2022年12月の運用実績をご報告!
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます!!各指標の月間騰落率
日経平均: -6.70 %
TOPIX : -4.73 % (配当込み)-4.59%
ダウ平均: -4.17 %
S&P 500 : -5.90 %
12月の市況概況
米国では、週初に発表された11月ISM非製造業景気指数が予想に反して3ヵ月ぶりに上昇、さらに週末発表された11月生産者物価指数も予想を上回ったことで、翌週に控えた12月FOMCでの政策金利見通しの上方修正を警戒、市場は大幅下落で月初をむかえました(⤵)。翌週には注目の12月FOMCが開催され、政策金利0.5ポイントの利上げを決定、金利上昇スピードは鈍化するも政策金利見通しは想定よりも高めとなり、さらに会合後のパウエル議長会見がタカ派的内容となったため大幅下落。早期緩和に淡い期待を持って始まった週初から一転、大幅下落で週末をむかえました(⤵)。いよいよ景気後退を意識し始めた市場ですが、翌週に発表された消費者信頼感指数が3ヵ月ぶり上昇、7-9月期GDPも上方修正され市場はそれを好感、しかし2023年は「景気後退下の利上げ維持」を予想する向きは多く、上昇は継続せずに週末をむかえました(⤵)。翌週はクリスマス休暇入りとなるなか目立った動きもないまま小幅安となり(⤵)、12月は大幅下落で月末をむかえています。
中国では、ゼロコロナ政策に対する抗議活動が主要都市にまで拡大したことから政策の緩和が急速に進みましたが、政策急転換による対応不足から感染拡大のリスクも懸念されました。その後、懸念通りゼロコロナ政策緩和後からわずか数日で感染が急拡大、予想される死者数が100万人超と試算する向きもあり、政府の経済政策運営にも影響が出始めています。そのため、これまでの民間企業や不動産業界に対する引き締め過ぎた政策を緩和方向へ転換する動きが出始めています。
ウクライナ情勢は、侵攻後初となるゼレンスキー大統領の米国訪問が実現し、パトリオット供与等の軍事支援を受けることを確約、一方のロシアはこれに反発し米国も射程圏内となる新型ICBMを近く実戦配備する等、戦況は益々エスカレートしており、地政学リスクの高まりが懸念されます。
この様な外部環境のなか、日本ではNISAの新たな枠組みが明らかになり個人の資産形成にとって有利な税制となることが発表されました。しかし、これに水を差すかのように、日銀による突然の政策修正が発表され、これまで維持していた大規模緩和を修正し、長期金利の変動幅を従来の±0.25%程度から±0.5%程度へ変更、10年目にして実質利上げに踏み切りました。これにより一時1ドル=130円50銭台となり、株価は大幅下落、不意打ちとなった政策転換に市場は不信感を抱き、黒田総裁は利上げではないとコメントするも、金利正常化へ舵を切ったと判断、大幅下落のまま年末をむかえています。その後も、黒田総裁は経団連の講演で、「今回の政策変更は、金融緩和を持続的かつ円滑に進めていくための対応で、出口の一歩ではない」と言及するも、矛盾する言動に対して市場は不信感を募らせるばかりです。春に予定される、総裁人事に注目が集まります。
月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
月間で-2.87%、対TOPIX比では+1.72%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
運用開始からの月次パフォーマンス推移は、 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありませ。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で-3.84%、対TOPIX比で+0.75%となっています。
月間パフォーマンスの背景
12月は、年初から上昇が続いている割安高配当銘柄が堅調となりました。ファクターの推移を見ても、株主還元性ファクター・割安性ファクター・騰落率ファクターが大幅プラスとなっており、日銀による大規模緩和の修正発表があった12月20日を境に再びバリュー優位・グロース劣後の展開が加速したことが見て取れます。
下図は12月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。バリュー優位・グロース劣後が12月20日から年末にかけて鮮明となっています。
次は2022年のグロース系及びバリュー系ファクターの推移です。
年前半までは米国の金利上昇を急速に織り込む形でバリュー優位・グロース劣後の二極化が進みましたが、6月をボトムにグロース銘柄が回復基調となりました。しかし、年末唐突に発表された日銀による大規模緩和政策の修正により再び二極化の動きが始まるか注視する必要がありそうです。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がマイナスとなるも、全戦略がTOPIXを大幅にアウトパフォームする結果となりました。月間でTOPIXが-4.59%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは-3.84%(配当込み)となっています。
全戦略が市場平均をアウトパフォームした要因は、
ウェルスウイング(Wealth Wing)の、バリュー・グロースに偏らない、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用により、バリュー要素の「割安・高配当」特性がグロース要素の「高収益・高成長」特性の劣勢をカバーしたことです。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、最低でも一月に1回はリバランスを実施し、時間のコントロール・保有量のコントロール・相関のコントロールによるリスクマネジメントを自動で行い、予め定められたポートフォリオ特性を維持し続ける運用を行っています。そのため、今回のような突然の市況変化にも対応できたと考えています。
「バリュー・グロース」は「金利の変化」、「内需・外需」は「為替の変化」というように、これらは外部要因からの影響を強く受ける要素であるため、ウェルスウイング(Wealth Wing)では基本的にこれら予測が難しい外部要因からの影響を排除するよう、外部要因の影響を強く受けるリスク特性に関しては一方向に偏らないポートフォリオ特性を維持しています。
これにより、外部要因からの影響を最小限にしつつ、個別銘柄が持つ固有の優位性(好業績・割安・高配当・上方修正サプライズ等)による超過リターンだけを得ることに注力しています。
この様な運用は、高度なポートフォリオマネジメント技術が必要となりますが、ウェルスウイング(Wealth Wing)なら
「丸っとお任せ、見ているだけ」
です!
運用開始からのパフォーマンス推移
ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2022年12月30日までの運用実績となります。
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
2023年は、世界的な景気後退懸念、日銀の大規模緩和政策からの転換、地政学リスクの高まり、継続するコロナとの闘い等々、昨年にも増して非常に厳しい相場環境が予想されます。
しかし、短期的にはピンチかもしれませんが、むしろ長期の資産形成にとっては大きなチャンスとなる可能性もあります。
ウェルスウイング(Wealth Wing)の基本運用ポリシーである、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といった「投資の王道」である銘柄群に時間分散しながら、リスクマネジメント等の難しいことは自動で任せて、
腰を据えた資産形成に取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでも、リスクは最小限に留めたいとお考えの方は、ロボアドで唯一のヘッジ機能を是非ご利用ください。アクティブ運用とヘッジ機能を組み合わせることで、リスクを抑えた株式投資を実現することができます。
詳しくは、こちらのコラムをご参考ください。=> リスク要因が山積する今、資産を守りながら運用するには
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる
「極めて透明性の高い資産運用サービス」
となっています。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。