目次
各指標の週間騰落率市況概況週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?週間パフォーマンスの背景

先週の運用実績を解説(2021年 11/8~11/12)

Wealth Wing(ウェルスウイング) の週間リターン

各指標の週間騰落率

日経平均: -0.01 %
TOPIX  : -0.04 %
ダウ平均: -0.63 %
S&P 500 : -0.31 %

市況概況

先週発表された米国の10月消費者物価指数は31年ぶりの高水準となり、公開されたFOMC声明文でもインフレ長期化の可能性が高まっているとのニュアンスに変わってきています。これを受けバイデン政権は様々なインフレ抑制対策に動いていますが、どれも即効性に欠けており、しばらくはインフレ懸念に振り回される展開となりそうです。また、いよいよテーパリングが実施されることもあり、インフレ動向次第では金利上昇が早まる可能性もあるとの見方があるようです。

一方、中国は六中全会が終了し、習近平氏の異例の3期目入りが確実視されています。また発表された10月新車販売台数は6ヶ月連続で前年を下回る状況となり中国の景気減速が続いていますが、徐々に回復の兆しも見え始めているようです。

この様な外部環境のなか、日本では決算発表がピークを迎え、好業績銘柄への個別物色が続きました。11月の日本市場は過去の動きを参考にすると非常に上昇しやすい月となっており、月末にかけてはさらに上昇すると期待する声も聞かれます。好調な決算を発表した企業が多く、世界の市場と比較しても割安な日本市場が見直されることを期待したいところです。

週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で1.85%、対TOPIX比では1.89%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!

好調な決算を発表した、ケイアイスター不動産(3465)、クロス・マーケティンググループ(3675)等がパフォーマンスに寄与しました。

table1

fig1

Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.09%、対TOPIX比で-0.05%となっています。

週間パフォーマンスの背景

業績発表が本格化するなか、バリュー株の軟調が目立っています。ファクター動向を見ても、割安性ファクター、株主還元性ファクターが大きくマイナスとなり、今週も割安株が特に軟調であったことが見て取れます。決算発表がピークを迎えているため、どうしても派手な業績成長や収益改善に目が向くため、割安銘柄はさらに置き去りにされている状況です。

fig1

一方、ウェルスウイング(Wealth Wing)で運用中の銘柄のほとんどで決算発表が済み、その9割以上が業績を上方修正、同時に増配や自社株買いも発表する企業が相次ぎました。今回も利益修正サプライズファクターが好業績を発表した銘柄を選び出しています。その一例ですが、東京精密(7729)、ソフトクリエ(3371)、ケイアイスター不動産(3465)、クロス・マーケティンググループ(3675)、ダブルスタンダード(3925)等が好決算を発表し株価も大幅に上昇しています。

今週以降は、好調な決算を発表する企業も相次いだ日本市場全体への見直し買いも期待されています。

ウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」の中小型株をグロース・バリューとバランスよく分散投資しています。市場全体の底上げとなれば、置き去りにされている割安かつ好業績な銘柄への見直し買いも期待できるのではないでしょうか。

東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮した「高収益・高成長」銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。さらに、これらを高度に分散して投資することは「ノウハウ・コスト・時間」が必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術だと思います。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」と考えている方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?

スマートプラス 投資運用部

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※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。
 
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