先週の運用実績を解説(2022年 5/23~5/27)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.16 %
TOPIX : +0.53 %
ダウ平均: +6.24 %
S&P 500 : +6.58 %
週間市況概況
米国では、5月FOMCの議事要旨が公開され、0.5ポイントの連続利上げは適切であり、ソフトランディングできるとの自信を示したことで市場はそれを好感しました。また、先々週の悲観的になりすぎた小売り関連銘柄の決算から一転、先週発表された小売りセクターの決算では上方修正が相次ぎ週末にかけては上昇が加速しました。しかし、先行指数である新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回るなど景気減速を示す指標も徐々に目立ち始め、デジタル広告の急減からSNSのスナップが大幅安するなどリセッションに対する警戒感も強まっています。
中国では、ゼロコロナ政策の影響により小売売上高が大幅にマイナスとなるなか、クワッド首脳会合、IPEF(インド太平洋経済枠組み)発足会合が開かれ、米国主導による対中国包囲網が強化されつつあります。
この様な外部環境のなか、日本ではコロナ感染者数の減少により、外食売上高が大幅なプラスに転じるなど経済正常化に向けて期待が高まっています。しかし、飲料・食品を中心に値上げが相次ぎ、世界と比較して低いインフレ率であった日本でも国民生活に影響を与え始めており、日銀は金融緩和スタンスをどこまで続けるのかに関心が集まり始めています。また、国内の投資家は長期的に成長が期待できる米国へと資金をシフトしており、5年ぶりに投信の海外株残高が内外株残高を上回りました。今後の日本株への回帰を期待したいところです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で0.47%、対TOPIX比では-0.06%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.13%、対TOPIX比で-0.40%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は月初から続いた好決算銘柄を買う動きの反動から、動きのなかった割安高配当銘柄が相対的に堅調となりました。ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクターが大幅なプラスとなっており、バリュー株が相対的に堅調であったことが見て取れます。
この様な状況のなか、 ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略中5戦略がプラスとなったものの、全ての戦略がTOPIXをアウトパフォームすることができませんでした。ウェルスウイング(Wealth Wing)は、株価予測モデルの中に業績予想サプライズファクターを内包しており、月初からこのファクターの堅調が続いていましたが、先週は好決算銘柄への物色が一巡し短期の利益確定売りに押されたことがアンダーパフォームの要因となっています。
東証一部だけでも約2200銘柄もあるなか、リアルタイムで変化する四半期毎の決算予想を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。さらに、これらを分散しリスクコントロールされた一つのポートフォリオとして運用し続けるには手間とノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。 詳しくは、https://wealth-wing.com/smart-hedge/ をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。