先週の運用実績を解説(2022年 1/17~1/21)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.14 %
TOPIX : -2.55 %
ダウ平均: -4.58 %
S&P 500 : -5.68 %
週間市況概況
米国で18日に発表された1月のニューヨーク連銀製造業景況指数が大幅に市場予想を下回る結果となる一方、20日に発表された1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想を上回りました。このように好況と見られていた米国においても国内では景況感がまだら模様になりつつあり、これまで市場を支えていた景気敏感株にも売りが波及しました。今週は25日~26日の日程でFOMCが開かれますが、予想を上回る引き締めに動く可能性に警戒感が高まっており、強烈なグロース株売りにつながっています。
中国では2021年度のGDP成長率が10年ぶりの高水準となったと発表されましたが、足元の成長率は鈍化しています。
この様な外部環境のなか、日本では1日のコロナ感染者数が5万人越えと爆発的な感染の広がりを見せ、まん延防止等重点措置が32都道府県に適用される見通しとなっており、回復傾向にあった日本経済に影を落としいています。日本でも米国金利の上昇に端を発した強烈なグロース株売りが続いていますが、先週は景気敏感株にも売りが広がりバリュー株も大幅に下落しました。26日には日銀政策決定会合が開かれますが、政策の変更は今回も無いと予想されています。しかし、足元のインフレを無視した緩和政策を続けることに疑問の声も出始めているようです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「財務健全高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-3.43%、対TOPIX比では-0.88%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-4.01%、対TOPIX比で-1.46%となっています。
週間パフォーマンスの背景
足元ではグロース株売りが継続していましたが、先週はバリュー株にまで売りが波及しました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター、成長性ファクターが大幅マイナス、同時に割安性ファクター、株主還元性ファクターもマイナスとなっており、グロース・バリュー・クオリティ問わず、これまで上昇傾向にあった銘柄群が売られたことが騰落率ファクターの大幅マイナスから見て取れます。
このように市場からの資金流出が鮮明となるなか、先週はウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略は全てTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、質の高いクオリティ銘柄に投資していますが、市場からの資金流失が鮮明となる局面では逆に売却対象となる傾向にあります。しかし、資金流入局面では真っ先に資金が向かう傾向もあり、今は質の高いクオリティ銘柄を割安に仕込む好機ではないでしょうか。
周りを見渡せばリスク要因が山積していますが、長期投資においてはこの様な時期は避けて通れません。しかし、嵐が過ぎるまでリスクを抑えておきたいと思われる方は、ヘッジ機能の利用をご検討してみてはいかがでしょうか。ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)は、市場の変動による資産額の変動を抑えることができます。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。