先週の運用状況を解説(2021年 8/16~8/20)
各指標の週間騰落率
日経平均: -3.45% TOPIX : -3.87%
市況概要
決算発表で業績上方修正が相次いだ先々週とは打って変わり、先週は好業績銘柄への強烈な売りが継続しました。きっかけは、トヨタ自動車が9月の世界生産を計画比で4割減らすと発表したことによる、トヨタショックです。
理由は、新型コロナウイルス感染拡大によるサプライチェーンの混乱や半導体不足であり、裾野の広い自動車産業の業績に与える影響は甚大なものになるとの懸念から、特にこれまで好業績を発表していた銘柄への売り圧力が高まりました。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウエルスウイング(Wealth Wing)で最も週間成績が良かった戦略は、 「財務健全高収益高成長ポートフォリオ」でした。 週間で-4.42%、対TOPIX比では-0.55%と指数をアウトパフォームならず。
Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスでも、週間で-5.73%、対TOPIX比で-1.86%となっています。
週間パフォーマンスの背景
ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用コンセプトは、「高収益・高成長」銘柄を基軸に、その中で勢いのあるグロース株と企業価値から見て割安なバリュー株をバランス良く保有することです。しかし、先週はトヨタショックにより、好業績銘柄が狙い撃ちされる形となったため、稀に見る大幅な下落となりました。短期間でこれほど景況感に対するセンチメントが変化することは極めて稀であり、コロナ感染者拡大のスピードの速さに起因するものだと感じます。
確かに現在の市況環境は、コロナ感染拡大、サプライチェーンの混乱、半導体不足、中国リスク、金融緩和から引き締めへの移行、不透明な政局、と極めて厳しい状況ですが、日本企業の業績は底堅いものがあり、世界の市場と比較すると非常に割安な状態となっています。今後、一つ一つのリスク要因がクリアになっていけば、割安な日本株へ資金は向かいやすくなると考えております。
また、ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用モデルには、株主還元性(配当利回りや自社株買い)ファクターが組み込まれており、「高収益・高成長」かつ高配当利回りの銘柄も多く保有しています。市場に冷静さが戻れば、割安な「高収益・高成長」銘柄への上昇期待も高まると考えています。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、割安な「高収益・高成長」銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」と考えている方は、お任せでアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。