先週の運用実績を解説(2023年 1/23~1/27)
各指標の週間騰落率
日経平均: +3.21 %
TOPIX : +2.90 %
ダウ平均: +1.81 %
S&P 500 : +2.47 %
週間市況概況
米国では、決算発表が本格化するなか、業績悪化を理由に大規模な人員削減を発表する企業が相次ぎ、また発表される経済指標の多くが経済活動の鈍化を示す等、次回1/31・2/1に開催されるFOMCでの金利上昇スピードの鈍化を確信、市場は上昇基調のまま週末をむかえています。
ウクライナ情勢は、米・独が主力戦車をウクライナへ供与することを決定、さらにゼレンスキー大統領は長距離ミサイルの供与も求めており、ロシアによる侵攻が始まった2022年2月24日から丸1年となる2月24日を前に大規模な戦闘勃発が懸念されます。
中国では、停止していた日本人向け渡航ビザの発給再開を発表、経済活動再開を急ぐ中国政府の思惑がありそうです。
この様な外部環境のなか、日本では岸田総理の施政方針演説が行われ、最重要政策は少子化対策、また防衛力強化も重要政策としていますが、財源について厳しい議論がなされることが予想されます。一方、景気に関しては、企業の設備投資は積極傾向にあり、百貨店売上高もコロナ前の9割にまで回復、さらに新型コロナの5類引き下げや中国政府の日本人向け渡航ビザの発給再開等、明るい兆しも見え始めています。しかし、楽観的になりすぎるには時期尚早ではとの声も聞かれ、暫くは丁寧に下落局面を拾っていくスタンスが望ましいのではないでしょうか。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高企業価値ポートフォリオ」でした。
週間で+3.02%、対TOPIX比では+0.12%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+2.73%、対TOPIX比で-0.17%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、年末の日銀による金融政策修正により大きく下落し割安となっていた好業績のバリュー銘柄が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、割安性ファクター・成長性ファクターが大きくプラス、騰落率ファクターが大きくマイナスとなり、グロース銘柄の買い戻しが1月に入り続いていましたが、出遅れ感が強かった好業績のバリュー銘柄へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、8戦略中5戦略がTOPIXをアウトパフォームしました。8戦略の平均リターンは+2.73%と市場平均の+2.90%を若干下回る結果となっています。
3戦略が市場平均を下回った要因は、
業績の上方修正が予想され上昇傾向にあった銘柄が決算発表ピークを前に利益確定売りに押されたことです。WealthWingにおいても先週後半でリバランスを実施し、業績修正サプライズによる下落リスクを軽減しましたが、その売買による影響もありました。
具体的に、先週で最もパフォーマンスが悪かった「財務健全高キャッシュフローポートフォリオ」のリスク特性を示したグラフです。
(下図はリバランス前)
(下図はリバランス後)
リバランス前後のグラフを比較すると、「高収益・高成長」及び「割安・高配当」のリスク特性を維持しながら、大きくなった変動性を落とすリバランスが行われたことが見て取れます。このリバランスの売買によって収益減は多少ありましたが、大きくなったリスクを落とし、次の下落リスクに備えることができています。
残りの5戦略が市場平均を上回った要因は、
「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といったポートフォリオ特性を維持する運用による、グロース要素とバリュー要素の相乗効果がパフォーマンスに寄与しました。
ポートフォリオ特性を維持するためのリスク調整は、売買が発生するため多少の収益減につながります。しかし、それを踏まえても、長期運用にとって非常に重要となる安定性を得るためには必要となります。
多くの人はアルファ(超過リターン)を探すことに注目しがちですが、リスクをコントロールすることはパフォーマンス向上にとっても非常に重要です。同じ上がる銘柄を見つけたとしても、リスクコントロールの巧拙でパフォーマンスは大きく変わります。
しかし、リスクコントロールは専門性の高い知識やデータ分析が必要になるため、個人投資家の皆様の多くはこれを上手く出来ていないのが現状です。ウェルスウイング(Wealth Wing)は、アルファの探索はもちろんリスクコントロールも自動で行う、
攻めと守りを自動で提供する資産運用サービス
となっています。
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
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さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。