先週の運用実績を解説(2024年 11/11~11/15)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.17 %
TOPIX : -1.11 %
ダウ平均: -1.24 %
S&P 500 : -2.08 %
NASDAQ : -3.15 %
週間市況概況
米国では、大統領選挙が終了し圧勝したトランプ氏への期待が継続、NYダウ・S&P500・NASDAQの3指数は揃って続伸から始まりました。しかし、短期的な過熱感と重要指標の発表を控え反落、注目された10月の消費者物価指数(CPI)及び10月の生産者物価指数(PPI)は共に予想通りとなるも9月から加速、また、新規失業保険申請者数(11/3-11/9)及び失業保険受給者総数(10/27-11/2)は共に改善し労働市場が引き続き堅調であることも確認、さらに、パウエル議長が講演で「利下げを急ぐ必要はない」と発言、これらにより金利の先高観を警戒した市場は3指数揃って下落で週末をむかえています。
この様な外部環境のなか、日本では、東京商工リサーチが発表した10月の全国企業倒産件数(前年比)が909件(+14.6%)となり、2カ月連続で前年を上回りました。人手不足等による影響もあり、2024年企業倒産件数(1月~10月)は累計で8,323件となり、11年ぶりに年間1万件を超える可能性があります。
政治面では、首相指名選挙が行われ、1994年以来30年ぶりの決戦投票となり、立憲民主党の野田氏を破り、第2次石破内閣が発足しました。しかし、11/15-17に行われたテレ東・日経電話世論調査によると、石破内閣を支持する46%(-5ポイント)・支持しない46%(+9ポイント)と、支持するとしないが同数となり、厳しい評価の船出となっています。
米国は、大統領・上院・下院で共和党が多数派となるトリプルレッドとなり政権運営は安定する見通しですが、一方の日本は、与党過半数割れとなっており暫く不安定な政権運営が続きそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、Wealth Wing(ウェルスウイング)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-1.35%、対TOPIX比では-0.23%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-2.03%、対TOPIX比で-0.91%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、為替感応度の高い好業績の小型バリュー株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクター・為替感応度ファクター・予想修正サプライズファクターがプラスとなり、
米国金利の高止まり懸念から円安が進んだことで、円安メリットのある好業績小型バリュー株が相対的に堅調となったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナスとなり、全戦略がTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
8戦略の平均リターンは-2.03%と市場平均の-1.11%を下回りました。
全戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
一部銘柄の決算が大幅下方修正となり大きくマイナスに寄与、バリュー要素である「割安・高配当」特性と市場平均よりも露出している予想修正サプライズファクターでこれを賄い切れませんでした。
先々週のレポートで以下を記載しました。
米国の政治に対する不透明感が払しょくされたことで、海外投資家が好む指数寄与の高い大型グロース株が堅調となり指数の上昇を牽引しました。
一方、中小型のバリュー株は出遅れている状況となっており、そのため、ウェルスウイング(Wealth Wing)の「割安・高配当」特性が足を引っ張っている状況です。
しかし、本レポートで何度も言及しておりますが、市場の物色傾向は循環しており、保有しているポートフォリオが市場の動きに合っていない時こそ、逆張りのチャンスではないでしょうか。
正に、先週は中小型バリュー株が堅調となりました。
一部銘柄の突然の大幅下方修正による影響もあり、若干市場平均を下回る結果となったものの、広く銘柄分散しているため致命的なマイナスとはならずに済んでいます。
価格への織り込みが済めば、逆に下落耐性が強くなるため、来週は期待できるのではないでしょうか。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は、長期運用で資産形成を行う安定運用を目指しており、目先の大きな価格変動に振り回されることなく、本質的価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続しています。
この様に丁寧なリスクコントロールを絶えず続けることが、長期投資においては、高い安定性に繋がると考えています。
これを実現するには、日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを制約付きで最適化する必要があるため、高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となります。
しかし、この様な運用は個人にはほぼ実現できないのではないでしょうか?
Wealth Wing(ウェルスウイング)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
で高度な運用を手にすることが可能です。
運用開始からのパフォーマンスの推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から2024年10月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
Wealth Wing(ウェルスウイング)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:78.5%(前週比 -13.2%)
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、Wealth Wing(ウェルスウイング)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、Wealth Wing(ウェルスウイング)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
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・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
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・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
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・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
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・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。