先週の運用実績を解説(2022年 7/19~7/22)
各指標の週間騰落率
日経平均: +4.20 %
TOPIX : +3.35 %
ダウ平均: +1.95 %
S&P 500 : +2.55 %
週間市況概況
米国では、住宅のローン金利や販売価格の上昇により、6月住宅着工件数及び6月中古住宅販売件数共に低水準となり、住宅市場の落ち込みが鮮明となってきています。また、新規失業保険申請者数は3週連続で悪化、7月PMI速報値も景気判断の節目となる50を約2年ぶりに下回るなど景気減速を示す指標が相次ぎ、年末にも景気後退に陥るとの見方が出ています。一方の物価も、世界的な景気減速や消費者の給油控えからガソリン価格が下落、電子部品の在庫は増加傾向に変化しておりインフレ鈍化の兆しも出始めています。この様に景気減速とインフレピークアウトが見え始めたことにより、金利上昇スピードが鈍化するとの思惑から米国株式市場は週初から上昇トレンドで週末をむかえました。今週の27日は、注目のFOMC金融政策発表があり、0.75ポイントの利上げが予想されています。さらに、その翌日にはGDP速報値の発表があり、マイナス成長となれば金利上昇もピークアウトする可能性が出てきています。
欧州圏でも、高いインフレ率により中央銀行は利上げに動かされていますが、景気先行指標といわれる銅価格は急落しており、世界的な景気後退不安も拭いきれずスタグフレーションリスクが懸念されています。
この様な外部環境のなか、日本では日銀による金融政策決定会合が開かれ、物価見通しは2.3%に引き上げるも、黒田総裁は大規模緩和の維持を発表しました。さらに、決算発表が徐々に行われ警戒していたほど悪い状況ではないことも後押しとなり、米国市場に呼応するかたちでグロース銘柄を中心に日経平均は7日連騰で週末をむかえています。8月第2週の決算発表ピークを見極めた後、日本市場のさらなる上値追いを期待したいところです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「財務健全高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で+3.62%、対TOPIX比では+0.27%となり、TOPIXをアウトパフォーム!
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+3.16%、対TOPIX比で-0.19%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、業績の上方修正が大きかった出遅れグロース銘柄が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター・成長性ファクター・予想修正サプライズファクターがプラス、騰落率ファクターがマイナスとなり、決算発表が近づくなか、業績の上振れが大きかったにも関わらず下落が続いていた銘柄が堅調となったことが見てとれます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全戦略がプラス、2戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。
アウトパフォームの要因は、「業績を一度上方修正したにも関わらず、今回の発表では下方修正に転じるのでは」といった警戒感から過剰に売り込まれていた銘柄に着目し保有していたことです。徐々に決算内容が明らかになり想定よりも悪い状況ではないことを認識した向きが、グロースを中心に売られ過ぎていた銘柄への買い戻しに動いたことがアウトパフォームに繋がりました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、
「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といった、グロース・バリューに偏らないバランスの良いポートフォリオ特性を自動で維持し続けます。
今回は、割安・高配当といったバリュー系ファクターが年初から相対的に堅調であったためバリューウエートが増加、これにより若干アンダーウエートになってしまったグロース系ファクターのウエートを引き上げ、グロース・バリューに大きく偏らないポートフォリオ特性へと調整しています。このリバランスは、最新の業績予想データ等から毎日計算されたファクターをもとに適宜自動で行っています。
世界経済や為替変動の影響を受けやすいグローバル・インデックス投資とは別に、為替変動リスクの無い日本の超優良企業に着目したアクティブ投資も取り入れてみてはいかがでしょうか。運用資産のリスク分散効果を高めることが期待されます。
プライム市場だけでも約1900銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。