく誰もが認める超優良銘柄に投資し続けることが重要だと考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といったバランスの良いポートフォリオ特性を自動で維持し続けるお任せ運用です。
長期投資を続けていれば良い時期も悪い時期もあります。
過剰反応しやすい市場心理に惑わされることなく、ロボットに任せて淡々と超優良銘柄に投資し続けてみてはいかがでしょうか。
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。