先週の運用実績を解説(2023年 6/19~6/23)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.74 %
TOPIX : -1.55 %
ダウ平均: -1.67 %
S&P 500 : -1.39 %
NASDAQ : -1.44 %
週間市況概況
米国では、米印首脳会談が行われ、防衛・技術分野での協力強化を確認、またイーロンマスク氏もモディ首相と会談し早期のインド進出を目指す考えを伝えました。また、インテルはドイツ東部に建設中の半導体工場に、単独の投資案件としてはドイツ史上最大となる、300億ユーロを投資することでドイツ政府と合意したと発表しました。米中対立を背景に、世界各国でサプライチェーンの再構築が進んでいます。一方、金融政策面では、パウエル議長の議会証言が上下院で行われ、年内2回利上げの必要性を改めて示唆しました。これにより、利上げに対して楽観的になっていた市場は下落で週末をむかえています。
ロシアでは、民間軍事会社ワグネルが武装反乱を起こし首都モスクワに向け部隊を進めましたが、その後、一転して部隊を撤退させ隣国ベラルーシへ向かう見通しとなりました。しかし、プーチン政権に与えた影響は少なくないとの見方が多いようです。
中国では、対中圧力を強める欧米の結束にくさびを打つ狙いがあり、ドイツに関係格上げを訴えました。しかし、ショルツ政権は、以前のメルケル政権の過度な中国依存を是正したいとの考えがあり、西側諸国によるグローバルサプライチェーンからの中国外しが加速し始めています。
この様な外部環境のなか、日本ではインフレが進行し、企業の資金フローにも変化が出始めているようです。デフレの下では現金に価値がありましたが、インフレが進行する現在は投資に妙味が出て来ており、世界的なサプライチェーン再構築の流れにも後押しされ、海外投資や設備投資が活発化し始めています。足元では、少し落ち着きを見せている株式市場ですが、依然として海外投資家の現物株への投資意欲は根強く、バフェット氏は商社株の買い増しに動いています。さらに、世界最大の資産運用会社ブラックロックのCEOも、中国の中長期的な成長力鈍化への懸念により「中国株から日本株へ資金を移す動きが見られる」とコメントしており、今後の日本株の動きに期待がかかります。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「財務健全高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-1.06%、対TOPIX比では+0.49%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-1.54%、対TOPIX比で+0.01%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、出遅れていた中小型の好業績バリュー銘柄が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクター・予想修正サプライズファクター・成長性ファクターがプラス、騰落率ファクター・規模ファクターがマイナスとなり、指数寄与度の高い大型株主導の相場から物色対象が広がり、中小型の好業績バリュー株へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナス、4戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。8戦略の平均リターンは-1.54%と市場平均の-1.55%を上回っています。
4戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
バリュー要素である「割安・高配当」特性がプラスに大きく寄与したことです。
残り4戦略が市場平均からアンダーパフォームした理由は、
景気下降局面に適した戦略に比べ、景気上昇局面に適した戦略はグロース要素である「高収益・高成長」特性が強く、これまでの上昇による反動の影響が出たためです。
株式市場へ資金が流出入する過程では以下の特徴があります。
①資金流入期:流動性の高い銘柄に資金が一気に流れ込み上昇相場となる → パッシブ優位
②資金循環期:銘柄選別が始まり物色対象に広がりが出るがレンジ相場となる → アクティブ優位
③資金流出期:徐々に割高銘柄が売られ資金が流出し始める → アクティブ優位
④暴落:特に流動性の高い銘柄が激しく売られる → アクティブ優位
長期の上昇相場では、上記①と②が繰り返されながら上昇するため、パッシブ運用とアクティブ運用を併用すると効果が高く、その他の相場環境ではアクティブ運用が優位と考えています。相場環境によって運用スタイルを選択することも、安定的な資産形成に役立つのではないでしょうか。
しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、株価指数連動型のアクティブ運用ですので、「パッシブ運用とアクティブ運用」両者の特徴を有した運用を行っています。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年5月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から先週末までの利益口座比率の推移です。 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:93.3%(前週比-5.0%)
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing
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Android
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↓↓↓↓↓↓↓ プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。投資信託のお取引についても基準価格の下落等により損失が生じる恐れがあります。 ・為替取引を伴う外国証券の取引については、前述に加えて為替相場の変動による損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・貸株取引については分別保管の対象から外れるほか、貸し出した有価証券が返却されないリスクがあります。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
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