先週の運用実績を解説(2023年 7/24~7/28)
各指標の週間騰落率
日経平均: +1.41 %
TOPIX : +1.26 %
ダウ平均: +0.66 %
S&P 500 : +1.01 %
NASDAQ : +2.02 %
週間市況概況
米国では、7月のFOMCが開催され、政策金利を5.25%~5.50%とし+0.25ポイントの引き上げを決定、22年ぶりの高水準となりました。声明文では「追加の情報やそれが金融政策に与えうる影響について検証を続ける」と前回会合の表現をほぼ踏襲する形となりましたが、ソフトランディングについては自信を深めている内容となっています。市場は、FRBが「景気後退することなく、インフレを抑え込める」との自信を示したことを好感し上昇で週末をむかえています。
中国では、景気後退が鮮明となるなか、国内需要喚起策の実施へ動き出しました。
北朝鮮では、朝鮮戦争休戦70年の軍事パレードが行われ、強力な軍事力をアピールしました。また、パレードにはロシア・ショイグ国防相、中国・李鴻忠共産党政治局員が招かれ、「北朝鮮・中国・ロシア」3カ国の結束を誇示、米との対抗姿勢を鮮明にする構えを見せています。
この様な外部環境のなか、日本では週末にかけて開催された日銀・金融政策決定会合にて、イールドカーブコントロール(YCC)の修正が賛成多数で決定、これを受け日経平均は一時853円も下落しました。しかし、今回の修正は正常化への動きではないとの見方もあり、後場に入り下落幅は急速に縮小、引け後に行われた植田総裁の会見でも「これ(今回のYCC修正)は政策の正常化へ歩み出すという動きではなく、YCCの持続性を高めるという動きであるということは、繰り返し申し上げてきたとおりだ」と述べ、緩和政策の継続を強調しています。注目を集めた大きなイベントも過ぎ、海外からは日本株は離陸準備完了との声も聞こえるなか、8月初旬の決算発表ピーク後からの動きに期待が高まります。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「バランス型高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+2.27%、対TOPIX比では+1.01%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.60%、対TOPIX比で+0.34%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、大型のバリュー株が堅調となりました。
ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクター・規模ファクターがプラスとなり、割安かつ高配当の大型バリュー銘柄に資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、5戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。8戦略の平均リターンは+1.60%と市場平均の+1.26%を上回っています。
5戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
バリュー要素である「割安・高配当」特性のプラス寄与が大きく、グロース要素である「高収益・高成長」特性のマイナス寄与をカバーできたことです。
残りの3戦略が市場平均をアンダーパフォームした理由は、
グロース要素が若干高めに設定されている「好況期に強い戦略」が軒並みアンダーパフォームしており、これら戦略はグロース要素をバリュー要素で賄いきれませんでした。
先週のトピックは、何と言っても日銀の金融政策決定会合に対する市場の反応でした。
始めは正常化スタートの動きとして身構えた市場でしたが、後場に入り緩和政策継続の意思を感じ取った市場は買戻しの動きとなりました。しかし、植田総裁の緩和政策継続を強調する言葉とは裏腹に長期金利は上昇しており、やはり金利上昇に強い銘柄群が堅調になっているようです。
今後も金利上昇に強いバリュー銘柄の堅調が続くのか、グロース銘柄の挽回があるのか、注視する必要がありそうです。
しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用を常時行っているため、バリュー・グロースどちらに投資するべきかを悩む必要はなく、両者の優位な点を合わせ持つポートフォリオをご提供しております。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年6月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:95.0%(前週比 +7.0%)
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
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お詫び
以前に掲載いたしました運用レポート内のパフォーマンスの数値に誤植があり、修正をいたしました。今後は誤植の無いようチェック体制を強化し対応してまいります。
・表と文章の数値に相違があり修正
先週の運用実績を解説(2022年 9/26~9/30)
先週の運用実績を解説(2022年 2/7~2/10)
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プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
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となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
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