目次
各指標の月間騰落率5月の市況概況月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?月間パフォーマンスの背景運用開始からのパフォーマンス推移運用開始からの利益口座比率の推移

2023年5月の運用実績をご報告!!

Wealth Wing(ウェルスウイング) の月間実績

各指標の月間騰落率

日経平均: +7.04%
TOPIX  : +3.56%(配当込み) +3.62 %

ダウ平均: -3.49 %
S&P 500 : +0.25 %
NASDAQ : +5.80 %

5月の市況概況

 米国では、5月2・3日に行われたFOMC定例会合で0.25%の利上げが決定され、政策金利を5.00~5.25%としました。今後の利上げに関しては、これまでの効果や経済指標を考慮し判断することが声明文に記載され、利上げ打ち止めの可能性を示唆する内容となっています。しかし、週末発表された4月雇用統計は労働市場が依然として強いことを示したことで、市場は下落で週末をむかえました(⤵)。翌週には、4月消費者物価指数が発表され前年比+4.9%と10カ月連続で減速も、コア指数は依然高水準を維持しており、FRBのタカ派姿勢を転換させるほどインフレ率は低下していないことから、早期の利下げを期待していた市場は下落で反応しました(⤵)。翌週には、複数のFRB高官から今後も状況次第では追加利上げもありうることを示唆する発言が相次ぎましたが、AIの普及により世界のGDPは7%増加するとの分析もあり、ハイテク大手への一極集中買いが加速、NASDAQは大幅上昇となりました(⤴)。翌週には、5月FOMC議事要旨が公表され、全会一致で0.25ポイントの利上げを決定し利上げ停止を示唆するも、追加利上げを必要とする参加者と必要でないとする参加者で意見が分かれていることも明らかとなりました。しかし、債務上限問題の進展やアナリスト予想を50%余りも上回るNVIDIAの強気な売上予想の発表により、他の生成AI関連銘柄を巻き込む形で市場は上昇して月末をむかえています(⤴)。

 中国では、4月の輸入が前年比-7.9%と2カ月連続の減少、一方の4月の輸出は前年比+8.5%となるも3月から大幅鈍化、また16歳~24歳の4月失業率は20.4%と若者の雇用情勢が過去最悪を記録する等、中国経済の減速が懸念されます。

 この様な外部環境のなか、日本では海外マネーの日本市場回帰が鮮明となっています。4月訪日外国人数はコロナ後最高となり、また供給制約問題も改善され始めたこと等により、1-3月期GDPが年率+1.6%と3期ぶりにプラスとなりました。また、広島で行われたG7サミットは、ウクライナのゼレンスキー大統領も対面でサプライズ出席する等、アジアにおける日本のプレゼンス向上に大きく貢献しました。さらに、西側諸国が脱中国を標榜しサプライチェーン再構築に動くなか、米国を中心とする海外半導体大手の幹部が官邸にて岸田総理と面会し、日本企業と連携した投資や次世代半導体開発の協力等、日本への投資を表明しました。この様な状況もあり、日経平均はバブル崩壊後の高値3万1086円を上回り日本買いの勢いが止まりません。しかし、指数の急上昇は商社や半導体関連等の指数寄与度の高い大型株への一極集中によるもので、小型株にまで波及する状況には至っておらず、今後の物色対象の広がりに注目が集まります。

月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
月間で+4.80%、対TOPIX比では+1.18%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!! 運用実績トップ3

運用実績トップのグラフ

この戦略の運用開始からの月次パフォーマンス推移は、 運用実績トップのグラフ2 ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で+1.83%、対TOPIX比で-1.79%となっています。

月間パフォーマンスの背景

 5月は流動性の高い優良大型株が堅調となりました。ファクターの推移を見ても、規模ファクター・流動性ファクター・収益性ファクター・財務健全性ファクターが大きくプラスとなり、先物主導で上昇するなか、指数寄与度の高い優良大型株へ資金が向かったことが見て取れます。 月間ファクターリターン

下図は5月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。
ティピカルなファクター また、下図は過去1年間の株価水準ファクターです。 ティピカルなファクター  日経平均がバブル崩壊後の高値3万1086円を上回るなか、一貫して流動性ファクター・規模ファクター・収益性ファクターそして株価水準ファクターが非常に強い上昇を見せており、足元の急上昇を牽引したのは、日経平均への寄与度の高い高収益の値嵩大型株であったことが見て取れます。

次は過去1年間のグロース系及びバリュー系ファクターの推移です。 ティピカルなファクター  昨年末以降から、PBR1倍割れ企業の資本効率改善期待や株主還元に積極的な企業への評価により、バリュー系ファクターの堅調は継続しています。一方、グロース系ファクターは、成長性ファクターが横ばいとなるなか、収益性ファクターが強い上昇を見せています。大手半導体メーカーによる日本への投資や生成AIに対する期待が高まっており、出遅れていた半導体関連銘柄が堅調となっていますが、これらはグロース株と言うより優良株の側面が強いため、これらの上昇は収益性ファクターの強い上昇に繋がりました。今後は、中小型株へ物色対象が広がるのか、このまま高流動の大型株を中心に日経平均を強く押し上げるのか、注視する必要がありそうです。

その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラスとなるも、TOPIXをアウトパフォームしたのは1戦略のみという結果となりました。月間でTOPIXが+3.62%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは+1.83%(配当込み)となっており、4月に続きアンダーパフォームとなっています。

1戦略が市場平均を大きくアウトパフォームした要因は、
保有銘柄のアルテリア・ネットワークス(4423)に対して、丸紅とセコムがTOBを実施することを発表したため急騰、これが大きくパフォーマンスに寄与したことです。

残りの7戦略が市場平均からアンダーパフォームした要因は、
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用を行っていますが、5月はグロース要素である「高成長」特性とバリュー要素である「割安・高配当」特性に強い動きが見られず、先物主導による指数寄与度の高い大型株への一極集中が続いたためです。

具体的に確認してみましょう。
下図レーダーチャートは、アプリで確認できるウェルスウイング(Wealth Wing)のポートフォリオ特性です。※戦略毎に若干異なります リスク特性

 5月は、「高成長」特性と「割安・高配当」特性に強い動きが見られませんでしたが、ご提供している戦略ポートフォリオはこれらファクターが市場平均より大きく露出していることが見て取れます。結果として、これらファクターの大きな露出が、5月のアンダーパフォームに繋がりました。また、企業規模は大きく市場平均から露出していますが、今回の上昇を牽引した指数寄与度の高い大型株よりは小型となっていたこともアンダーパフォームの要因となっています。

 一極に集中した大きな資金の流入により、市場に一時的な歪みが生じることもありますが、長期運用においては「実績のある、王道の投資スタイル」をぶれずに継続することが重要と考えています。

 一極集中の相場は、乗ればリターンが得られる一方で、売るタイミングが難しく非常にリスクが高い投資となります。この様なミニバブルは度々起きては崩壊することを繰り返していますので、長期運用においてはリスクの高い投資ではなく、より安定性を重視した運用が求められるのではないでしょうか。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)は、予測が難しい外部要因からのリスクを極力抑え、「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった個別企業が持つ優位性にフォーカスした勝率の高い運用を継続しております。

 パフォーマンスが冴えない時期は、良い方の動きが気になりますが、リスクコントロールを丁寧に行いながら、一貫した運用方針を続けることが重要です。

 日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを最適化しながら、勝率の高いポートフォリオ特性を維持し続ける運用。

 この様な運用は、個人にはほぼ実現できない高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となりますが、

ウェルスウイング(Wealth Wing)なら

「丸っとお任せ見ているだけ」

で高度な運用を手にすることが可能です。

運用開始からのパフォーマンス推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年5月31日までの運用実績となります。 戦略一覧 月次パフォーマンスグラフ 戦略実績一覧 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、税金・売買コスト等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※実際にお客様へご提供した、モデルポートフォリオをもとに算出しています

運用開始からの利益口座比率の推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年5月31日までの利益口座比率の推移です。 利益口座比率 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。

5月末時点の利益口座比率:70.6%(4月末比-3.0%)

  下図は、現在当サービスをご利用されているお客様の「運用利回りと運用日数」の関係を示したグラフです。

運用日数が長いお客様ほど運用利回りが高くなっていることが見て取れます。

利益口座比率 ※運用利回り=(コストを含む実現損益÷投資元本)で算出。投資元本=(直近の運用資産総額-コストを含む実現損益)
※途中の入出金は考慮せず。そのため、大きな±利回りは外れ値とし、上下10データポイントを除外
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。

 市況環境やご入金のタイミングにより、運用間もないお客様は一時的にマイナスとなる場合も多々あります。しかし、グラフが示す通り、長期で運用をおこなうことで、多くのユーザー様が高い利回りを実現しております。

少なくとも1年程度は運用を継続して頂き、資産形成に役立つかをご判断頂ければ幸いです。

適宜情報を開示しておりますので、こちらもご参考ください。
Twitterアカウント: @wealth_wing

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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。

 さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。

 この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。

 また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる

「極めて透明性の高い資産運用サービス」

となっています。

さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス 投資運用部

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※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。  

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