先週の運用実績を解説(2023年 5/8~5/12)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.79 %
TOPIX : +1.01 %
ダウ平均: -1.11 %
S&P 500 : -0.29 %
NASDAQ : +0.40 %
週間市況概況
米国では、4月消費者物価指数が発表され前年比+4.9%と10カ月連続で減速、翌日に発表された4月生産者物価指数も前年比+2.3%と2021年1月以来の低水準となりました。しかし、インフレ率は低下傾向にあるものの、コア指数は依然高水準を維持しており、FRBのタカ派姿勢を転換させるほどインフレ率は低下していないことから、早期の利下げを期待していた市場は下落で反応しました。さらに、米地銀パックウエスト・バンコープが預金流出を発表し、これに債務上限問題も重なったことで金融不安も再燃しました。また、週末に発表された5月ミシガン大学消費者信頼感指数は悪化、新規失業保険申請者数及び失業保険受給者総数も増加し、景気後退懸念も意識されています。米国市場は、粘着性のあるインフレ・金融不安・景気後退懸念と厳しい市況環境が続いているため下落で週末をむかえています。
中国では、4月の輸入が前年比-7.9%と2カ月連続の減少、一方の4月の輸出は前年比+8.5%となるも3月から大幅鈍化、また雇用情勢も悪化しており、中国経済の減速が懸念されています。
この様な外部環境のなか、日本では海外マネーの日本市場回帰が鮮明となっています。米銀SVBの破綻から端を発した金融不安により3月は大きく売り越されましたが、4月は5年半ぶりの買い越し額となり、その売りをほぼ埋めています。ウォーレン・バフェット氏も、バークシャー・ハサウェイの株主総会で、米国株には短期的に懸念を示すも、日本株に対しては強気の発言を繰り返しました。バイデン大統領の参加も決まり、今週末から開催される広島サミットにおいて日本のプレゼンスが高まれば、海外投資家の日本株回帰に拍車がかかる可能性もあるのではないでしょうか。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で+2.54%、対TOPIX比では+1.53%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.72%、対TOPIX比で+0.71%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、好業績のグロース株が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、予想修正サプライズファクター・成長性ファクター・収益性ファクターが大きくプラスとなり、決算発表がピークをむかえるなか、業績の上方修正にサプライズがあった好業績銘柄へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、全戦略がTOPIXをアウトパフォームすることができました。8戦略の平均リターンは+1.72%と市場平均の+1.01%を大幅に上回る結果となりました。
全戦略が市場平均をアウトパフォームした理由は、
決算発表がピークをむかえるなか、「業績の下方修正を過剰に警戒し売られていた好業績銘柄」を買い戻す動きが出たためです。
確かに今期は業績の下方修正を行った企業が急増しましたが、過去最高益を記録する等、前期の業績があまりにも良すぎた反動で今期は下方修正となったパターンも多く、全体としては想定されたような景気後退懸念を織り込むほどの業績悪化とはなっていません。その証左として、業績は下方修正したものの、今期増配または継続を発表する企業も多く見られました。
実際、ウェルスウイング(Wealth Wing)で運用している戦略ポートフォリオの構成銘柄も、「上方修正55%、下方修正45%」となる一方で、「増配51%、継続38%、減配11%」と増配銘柄が半数を占めています。
パフォーマンスが出ない時期は目先の動きが気になりますが、一貫した運用を続けていたため市場の過剰な動きに振り回されずにすみ、結果として先週は安定的なパフォーマンスを得ることができました。
運用開始からのパフォーマンスの推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年4月末までの月次運用実績となります。
グラフの各戦略ポートフォリオの「凡例をクリック」すると、詳細を確認することができます
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、情報料及び税金等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込) ※上記パフォーマンスは、実際にお客様へ配分したポートフォリオをもとに算出しています
運用開始からの利益口座比率の推移
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出
先週末時点の利益口座比率:85.9%(前週比+12.3%)
4月は苦戦しましたが、5月の決算ピークを過ぎて業績が見え始めたことでパフォーマンスも改善し、利益口座比率も回復し始めています。
Twitterでも適宜情報をご提供させて頂いておりますのでご参考ください。
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↓↓↓↓↓↓↓ プライム市場だけで約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみてはいかがでしょうか。ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資することが可能です。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
■口座開設・お取引に関するご留意事項 ・スマートプラスでお取引いただくこととなった際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 ・株式のお取引については、株価の下落により損失を被ることがあります。また、倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失を被ることがあります。投資信託のお取引についても基準価格の下落等により損失が生じる恐れがあります。 ・為替取引を伴う外国証券の取引については、前述に加えて為替相場の変動による損失を被ることがあります。 ・信用取引につきましては、金利、貸株料、品貸料などの諸費用がかかるほか、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあるハイリスクハイリターンの取引です。 ・お客様の投資に対する適合性が信用取引に不向きな場合は信用取引を行うことはできません。 ・レバレッジ型・インバース型ETFは運用にあたっての諸費用等により対象とする原指標と基準価格に差が生じる場合があり、中長期にあたってはその乖離が大きくなる可能性があるほか、複利効果により利益を得にくくなる場合があります。 ・当社における各種口座開設に際しては当社所定の審査があります。 ・資料等の中で個別銘柄が表示もしくは言及されている場合は、あくまで例示として掲示したものであり、当該銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。 ・貸株取引については分別保管の対象から外れるほか、貸し出した有価証券が返却されないリスクがあります。 ・お取引に際しては当社から交付される契約締結前交付書面、目論見書その他の交付書面や契約書等をよくお読みください。
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