目次
各指標の月間騰落率1月の市況概況月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?月間パフォーマンスの背景

2024年1月の運用実績をご報告!!

Wealth Wing(ウェルスウイング) の月間実績

各指標の月間騰落率

日経平均: +8.43 %
TOPIX  : +7.81 %(配当込み)-0.23 %

ダウ平均: +1.22 %
S&P 500 : +1.59 %
NASDAQ : +1.02 %

1月の市況概況

 米国では、年初に連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、「早期利下げに慎重姿勢、2024年末4.6%、3回の利下げを見込む、見通しには異常に高い不確実性があり追加利上げが適切な可能性もある、政策金利を据え置く期間は現在の想定よりも長くなるかもしれない」との内容が確認され、昨年末からの楽観的な利下げ期待ラリーの反動により年初は下落からスタートしました(⤵)。翌週には、FRBのウォラー理事が講演で、「インフレが再燃して高止まりしない限り、年内には利下げができる」と述べるも「利下げを過去のように急速に進める必要はない」との考えを示したこともあり、長期金利が上昇し下落から始まりましたが、2023年12月の小売売上高の伸びが加速、1月のミシガン大学消費者信頼感指数も堅調となるなど景気の底堅さを確認する一方、1月の期待インフレ率は3年ぶりの水準に低下し再び利下げ期待が再燃、週初の下落を取り戻しました(→)。翌週には、30・31日と連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、ブラックアウト(政策決定会合前後の時期に政策メンバーが金融政策に関して踏み込んだ発言を行うことを禁じたルール)期間に入り情報が少なくなるなか、予想以上のGDP成長率が発表され週初から堅調となりました(⤴)。月末には、連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、政策金利の誘導目標を前回と同じ5.25%~5.5%としました。据え置きは4会合連続となり、パウエル議長の会合後の会見でも「政策金利はピークに達したとみている」と発言するなど利上げ終了を示唆しましたが、「(今回は)利下げの提案がなかった」「(3月利下げの)可能性は高くない」との発言もあり、3月の利下げを期待していた市場は下落で反応しました。しかし、決算発表ピークをむかえるなか大手ハイテク企業の好決算が相次ぎ、さらに予想を大幅に上回る非農業部門雇用者数の増加等の好材料に支えられ上昇で月末をむかえています(⤴)。

 台湾では、4年に1度の台湾総統選で台湾民進党の頼清徳氏が勝利、初めて同一政党が3期連続で政権を担うこととなりました。 

 中東では、ヨルダン・シリア国境付近の米軍拠点が無人機によって攻撃され、米兵3人が死亡しました。バイデン大統領は「この攻撃はイランに支持された過激派組織によるものだ」とし「実行犯に責任をとらせる」と報復攻撃を示唆、イスラエル・ハマスの衝突が始まって依頼、初めて米兵の死者が出たことで中東情勢は予断を許さない状況となっています。

 国際通貨基金(IMF)は、2024年の世界全体の成長率見通しを、2023年10月時点の予想から+0.2ポイント上方修正し3.1%としました。

 中国では、中国人民銀行が一向に改善しない景気を下支えするため、2月5日から5カ月ぶりに預金準備率を0.5%に引き下げる金融緩和措置を発表しました。香港では、香港高等裁判所が中国恒大集団に清算を命じました。また、香港政府は国家安全条例の制定を始めると発表、外国人のビジネス環境への悪化も懸念されます。

 この様な外部環境のなか、日本では年初に能登半島で大きな地震が発生、能登半島地震を激甚災害に指定、岸田総理は被災地を視察し被災地支援の予備費倍増を表明しました。政治面では、自民党の派閥パーティー収入不記載事件で国民の政治不信が高まるなか、岸田総理が岸田派の解散を表明、これを皮切りに安部派・二階派・森山派も解散、残るは麻生派と茂木派となるも、茂木派からは青木氏・小渕氏が退会するなど、派閥解体が一気に進みました。しかし、日経が行った世論調査では、内閣支持率27%・不支持率66%と前回からほぼ横ばいとなり、3カ月連続で過去最低の支持率を更新していた状況からは脱したものの、岸田政権を取り巻く厳しい状況は続いています。金融面では、22・23日に日銀・金融政策決定会合が開催され現状維持としました。後に公表された政策委員の意見は、「マイナス金利解除を含めた政策修正の要件は満たされつつある」「金融正常化が可能な状況に至ったと判断できる可能性が高い」と述べる等、主な意見として大規模な金融緩和政策の修正をめぐり前向きな意見が相次いだことが明らかとなりました。経済面では、経団連が今年の春闘に向けた方針を発表、去年以上の意気込みと決意をもって賃金引き上げの積極的な検討と実施をするよう会員企業へ要請、また岸田総理も施政方針演説で「物価高を上回る所得を実現していく」と賃上げに強い意欲を示す等、賃金上昇への機運が高まっています。賃金上昇と物価安定が視野に入れば、日銀は金融正常化へ動く可能性があります。本来、金利上昇は株価にネガティブに働きますが、日本の場合は緩和から正常に戻る程度である一方、経済はデフレからインフレへ変化しているため、逆にプラスに働くのではないでしょうか。実際、年初から日経平均・TOPIXともにバブル後の高値を更新する強い動きを見せています。

月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

 この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「積極投資型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
月間で+9.47%、対TOPIX比では+1.66%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!

運用実績トップ3

・実績トップ戦略の年間推移
運用実績トップのグラフ

・実績トップ戦略の運用開始からの月次パフォーマンス推移 運用実績トップのグラフ2 ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で+8.64%、対TOPIX比で+0.83%となっています。

月間パフォーマンスの背景

ファクター動向

 1月は、為替感応度の高い好業績のバリュー株が堅調となりました。

 ファクターの推移を見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクター・為替感応度ファクター・予想修正サプライズファクターが大きくプラスとなり、緩和政策が継続され円安が進行するなか、為替感応度が高い好業績の割安・高配当銘柄に資金が向かったことが見てとれます。

月間ファクターリターン ティピカルなファクター

下図は1月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。

ティピカルなファクター

 昨年12月は、日銀・植田総裁が「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になるとも思っている」と参議院財政金融委員会で発言したことで、円高が進行し為替感応度ファクターは一気にマイナスとなり内需銘柄が堅調となりました。

 しかし、年初に起きた能登半島地震の被災地支援のため緩和政策の継続が必要との観測から円安が進行、1月は為替感応度ファクターが一貫してプラスとなりました。

 そのため、外需の好業績銘柄を中心に昨年後半から軟調ぎみにあったバリュー銘柄へ資金が向かい、割安性ファクターや株主還元性ファクターといったバリュー系ファクターも堅調となっています。

次は過去1年間のグロース系及びバリュー系ファクターの推移です。

グロースバリュー推移

 2023年9月までは、明確なバリュー優位の市況環境が続いていましたが、 劣勢が続いていたグロース系ファクターが10月をボトムに堅調となりました。

 しかし、一気にバリュー劣位・グロース優位の二極化には反転せず、11・12月にかけてバリュー・グロースによる物色傾向が薄まっていました。

ところが、2024年に入り再びバリュー系ファクターに動きが出てきています。

パフォーマンス

その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略が大幅なプラスとなり、6戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。

 月間でTOPIXが+7.81%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは+8.64%(配当込み)となり、市場平均を上回りました。

6戦略が市場平均をアウトパフォームした要因は、
バリュー要素である「割安・高配当」特性がプラスに寄与、さらに大きく市場平均から露出している予想修正サプライズファクターもプラスとなり、グロース要素である「高収益・高成長」特性のマイナスをカバーすることができたことです。

2戦略が市場平均をアンダーパフォームした要因は、
グロース要素である「高収益・高成長」特性のマイナス寄与が大きく、バリュー要素である「割安・高配当」特性や予想修正サプライズファクターのプラス寄与を相殺したことです。

 下図レーダーチャートは、アプリで確認できるウェルスウイング(Wealth Wing)のポートフォリオ特性です。 リスク特性 ※特性は戦略毎に若干異なり、例図は今月トップパフォーマンスであった戦略のポートフォリオ特性です。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、

「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用

を行っています。

※グロース系の「収益性・成長性」及びバリュー系の「割安性・株主還元性」は、同じ系列内でどちらかがマイナスとなる場合もありますが、トータルでバリュー系・グロース系が偏らないようなポートフォリオを構築しています ※財務健全性は投資対象をプライム市場に絞っていることで担保されていると考えているため、プライム市場の平均値よりマイナスとなる場合もあります

 最もパフォーマンスが良かった戦略は、株主還元性ファクター及び予想修正サプライズファクター及び割安性ファクターが市場平均よりも大きく露出しており、一方、マイナスに寄与した収益性ファクターは露出していたものの成長性ファクターは市場平均と同程度であったためポートフォリオ全体としては市場平均を大きくアウトパフォームすることができました。

先月12月のレポートでは以下のように記載しました。

11月に続き12月もファクターが市場に与える影響が小さくなる一方、ファクターでは説明しきれない個別銘柄が持つ材料で市場が動く傾向となり、さらに、12月は年末の休暇シーズン入りで方向感の無い市況環境となっており、ファクターによるアルファを得にくい状況となりました。

しかし、この様な傾向は循環しており、再びファクターによる説明力が増す環境が来るため、コストがかかる短期売買が中心となる市場に合わせるのではなく、勝率の高い運用を継続することが、実は安定した運用成績に繋がると考えています。

正に、1月は上述通りの展開となりました。

 2024年は年初から大きな資金が日本市場に流入し、本質的な価値のある銘柄を物色してきています。

年初からのこの動きについて行けた理由は、

本質的な価値のある「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポート>フォリオ特性を維持し続ける勝率の高い運用を継続していたからと考えています。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロース偏重、業種偏重、為替感応度偏重が起こらないよう制約をかけながら、年率約13%程度のぶれに収まるよう銘柄分散を行いつつ、

「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった、個別企業が持つ優位性にフォーカスした「勝率の高い投資を自動で継続」する資産運用サービス

です。

「感情に左右されやすい人間」には難しい「一貫した運用」をテクノロジーを駆使し自動で行います。

 これにより、損失を取り戻す力を示す「ソルティノ・レシオ」が非常に高い運用を、サービス開始から実現しています。

 そのため、損失が多くなっている時に資金を投入し、逆に利益が多くなっている時にヘッジ機能を利用する等、

逆張り思考で運用を行うと効率的な資産形成に繋がる

のではないでしょうか。

運用開始からのパフォーマンス推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年1月末までの運用実績です。

戦略一覧 月次パフォーマンスグラフ 月次パフォーマンスグラフ

戦略実績一覧 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報利用料・税金・売買コスト等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※実際にお客様へご提供した、モデルポートフォリオをもとに算出しています

運用開始からの利益口座比率の推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年1月末までの利益口座比率の推移です。

利益口座比率 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。

1月末時点の利益口座比率:98.2%(前月比 +19.7%)

 下図は、現在当サービスをご利用されているお客様の「運用利回りと運用日数」の関係を示したグラフです。

運用日数が長いお客様ほど運用利回りが高くなっていることが見て取れます。

運用日数と利回り ※運用利回り=(コストを含む実現損益÷投資元本)で算出。投資元本=(直近の運用資産総額-コストを含む実現損益)
※途中の入出金は考慮せず。そのため、大きな±利回りは外れ値とし、上下10データポイントを除外
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。

 市況環境やご入金のタイミングにより、運用間もないお客様は一時的にマイナスとなる場合も多々あります。しかし、グラフが示す通り、長期で運用をおこなうことで、多くのユーザー様が高い利回りを実現しております。

少なくとも1年程度は運用を継続して頂き、資産形成に役立つかをご判断頂ければ幸いです。

Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing

↓↓↓↓↓↓↓
プライム市場だけで約1600銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。

 さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。

 この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。

 また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる

「極めて透明性の高い資産運用サービス」

となっています。

 さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。

詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス 投資運用部

※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。 ※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。 ※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。  

商号等:株式会社スマートプラス

金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3031号
加入協会:日本証券業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会

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・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。
・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、委託保証金の額を上回る取引額の取引ができることから、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。
・信用取引の委託保証金維持率や最低委託保証金額は当社から交付される契約締結前交付書面をよくお読みください。
・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。
・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。
・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。
・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。
・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。

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・スマートプラスと投資一任契約を締結した際には、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
・当社がお客様と締結する投資一任契約に基づき投資運用を行うもので、投資元本は保証されるものではなく、運用による損益はすべてお客さまに帰属します。
・投資対象は、値動きのある国内の有価証券等となりますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ投資元本を割り込むおそれがあります。
・投資一任契約お申込みの前に、契約締結前交付書面や約款等をよくご確認いただき、ご理解のうえお申し込みください。
・投資一任契約にはクーリング・オフ(金融商品取引法第37条の6の規定)は適用されません。
・表示される過去の運用成績については将来の運用成果を保証するものではありません。

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