Wealth Wingの8月の運用成績を報告!
各指標の騰落率
TOPIX:1,960.70(+59.62) 2ヶ月ぶり反発
日経平均株価:28,089.54円(+805.95円) 3ヶ月ぶり反発
マザーズ:1,135.41(+20.78) 2ヶ月ぶり反発
市況概要
8月の相場は米国の金融緩和縮小が焦点となり、月半ばまでは不安定でしたが、後半にかけては堅調に推移しました。市場の関心は8月27日に開催された米国の経済シンポジウム「ジャクソンホール」でのパウエルFRB議長の講演でした。そこで年内の量的緩和縮小は適切と発言したものの、利上げに関しては慎重な姿勢を見せたことで市場は安心感から上昇基調に。8月30日にはハイテク銘柄を中心に構成される米国のナスダック指数に加え、代表的な世界株指数「MSCI全世界株指数」も最高値を記録しました。
日本市場も世界の株式市場と連動し、8月20日までは軟調な場面もありましたが、月末にかけてはリバウンドの動きもあり、反発となりました。日本国内では、デルタ株蔓延により新型コロナウイルスの感染者が全国規模で拡大し、2万5,000人を超える水準まで増加する場面もあり、国内の先行き景気には不安が残ります。そのような中で、日経平均株価は8月20日に一時27,000円を割り、底割れの不安もありましたが月末にかけては持ち直し、8月31日には28,000円台を回復しています。結果として、日経平均は3.0%の上昇、TOPIXは3.1%の上昇となりました。
8月のWealth Wingの成績
8月は「低リスク高企業価値ポートフォリオ」がトップの成績でした。税引後配当込みのTOPIXは3.17%上昇だった中で6.69%の上昇で、TOPIXを3.52%アウトパフォームしました。全戦略の前月比のリターンの平均は4.94%でTOPIXを1.78%アウトパフォーム。全8つの戦略のうち、7つの戦略がTOPIXを上回りました!
8月の相場は上下に振れながら、月末にかけては上昇していく展開でした。そのような中で、景気敏感株を中心に引き続き上値を追っていく銘柄が目立ちました。不確実性が高い中で特に価格変動性が小さい銘柄群や財務健全性が高い銘柄群は堅調であり、αリターンの蓄積に寄与しました。また、月半ばまでの下落期でも下落が抑えられた戦略が強みを発揮しました。
低リスク高企業価値ポートフォリオとは
最適な景気タイミング:不況期
<特色>
成長性・財務健全性・キャッシュフローなどの指標がバランス良く高く、かつ価格変動の低い特徴を持つ低リスクでハイクオリティな企業を中心に構成されるポートフォリオです。不況期では、常に市場からの評価の高い企業の中でも価格変動が低い企業が下落への耐性が強い傾向にあるため、市場平均以上のリターンが期待されます。
戦略について詳しく知りたい方はこちら
https://note.com/wealthwing/n/n69b3b141e22c
設定来のパフォーマンスもチェック!
12月1日以降の累積のパフォーマンスも振り返ります。
設定来では「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」がトップの成績で36.77%上昇し、税引後配当込みのTOPIXを23.45%アウトパフォームしています。全戦略のリターンの平均は29.95%でTOPIXを16.63%と大幅にアウトパフォーム。全8つの戦略のうち、すべての戦略がTOPIXを上回っており、引き続きTOPIXをベンチマークとしたアクティブファンドの特徴が現れています。
8月は特に月半ばまでは下落基調であり、ヘッジ機能による資産の下落の回避が特に効果的でした。値動きが不安定で急落急騰をしている際に適切なタイミングでヘッジ機能のオンオフをするのはなかなか難しいですが、先行きが不透明な場面では、例えばヘッジ機能を常時設定しつつ、ヘッジ比率を変える手法が有効かもしれません。下落を抑えることに加え、安心して運用を続けられる精神的な効果も考えられます。
実際に本年2月中旬以降の値動きを見ると、8月に入りWealth Wingの戦略が乱高下となる中で、80~100%のヘッジ大を付けたケースでは、大きく利益を積み上げていることがわかります。このように、ヘッジ機能はじりじりと上値を切り下げる相場でポートフォリオの下落を抑えながらαリターンを積み重ねる効果があり、精神的にも下落の不安を取り除く、有効な運用手法であると言えるのではないでしょうか。
まとめ
8月は月半ばまで下落基調が続き、特に大型株が中心の日経平均は27,000円台を割れる場面もありました。Wealth WingがベンチマークとするTOPIXは日経平均に比べると堅調でありましたが、値動きは不安定でした。9月以降は、新型コロナの感染拡大による先行きの経済動向の不安に加え、衆議院総選挙を控えた政治動向も重なり、引き続き不安定な値動きとなるかもしれません。
一方で、不透明な相場が続くなか、Wealth Wingをご利用頂いているお客様の利益口座比率は8月31日時点で97%を維持しています。
高い利益口座比率の理由は、個別銘柄運用によって市場平均を上回るアクティブリターンが少しづづ積み上がり、市場平均よりもポートフォリオの下落幅が小さくなっているからです。そのため、一度上昇相場に転じると市場平均よりも早く利益が出やすい状態になっています。ここが市場平均型ETFにはない、厳選された個別銘柄へ投資するアクティブ運用の魅力です!
今月はどのような値動きとなるでしょうか!?9月の結果もお楽しみに!
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。