2024年8月の運用実績をご報告!!
各指標の月間騰落率
日経平均: -1.16 %
TOPIX : -2.96 %(配当込み)-2.90 %
ダウ平均: +1.76 %
S&P 500 : +2.28 %
NASDAQ : +0.65 %
8月の市況概況
米国
・8月第1週
日銀金融政策決定会合で政策金利の追加利上げを決定、その夜、連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の現状維持を決定、さらに、会合後の会見で、日銀・植田総裁はさらなる利上げに言及、一方のFRB・パウエル議長は早期の利下げを示唆、「利上げスタンスの日銀、利下げモードのFRB」の構図が明確となり、日米の金融政策が真逆となったことで一気に円高が進行。これにより、大きく積み上がっていた円キャリーポジションが解消され、株式を筆頭に様々な資産が大幅下落(⤵)
・8月第2週
7月の生産者物価指数(PPI)及び消費者物価指数(CPI)が発表され、共に予想を下回ったことでインフレ抑制が継続していることを確認、NYダウ・NASDAQ・S&P500の3指数は揃って大幅上昇(⤴)
・8月第3週
景気に対する懸念後退から、NYダウは5日続伸、NASDAQ・S&P500は8日続伸と堅調な動きでスタート。ジャクソンホール会議でのFRB・パウエル議長講演の内容は、「インフレの上振れリスクが減少した一方、雇用の下振れリスクは増加している」「金融政策を調整する時が来た、金利が向かうべき方向は明確だ」と述べ、労働市場の軟化を懸念し9月から利下げを始めることを強く示唆し上昇(⤴)
・8月第4週
NVIDIAの決算を控え様子見からスタート、発表された決算内容は四半期売上高が過去最高の221億ドル、前年同期比265%増となるも、強気予想に届かなかったとの見方から大幅下落。一方、4-6月期の実質GDP改定値(前期比・年率換算)が+3.0%と速報値の+2.8%から上方修正、また、7月の個人消費支出物価指数も予想通りとなり、NYダウは最高値更新。NYダウ・S&P500(⤴)NASDAQ(⤵)
世界
中国では、国家統計局が発表した7月の小売売上高が前年比+2.7%となったものの依然として低水準、特に嗜好品の販売不信が顕著となり、個人消費に倹約傾向が見え始めています。また、7月の工業生産は前年比5.1%、前月比-0.2ポイントとなりました。 政治面では、鄧小平氏生誕120周年で習近平国家主席が演説、台湾統一は鄧小平氏の願いだとして統一への決意を改めて表明、また、天安門事件で民主化運動を武力弾圧した鄧小平氏が国家を守ったとも語りました。
日本
この様な外部環境のなか、日本でもドル円が急騰したことで、8月5日月曜日に日経平均は4,451円安と、1987年のブラックマンデー翌日の3,836円安を超え、過去最大の下落幅となりました。しかし、翌日の8月6日火曜日には日経平均は3,217円高となり、過去最大の上げ幅を記録しました。その後、日銀の内田副総裁が講演で「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べ、植田総裁が金融政策決定会合後に「追加利上げの可能性もある」と発言したことの火消しに躍起となる等、市場の混乱を収める動きもあり株価は瞬く間に反転、月末には下落幅の大部分を取り戻す結果となりました。
経済面では、内閣府が発表した2024年4-6月期(速報値)の実質GDPが+0.8%、年率換算+3.1%となりました。プラス成長は2期ぶりで、名目GDPの年換算実額が607兆9,000億円となり、600兆円超は初となりました。しかし、7月の企業物価指数は前年比+3%、伸び率は6月から0.1ポイント拡大し、電力・ガス料金補助金終了の影響が押上要因となっています。
政治面でも大きな動きがあり、岸田総理が自民党総裁選不出馬を表明しました。新たな自民党総裁を決定する総裁選の日程が決まり、告示9月12日、投開票9月27日に正式決定されました。今回は、派閥解消により候補者が乱立する事態となり、場合によっては経済政策が大きく変わる可能性もあるため、今後の動向が注目されます。
月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
月間で-1.26%、対TOPIX比では+1.64%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
・8月実績トップ戦略の年間推移
・8月実績トップ戦略の運用開始からの月次パフォーマンス推移
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で-2.06%、対TOPIX比で+0.84%となっています。
月間パフォーマンスの背景
ファクター動向
8月は、下落傾向にあった価格変動リスクの高いハイクオリティ・グロース銘柄が堅調となりました。
ファクターの推移を見ても、ヒストリカルボラティリティファクター・収益性ファクター・予想修正サプライズファクター・成長性ファクターがプラスとなる一方、騰落率ファクターが大きくマイナスとなり、月初の大幅下落から急速に回復するなか、ファンダメンタルズを無視した投げ売りでバーゲンセールとなっていた高価格変動リスクのハイクオリティ・グロース銘柄に買戻しの資金が向かったことが見てとれます。
下図は8月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。
8月は、7月とは真逆で、ヒストリカルボラティリティファクターが最も堅調となったことが特徴的でした。
激しく売り込まれた銘柄が、戻り過程では逆に急激に買い戻されたことが見て取れます。
また、収益性ファクター・予想修正サプライズファクター・成長性ファクター・財務健全性ファクターも大きくプラスとなっていることから、クオリティ系ファクターとグロース系ファクターも堅調となりました。
次は過去1年間のグロース系及びバリュー系ファクターの推移です。
6月はバリュー系・グロース系に優劣はなく収益性が評価されるクオリティ系が優位となり、7月は6月のクオリティ系からさらに保守的な高配当や財務健全や低リスクが評価されるディフェンシブ系が優位となりました。
そして、8月は月初の売り一巡後から、好業績や財務健全といったハイクオリティのグロース系が優位となりました。
6月から8月までの流れを見ると、市場は徐々にリスクオフのスタンスに変化していたようです。
パフォーマンス
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している8戦略全てがマイナスとなるも、全ての戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。
月間でTOPIXが-2.90%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは-2.06%(配当込み)となり、市場平均を上回りました。
全戦略が市場平均をアウトパフォームした要因は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性がプラスに寄与、さらに予想修正サプライズファクターもプラスに寄与したことです。
下図レーダーチャートは、アプリで確認できるウェルスウイング(Wealth Wing)のポートフォリオ特性です。
※特性は戦略毎に若干異なり、例図は今月トップパフォーマンスであった戦略のポートフォリオ特性です。ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、
「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用
を行っています。
※グロース系の「収益性・成長性」及びバリュー系の「割安性・株主還元性」は、同じ系列内でどちらかがマイナスとなる場合もありますが、トータルでバリュー系・グロース系が偏らないようなポートフォリオを構築しています ※財務健全性は投資対象をプライム市場に絞っていることで担保されていると考えているため、プライム市場の平均値よりマイナスとなる場合もあります上図のパフォーマンストップの戦略は、
市場平均より大きく露出している成長性ファクターがプラスに寄与、さらに市場平均よりも大きく露出している予想修正サプライズファクターもプラスに寄与したことで市場平均を大幅にアウトパフォームすることができました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用ポリシーは、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持し続けることですが、
下図は、「高収益・高成長」特性の動きが確認できる、収益性ファクターと成長性ファクターの過去1年間の推移です。
8月5日の暴落では大きくマイナスとなったものの、その後の戻りでは強い回復を見せました。
下図は、「財務健全」特性の動きが確認できる、財務健全性ファクターの過去1年間の推移です。
8月5日の暴落ではプラスとなり、下落に強い特性を見せましたが、その後の買い戻される回復過程でもプラスとなっています。
下図は、「好業績」特性の動きが確認できる、予想修正サプライズファクターの過去1年間の推移です。
8月5日の暴落では若干マイナスとなりましたが、比較的下落に強い特性を見せ、その後の戻りでは下落幅以上の強い回復を見せました。
下図は、「割安・高配当」特性の動きが確認できる、割安性ファクターと株主還元性ファクターの過去1年間の推移です。
8月5日の暴落では若干マイナスとなりましたが、比較的下落に強い特性を見せ、その後の戻りでは買い戻されるも、さらに買い上がる動きはありませんでした。
結局、過大評価され割高になった市場が暴落する過程で、
下落耐性が強かった銘柄は、「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」
であり、暴落から回復に向かう過程で、
強い戻りを見せた銘柄は、「高収益・高成長」×「好業績」
であったことが、今回の暴落で確認できました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用哲学は、
「普遍的価値を持つ企業で構成された、本質的価値のあるポートフォリオを運用し続けることで、
どのような市場構造にも対応できる、汎用性の高い運用をご提供する」
であり、今回、これが功を奏し、
「強い、下落耐性と回復力」を見せ、資産運用にとって重要となる「損失を取り戻す力の強い運用」を実現できました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、本質的価値の高い「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」×「好業績」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用を行っています。
これにより、非常にクオリティの高い銘柄群でポートフォリオが構成されるため、下落耐性が強い運用をご提供できると考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロース偏重、業種偏重、為替感応度偏重が起こらないよう制約をかけ、年率約15%程度のぶれに収まるよう銘柄分散する等、丁寧なリスクコントロールを行いつつ、
「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった、個別企業が持つ優位性にフォーカスした「勝率の高い投資を自動で継続」する資産運用サービス
です。
「感情に左右されやすい人間」には難しい「一貫した運用」をテクノロジーを駆使し自動で行います。
これにより、損失を取り戻す力を示す「ソルティノ・レシオ」が非常に高い運用を、サービス開始から実現しています。
そのため、損失が多くなっている時に資金を投入し、逆に利益が多くなっている時にヘッジ機能を利用する等、
逆張り思考で運用を行うと効率的な資産形成に繋がる
のではないでしょうか。
運用開始からのパフォーマンス推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2024年8月末までの運用実績です。
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報利用料・税金・売買コスト等は含まれておりません ※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込) ※実際にお客様へご提供したモデルポートフォリオをもとに、配当込みリターンを用いて算出しています運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2024年8月末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。8月末時点の利益口座比率:92.8%(前週比 -4.3%)
下図は、現在当サービスをご利用されているお客様の「運用利回りと運用日数」の関係を示したグラフです。
複利効果を最大限に生かす運用スタイルであるため、
※運用利回り=(コストを含む実現損益÷投資元本)で算出。投資元本=(直近の運用資産総額-コストを含む実現損益) ※途中の入出金は考慮せず。そのため、大きな±利回りは外れ値とし、上下10データポイントを除外 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。運用日数が長いお客様ほど運用利回りが高くなっていることが見て取れます。
市況環境やご入金のタイミングにより、運用間もないお客様は一時的にマイナスとなる場合も多々あります。しかし、グラフが示す通り、長期で運用をおこなうことで、多くのユーザー様が高い利回りを実現しております。
少なくとも1年程度は運用を継続して頂き、資産形成に役立つかをご判断頂ければ幸いです。
X(旧Twitter)でも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
X(旧Twitter)アカウント: @wealth_wing
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プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。
詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。 ※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。 ※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。商号等:株式会社スマートプラス
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会
<重要事項>
■口座開設
・お取引に関するご留意事項
・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
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・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
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