目次
各指標の月間騰落率7月の市況概況月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?月間パフォーマンスの背景運用開始からのパフォーマンス推移運用開始からの利益口座比率の推移

2023年7月の運用実績をご報告!!

Wealth Wing(ウェルスウイング) の月間実績

各指標の月間騰落率

日経平均: -0.05%
TOPIX  : +1.48%(配当込み) +1.49 %

ダウ平均: +3.35 %
S&P 500 : +3.11 %
NASDAQ : +4.05 %

7月の市況概況

 米国では、月初に6月のFOMC議事要旨が公開され、利上げ停止を巡りメンバー内で意見が分かれていたことが明らかになり、「利上げ見送りは、スピード調整のための一時的措置」であったことを再認識させられるなか、6月のADP雇用報告が発表され、依然として強い雇用情勢であることも判明、次回FOMCでの利上げ観測が浮上し下落から始まりました(⤵)。翌週、6月期待インフレ率中央値及び6月消費者物価指数が共に約2年ぶりの低水準となる一方、発表された各種景気指標は予想を上回る結果となり、インフレ沈静化に加えリセッション懸念も和らぎ上昇(⤴)。翌週、決算発表が始まり大手銀行は高金利を背景に総じて好調となり、地方銀行もSVB破綻以降は悪化していないことが確認される一方、指標からは雇用の堅調も確認され、次回FOMCでの利上げ観測が再浮上、NYダウは上昇するもNASDAQは下落(→)。月末には、7月のFOMCが開催され、政策金利を5.25%~5.50%とし+0.25ポイントの引き上げを決定、声明文は前回会合の表現をほぼ踏襲する形となるも、ソフトランディングについては自信を深めている内容となり上昇で月末をむかえました(⤴)。

 中国では、国内投資が様子見状態となるなか、6月のサービス部門PMIが5カ月ぶりの低水準となり、製造業と比較して堅調であったサービス部門にも景気減速の影響が出始めました。さらに、6月の消費者物価指数が前年比横ばいとなりデフレ懸念も台頭、足元の景気後退が鮮明となるなか「国内需要喚起策」の実施へ動き出しました。

 この様な外部環境のなか、日本では月初に日経平均が1990年3月以来およそ33年ぶりに高値を更新、しかし達成感に加え月末にはFOMC及び日銀・金融政策決定会合の開催を控えるため、利益確定売りに押される形となりました。月半ばには、売られ過ぎた大型株に買戻しが入り、また中小型株へも物色が広がるなど底堅い動きとなりました。月末には、日銀・金融政策決定会合が開催され、イールドカーブコントロール(YCC)の修正が賛成多数で決定、これを受け日経平均は一時853円も下落しました。しかし、今回の修正は正常化への動きではないとの見方もあり、後場に入り下落幅は急速に縮小、引け後に行われた植田総裁の会見でも「これ(今回のYCC修正)は政策の正常化へ歩み出すという動きではなく、YCCの持続性を高めるという動きであるということは、繰り返し申し上げてきたとおりだ」と述べ、緩和政策の継続を強調しました。これを受け、翌日のTOPIXは1990年7月以来の高値を更新するなど、市場は大幅高で月末をむかえました。

月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?

 この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
月間で+3.55%、対TOPIX比では+2.06%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!! 運用実績トップ3

運用実績トップのグラフ

この戦略の運用開始からの月次パフォーマンス推移は、 運用実績トップのグラフ2 ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で+1.75%、対TOPIX比で+0.26%となっています。

月間パフォーマンスの背景

 7月は、バリュー株が堅調となる一方、グロース株が軟調となりました。

 ファクターの推移を見ても、割安性ファクター・株主還元性ファクターが大きくプラス、収益性ファクター・成長性ファクターがマイナスとなり、YCC修正により長期金利が急上昇するなか、金利上昇に強いバリュー株へ資金が向かったことが見て取れます。

月間ファクターリターン

下図は7月に特徴的な動きをしたファクターの推移です。
非常に明確な「バリュー優位・グロース劣後」の二極化が起きました。

ティピカルなファクター

次は過去1年間のグロース系及びバリュー系ファクターの推移です。

ティピカルなファクター

 PBR1倍割れ企業の資本効率改善期待や株主還元に積極的な企業を高評価する動きにより、昨年末からバリュー系ファクターの堅調が続いていましたが、7月はこの動きが加速する形となりました。

 ここまで明確な二極化となるのは、2021年11月~2022年2月の間に起きて以来となっており、 この時期はFRBが「緩和政策から引き締め政策へ大きく転換」しようとした時期と重なります。

ティピカルなファクター

 今回のYCC修正がこれに近い動きとなるなら、「バリュー優位・グロース劣後」の二極化相場が暫く続く可能性も視野に入れておく必要がありそうです。

その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、4戦略がTOPIXをアウトパフォームする結果となりました。月間でTOPIXが+1.49%(配当込み)となるなか、全戦略の平均リターンは+1.75%(配当込み)となり、7月も6月に続き市場平均を上回ることができました。

4戦略が市場平均をアウトパフォームした要因は、
決算発表が徐々に始まるなか「業績の上方修正が素直に評価」された銘柄を多く保有していたことに加え、バリュー要素である「割安・高配当」特性が7月も強い動きを見せたことです。

4戦略が市場平均をアンダーパフォームしてしまった要因は、
「逆に業績の上方修正がネガティブに評価」された銘柄を多く保有していたことに加え、グロース要素である「高収益・高成長」特性が7月は足を引っ張ったことです。

 決算発表時期は、ボラティリティ(価格変動)が大きくなる傾向があり、保有している銘柄の違いによって戦略間のパフォーマンスに大きな差が出る場合があります。正に、7月はその傾向通りとなってしまいました。

 下図レーダーチャートは、アプリで確認できるウェルスウイング(Wealth Wing)のポートフォリオ特性です。※特性は戦略毎に若干異なり、例図は今月のトップ戦略のポートフォリオ特性です。 リスク特性

 ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性をブレずに維持する運用を行っています。

 そのため、グラフが示す様に、「収益性ファクター・成長性ファクター」及び「割安性ファクター・株主還元性ファクター」が市場平均より大きく露出するポートフォリオ特性となっています。※財務健全性は投資対象をプライム市場に絞っていることで担保されていると考えているため、プライム市場の平均値よりマイナスとなる場合もあります

 7月は、6月に続きバリュー要素である「割安・高配当」特性に強い動きが見られた一方、グロース要素である「高収益・高成長」特性は弱い動きとなり、双方が打ち消し合ってしまいました。

 これに決算発表による大きな価格変動の影響が加わり、結果として7月は全戦略がプラスとなるも、戦略間のパフォーマンスに大きな差が出る形となってしまいました。

 しかし、決算発表時の動きは極端な動きとなる場合が多く、ファンダメンタルズは時間と共に株価に織り込まれて行くため冷静に対応する必要があります。

 大きな価格変動により投げ売りをさせられないためにも、精緻にリスク分散されたポートフォリオで運用することは非常に有効な手段と言えるのではないでしょうか。

 また、バリュー・グロースに対する物色傾向は金利動向に大きく左右されますが、中央銀行の金融政策を予測することは困難であり、バリュー・グロースどちらに投資すべきかは悩みの種の一つだと思います。

 しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)は、バリュー・グロースに偏らない、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用を常時行っているため、バリュー・グロースどちらに投資するべきかを悩む必要はなく、両者の優位な点を合わせ持つポートフォリオをご提供しております。

 ウェルスウイング(Wealth Wing)は、予測が難しい外部要因からのリスクを極力抑え、「高収益・高成長・業績上方修正・高配当・割安」といった、個別企業が持つ優位性にフォーカスした「勝率の高い投資を自動で継続」する資産運用サービスです。

「感情に左右されやすい人間」には難しい「一貫した運用」を、テクノロジーを駆使し行っています。

 日々変化する株価や企業業績を考慮し、リスク・リターンを最適化しながら、勝率の高いポートフォリオ特性を維持し続ける運用。

 この様な運用は、個人にはほぼ実現できない高度なデータサイエンスとポートフォリオマネジメント技術が必要となりますが、

ウェルスウイング(Wealth Wing)なら

「丸っとお任せ見ているだけ」

で高度な運用を手にすることが可能です。

運用開始からのパフォーマンス推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年7月末までの運用実績です。

戦略一覧 月次パフォーマンスグラフ 戦略実績一覧 ※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、運用手数料は含まれていますが、税金・売買コスト等は含まれておりません
※運用手数料:年0.99%(税込)、情報利用料:月330円(税込)
※実際にお客様へご提供した、モデルポートフォリオをもとに算出しています

※お詫び
以前に掲載いたしました全期間累積リターンの数値に誤りがあり、これを上記表の数値に修正いたしました。大変申し訳ございませんでした。(2023年9月11日修正)

(誤表記)

運用開始からの利益口座比率の推移

ウェルスウイング(Wealth Wing)の2020年11月末(サービス開始)から2023年7月末までの利益口座比率の推移です。

利益口座比率 ※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。

7月末時点の利益口座比率:98.9%(前月比 +1.1%)

 始めたばかりの方も含め、約99%まで利益口座比率が回復してきました。

 下図は、現在当サービスをご利用されているお客様の「運用利回りと運用日数」の関係を示したグラフです。

運用日数が長いお客様ほど運用利回りが高くなっていることが見て取れます。

利益口座比率 ※運用利回り=(コストを含む実現損益÷投資元本)で算出。投資元本=(直近の運用資産総額-コストを含む実現損益)
※途中の入出金は考慮せず。そのため、大きな±利回りは外れ値とし、上下10データポイントを除外
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。

 市況環境やご入金のタイミングにより、運用間もないお客様は一時的にマイナスとなる場合も多々あります。しかし、グラフが示す通り、長期で運用をおこなうことで、多くのユーザー様が高い利回りを実現しております。

少なくとも1年程度は運用を継続して頂き、資産形成に役立つかをご判断頂ければ幸いです。

適宜情報を開示しておりますので、こちらもご参考ください。
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。

 さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。

 この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。

 また、お客様自身が投資先企業の株主となるため株主優待がもらえる場合もあります。そして、これらの運用内容は全てリアルタイムで確認することができる

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となっています。

さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。

スマートプラス 投資運用部

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※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。  

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