先週の運用実績を解説(2022年 1/11~1/14)
各指標の週間騰落率
日経平均: -1.24 %
TOPIX : -0.90 %
ダウ平均: -0.88 %
S&P 500 : -0.30 %
週間市況概況
米国では1日あたりのコロナ新規感染者数が過去最多となり、週末に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が過去10年で2番目の低水準になるなど、消費動向にもオミクロン株の影響が出始めています。一方、12日に発表された消費者物価指数は39年6ヵ月ぶりに前年比7%の高い伸びとなりインフレ圧力の強さを改めて示しました。これを受けFRB関係者からタカ派的発言が相次ぎ、金利引き上げ加速に対する警戒感が高まったことからグロース株に対する売り圧力が強まりました。
中国では、規制強化により特に不動産業やIT産業の業績が悪化するなか消費者物価は高止まりを見せ、スタグフレーションリスクの懸念が拭いきれない状況となっています。
この様な外部環境のなか、IMFが発表した2022年の日本の成長率見通しが上方修正され、世界市場から出遅れていた日本市場の挽回に期待する声も出ています。しかし、懸念材料として岸田首相が掲げる新しい資本主義は株式市場では評価されていませんが、それにも関わらずこれを世界へアピールする姿勢を見せており、さらに経済閣僚自ら「株価は意識しない」との発言をするなど、株式市場と相性最悪な政権の動きが気になるところです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で0.77%、対TOPIX比では1.67%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+0.41%、対TOPIX比で+1.31%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、先々週の極端なグロース株売り・バリュー株買いの地合いを引継ぐ展開となりましたが、グロース株売りの勢いは落ち着いてきています。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター、成長性ファクターはマイナスにはなりましたが下落幅は縮小、一方で割安性ファクター、株主還元性ファクターはプラスでしたが上昇幅は縮小といった傾向が見て取れます。
この様な市況環境のなかで、先週はウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略の平均パフォーマンスは対TOPIX比でプラス1.31%と大幅に市場平均をアウトパフォームしました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」銘柄を基軸に運用していますが、財務の健全性や株主還元の高さを考慮にいれたバランスの良い銘柄を選択しているため、極端な「グロース株売り・バリュー株買い相場」であった先々週でも大きな影響は受けませんでしたが、さらに今週はグロース株売りが落ち着いたため、ウェルスウイング(Wealth Wing)で保有する「高収益・高成長」の割安銘柄が市場平均のアウトパフォームに寄与しました。
コロナ感染者数増加、米国金利急上昇、インフレ懸念、中国景気減速、地政学リスク、株式市場と相性最悪な岸田政権等、株式市場を取り巻くリスク要因は山積しています。長期投資においてはこの様な時期は安値を拾う好機となりますが、価格変動が大きいと感じる方はヘッジ機能の利用をご検討してみてはいかがでしょうか。ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)は、市場の変動による資産額の変動を抑えることができます。 詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。