先週の運用実績を解説(2022年 3/22~3/25)
各指標の週間騰落率
日経平均: +4.93 %
TOPIX : +3.78 %
ダウ平均: +0.31 %
S&P 500 : +1.79 %
週間市況概況
米国では下げ過ぎたグロース銘柄を中心に買い戻しの動きが継続しましたが、相次ぐ地方連銀総裁のタカ派発言や足元での急激な戻りもあり週後半は調整の動きとなりました。米国債利回りは2019年来の高水準に達しており、足元のインフレ圧力の高まりから逆イールドを警戒する声も出始めています。
ウクライナ情勢は未だ出口が見えないなか、各国でゼレンスキー大統領が演説、国連総会では人道決議を採択、G7はさらなる制裁強化、EUはロシア産天然ガス依存からの脱却等、脱ロシアの動きが加速しており、ロシアの孤立化が鮮明となって来ています。
この様な外部環境のなか、日経平均は9連騰となり、日本市場でも急激な買い戻しの動きが起こりました。しかし、同時に急激な円安進行も起きています。急速に進む世界各国の脱ロシアの動きは、エネルギーの大半を輸入に頼る日本にとってはコスト増に繋がる可能性があり、さらに止まらない円安進行が加わることで、今後の企業業績は二極化する可能性も視野に入れる必要がありそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で+3.81%、対TOPIX比では+0.03%となり、TOPIXをアウトパフォーム!
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+3.42%、対TOPIX比で-0.36%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週も先々週に続いて買い戻し中心の展開となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター、成長性ファクター、流動性ファクターがプラスとなり、特に流動性の高いグロース銘柄が買われたことが見て取れます。
この様な状況のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略中7戦略がTOPIXを下回る結果となりました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グローバル・バリューに偏らない運用を行っており、下落過程でウエートが増加したバリュー株を減らし、ウエートが減少したグロース株を増やすリバランスを月初から徐々に行っておりましたが、今週も買い戻し中心の急激な上昇には若干ついていけませんでした。しかし、長期投資においては、需給による激しい動きに翻弄されずに超好業績の優良銘柄に投資し続けることが重要です。足元の急落による割高銘柄の激しい下落を目の当たりにし、このことが重要であることがご理解いただけたと思います。
短期的な買い戻しが一巡すれば、再び銘柄選別が始まります。 価格変動に躍らされずに、淡々と割安な超優良銘柄へ投資を続けることが大切だと私達は考えています。
未だ市場を取り巻く環境は不透明要因が山積しており、このまま上昇が継続する可能性が低くいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している、ロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用してみるのもいかがでしょうか。前場・後場単位の短い期間でも、低コストで簡単に市場リスクをコントロールすることができるので、急激な上昇による短期的な反落にも対応できます。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
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iOS
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。